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心臓まで、致死量のキスを。
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259 :
白石蔵ノ介
2012/01/30 00:53
こないな方法しか取れなくて、堪忍、
不器用通り越してあほやて思う。
俺の姿残すもの全部消して行けばせんりは楽になれるんかな、とも思たんや、けど、
せんりの中から俺の記憶が消えてまうんは何より辛くて、
無理やった、
…こないな方法取って、今更身勝手に何言うん、て思われるやろか。
重荷になる前に、て理由は建前で、
ほんまは千里を好けば好くほど見えてくる弱い自分を曝したなくて、
自制の糸が切れてすがりそうになる自分が怖くて、
俺は逃げるんや、と思う。
お別れのキスも出来なくて、堪忍。
会うたら、決意が揺らいでまう、から。
>こいつこない面倒で最低な奴やったんや、て愛想尽かして、
…俺なんすぐ忘れてまう位の人、
見つけて欲しい。
ほな、…また。
(瞳伏せつつ首に着けたネックレスと指輪指先で外し、深呼吸した後自然と静かに頬伝った雫その侭に、外した物を自室で記した便箋と共に淡い若草色の封筒へと沈め、自らの枕の上へと置いて。眠る姿歪む視界で捉え微笑み、指先で頬伝う己の雫掬い、眠る姿から覗くこめかみへそっと唇触れさせた後、静かに部屋を後にし)
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