31 :
丸井ブン太
2009/06/02 02:11
>>30寒いあの夜も、千石は俺に手を差し伸べてくれたな。檻を壊すのは案外簡単で、裸足で逃げ出したはずなのに声が聞こえて足が竦んだ。
俺は多分、おかえりって言って欲しかったんだ。
あわよくば此処で、千石に。
同じ時間を過ごした回数はそんな多い訳じゃない、でも何処かでお前が支えになってて真っ暗闇の中でも絶望の底辺に落ちなかった。
今日、久しぶりに夜の空を見上げたらぽつりぽつりだけど星が見えた。
千石の言った通り、どんな時でも存在してるんだなァ…
俺はね、今ヒトリになりたくないんだと思う。
独り占めしたいとか俺だけ見て欲しいとか、そういう感情何処かに去っちゃった。もう諦めたのかな、
#ありがとう、不覚にも泣けた#やっぱりあったけェよ、千石は……ただいま、千石。
30 :
千石清純
2009/06/01 04:43
>>29おっと、子羊さん発見。
お悩みの様なので、お兄サンが少し手差し伸べてあげようかな。
キミが見えないと云った全ての物は、今も変わらずキミの頭上にあるよ。
此の地球(ホシ)に立っている限り、空は直ぐ傍にある。
目で見えるものばかりが全てじゃないんだよ。
太陽が雲で隠れて見えなくても、ちゃんと其処に存在してる事は事実。
キミが居る場所が暗い迷路だとしても、道だとしても、空間でも…
必ず光の届く場所は何処かにあるはずなんだ。
其れを見つけることが出来るか、出来ないか…今のキミは見付けてないんだろうね。
ねェ、教えてくれるかい?
丸井クンは何を望むのか、今一番どうしたいのか。
彼の傍に居るのに拭えない孤独は何故なのか…、
その理由はキミが一番知っているんじゃないのかい。
同じ日々が迫ってきても其れを変える力が俺等にはあるんだ。
考えや気持ち一つ、些細な変化で時は変わり行くものだからね。
それに、何時からキミは独りになったんだい?
キミには気楽に帰れる場所がある。
ほら、顔上げてみてようか。
「おかえり」
キミに掛ける言葉として一番は此れかもしれないね。
何処にも居場所が無い人を独りだって云うんだと思う。
でも、キミには居場所があるでしょ。
ね、独りなんかじゃないんだよ。
#キミの事忘れた日なんか無かったんだよ。#こんな男が居ることを頭の片隅に置いておいて欲しい。