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徒然なる香夜の恋文
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13 :
跡部景吾
2009/04/12 23:38
忍足が忙しい時間の合間を縫って作ってくれた時間に、二人で花見に行ってきた。
もう散って見れないだろうと思っていたソメイヨシノが、思いがけず満開の光景を見つけては二人感嘆の溜息を吐いて
広い公園と暖かな春の日差しの中、短い時間だったとは言え…世間並みに遅い花見を堪能出来た日。
夕飯前に帰宅した部屋、前日の件と日々の疲れにベッドで横になる彼奴の腹の上に頭を乗せて転がる。
毛布ごと頭を抱き寄せて来る彼奴の腕の中で、二人して贅沢に僅かな夕寝と洒落込めば、
安堵したように直ぐに寝息立てる忍足に腕を廻して温もりの中、僅かな夢。
今日は御前もゆっくり眠れたら善いと心から。
久方ぶりの楽しい時間、有り難うな忍足(ちゅ)
明日からまた、忙しい日々。
>お互い頑張ろうぜ。
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