夜のひそひそ話
夜に恋人と通話を繋げながら散歩をするのが最近の楽しみになっていますが、今日は恋人の不在に加えて雨天なので引きこもってゲームの日とします。四季凪は歩きながらでも死ぬほど喋るので何故か私の息が勝手に上がっていたりしますが、体力が無いわけではない。いやごめん無いわ。
話しながら歩いていると、普段は見ないようなところに目がいってついつい口を開いてしまう。明るいうちは気付かなかったけどこんなところに居酒屋あるわ、とか。この店潰れたのかと思ったらリニューアルしてるわ、とか。その傍ら、恋人が犬に吠え立てられていたり。
かわいそう。別に一人でいるときは話題探しなんてしなくていいんだから、ここまで周りに目を向けることもないんだろうな。いうても何か面白い話しなきゃ!みたいな使命感でなく、シンプルに見ているものを共有したい。先生あのね、くらいなもんですよ。どうでもいいような発見もなんとなく思い出した話も拾って頷いてくれるから、居心地が良い。
お前が大人しい分、私が3倍喋るからな。我々の生活はそうやって回っています。