top
┗





ふたりでできるもん侍
┗225
225 :
跡部景吾
2009/05/08 02:49
千石と出会って11ヶ月が過ぎた。
あいつと共に夏を過ごし、秋を過ごし、冬を越して
また、出会った頃と同じ暖かい風を感じる季節が巡ってきた。
あいつは俺が変わったと言うが、俺には正直よくわからねえ。
変わったと言われりゃそんな気もするし、
さりとて芯の部分はそんなに急に変わるもんでもねえだろとも思う(笑)
ただ、出会った頃の俺にはある種の恐れがあって、
自分を守りたいが為に壁を作っていたっつー部分はあったのかもしれねえ。
あいつときたら、能天気で何も考えてねえみてえな顔してやがる癖に時々恐ろしいほど聡いところがあってよ。
俺自身ですら自覚してねえ事さえ把握されてる時があるんじゃねえかと思うくらいだ…(笑)
俺は自分の気持ちを言葉にするのが苦手だから、どうやら色々と察してくれているらしく、
気遣ってくれるあいつと過ごすのはとても心地良い。
甘えているんだろうとは思うけどな(笑)
正直、今でも、もしあいつと道が分かたれたら、と思うこともある。
勿論俺は可能な限り一緒に居たいと思っちゃいるが、もしかしたらフられることもあるかもしれねえし(笑)
何かのやむない事情で、っつーことだってねえとは言えねえしな。
何か辛い事があったとき、何だか疲れちまったとき。
一人の自分を感じたとき、きっとあいつを思い出すんだろう。
あいつに依存したくねえと意地を張っていた時期より、確実に強くあいつを想うだろうな。
それは以前の俺が恐れていた通り、寂しかったり悲しかったりすることもあるんだろう。
だが、それ以上に、幸せな記憶が俺に力をくれて、
背中を押してくれるんじゃねえかと思う。
それほどまでに愛され、支えられて来たんだとしみじみ実感してる、っつーところだ。
…ちょっと悔しいが、お前の言う通りなのかもしれねえな。なあ清純(笑)
ああ、こんなこと書いてるが勿論お前にはまだまだタップリと踊ってもらうからな。
覚悟しとけよ?(笑)
[
返信][
削除][
編集]
[
Home][
設定][
Admin]