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絶対黄金宣言
 ┗53

53 :大石秀一郎
2009/11/05 09:29


昨日読んだ本の内容があまりにも切なくて、泣いてしまった。
それはもうボロボロと。


だからちょっと書いてみる。


・・・・

主人公は女。

少女は女郎として売られた子だった。
美しい彼女に、一人の青年が恋をした。
青年は少女には手を触れることなく、ただ静かな時間を過ごす、それだけで極楽だと言った。
だけど少女は、そんな青年に物足りなさを感じていた。
青年の持つ金や自分の欲望だけを欲しがり、少女は青年を裏切り別の男と駆け落ちをした。
少女はその男が自分の望みを叶えてくれると信じていたけど…結局彼の博打での借金によって破滅への道を辿る。
子供を亡くし、右目を潰され、数多の苦労の先に彼女が辿り着いたのは…幼い頃の恋心だった。
青年に抱いた淡い恋心。
彼の言葉を受け止められなかった自分を悔い、会いに行った。
彼は寺に入り僧になっていた。
そして、あの頃以上に優しく彼女を包み込む言葉をかけた。
それがまた、後悔を呼んだ。
けれど彼女は素直にはなれなくて、また彼を突っぱねた。思い出よ、と笑いながら、彼を笑った。

それから更に数十年。
彼女は彼がもう長くないと知り、最後くらいは素直になろう。
と山へ向かった。




彼女と男。
幼い故に間違えてしまった恋の結末。


……本当に大事なモノは、早く気付いて手放さないようにしなくちゃいけない。
改めて俺はそう思った。





あ、ただの読書感想文みたいになっちゃったな(あわあわ)
だけど、無くしてから気付いて後悔するなんてしたくない。
今俺の手元にある大事なもの全て、手放すことがないように、大事に大事にしよう。

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