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七 つ 星
┗475
475 :
亜久津仁
2011/11/03 06:51
\ I L o v e 栗 /
熱中出来る物の在る奴は人生に於いて宝物を手にしたのだと、昔ババアの男から聞いた事が在る。今も尚記憶の刻まれた格言が古傷であろう奴の詞てのが癪だが、どうせ誰かの受け売りなンだ、関係無ェよ。
長年、俺と云う人間を形成して来た中で様々なモンを取捨選択して来た。見たく無ェモンを見て聞いて、知って悩んで。其れが人生、其れが成長。頭で理解してンのに立ち振る舞いは如何せん感情が先走って表裏一体の反対側をぶち撒けちまう。
詞は言霊、嗚呼、然うだと分かっても後の祭り。──しゃァ無ェよな。
そう云う生き方をして来た俺は夢中に為れるモンが極端に少無ェ、…一般的には映画に買い物、読者にスポーツ。──何れも無縁なものばかりで手当たり次第に手ェ出しては頓挫し迷走、手に入れた(つもりの、)宝物は知らぬ存ぜぬで何処かへ、と。
──恋愛も然り、散々遊び歩いてみたものの結局の所感情伴わぬ飯事に。不特定多数の恋人はもう要ら無ェ、唯一夢中に為れる奴さえ居りゃァ上等。…嗚呼、後菓子作りは宝物と呼べンのか、未だ発展途上。
絶賛味見者、募集中。
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(…栗様、栗様。)
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