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智慧者猫のエトワール
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91 :
越前リョーマ
2010/08/09 01:03
>しろかねの照りつける陽と、反射して輝く水。
いいなあプール…俺も泳ぎたい。
通りかかって楽しそうな子供の声が聞こえて、余計に強くそう思った。
通り抜ける風は気持ちいいのに、太陽の光はこれでもかってくらい、熱かったから。
暑かった。
>褪めて灼熱の、花壇の奥の噴水。
流されてきた雲が空を覆う、雲の影がコートを覆う。
見上げて太陽の輪郭が見えた。
…曇り空でも、晴れの日の60%の紫外線が降ってくるって。雲で40%カット。
40%、このボールの数、減らしてもらえなかったんだろか。
目の前に広がる籠からの反逆。
>一面に燃えて茜空の、薄闇の芝波。
いよいよ暗くなるそのときに振り返ったら、空の色が変わってってた。
握ってたラケット下ろして、覚束なくなった足元を確かめる。
通り抜ける風と、かすかに響く草の鳴る音。
蝉時雨。
浮かぶ虹の珠。
逢う魔が刻。
たのしかったよ、また試合しようよ。
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