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絶対黄金宣言
 ┗126

126 :大石秀一郎
2010/02/06 12:00

昨日は英二とダブルスの大会に出場してきた。
この大会はダブルスの全国区ペアのみが出られるとあって、会場の雰囲気がいつもよりピリピリとしていた気がする。
…ビビってなんかないぞ、俺は。


受付を済ませ、トーナメント表をもらう。
一回戦の相手は牧ノ藤、久下・篠倉ペア。牧ノ藤って確か全国大会で不動峰とあたったんだよな…とか思いながらコートへ向かう俺の耳に届くのは「黄金ペア」と囁く声。
名声が広まるのはいいけど…こういう時はプレッシャーだよな…。
と、そんなことを思いながらコートへ。
どれだけ緊張しようと不安要素があろうと、英二がいるだけで本当に心強い。
英二のサーブから試合が始まった。
さすが全国区とあって、相手は強い。
俺たちが久しぶりのダブルスだっていうこともあるけど…最初は上手く英二とのコンビネーションがいかなくて、最初の1ゲームは先取したものの後の2ゲームを連取されてしまう。
オーストラリアンフォーメーションも失敗して、意気消沈しそうになるのを奮い立たせ英二に声をかけたんだ。俺もミスをしたりと申し訳ない気持ちがあったけど、今は試合中だ。
マイナスの意識は敗北へと繋がる。
それにこれはダブルスなんだ。どっちかが欠けてもいけない。
まだ大丈夫、挽回できる。
そう、自分と英二に言い聞かせて弱くなりそうな気持ちを持ち上げて。
試合に集中する。
俺たちを応援してくれる人たちのためにも、負けられない!


そこからは俺たちのペースだった。
俺のライジングでのレシーブで相手の出鼻を挫いたり、アイコンタクトもなくお互いのフォローに回り相手のミスを誘うような試合運びをしたり…
何も言わなくても伝わるような感覚で。
あの時間は本当にあっという間だった。
どんどん俺たちのポイントが決まっていって、そのたびに英二との距離も縮まるような感覚がして、英二がどう動くのかが、自然と読めていた。
……すごく、すごく気持ちいい試合だった。











結果は6-2


俺たちの勝利!!
あれから1ゲームも与えることなく俺たちは勝利。
最初の苦戦があっただけに勝てたことが本当に嬉しくて、そして…試合の間の高揚感が堪らなくて、もう言葉にならなかった。
こうして日記に記している今も、あの高揚感に気持ちがふわふわとしてくるんだ。
英二との一体感。
あれがダブルスの本当の魅力なんだよな…。

…試合のことで反省点は多々あるけれど、今は純粋に嬉しい。


よし、もっともっと英二の足を引っ張らないようなテニスをしないとな!
英二に負けず特訓だ!









来週の試合も頑張ろうな、英二!!

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