僕って気になったことを直ぐに尋ねてしまうっていう癖があって、興味があることとか、もっと聞きたいなって思うことがあると相手が誰であろうと「それについてもっと教えて」とか「え?どういうこと?」って聞いちゃうんだよね。でもこれがどうやら一定数嫌な人がいるらしくて、「そこまで考えてない!」って怒られたりすることもあるんですけど。だからか、聞いた事にたとえ適当でもポンっと返事をしてくれる人と話す時って本当に気持ちいいんですよね。本気なのか適当なのかって正直追求しようがないし、その場限りだったとしても僕の質問に答えてくれるって言うのは気分がいいもんだし。人の話を聞くって言うのがまた僕は好きなんですよね。自分とは全く正反対な意見だったりしてもそれはそれで面白くない?僕の思考を広げてくれるいい機会だななんて思ったりするしね。でも時々は僕もこの知りたがりの性格を反省して、ウザめの面接官みたいだなと振り返ったりするんだけど。そしたら社長が「剣持さんって、生きづらそうなところありますよね」とか言ってきたんで流石にキレときました。うるせ〜〜、人に生きづらそうとか言うんじゃないよ本当に!いい大人が!いい加減にしろ!社長だって大概生きづらそうじゃん!!とここで暴れときます、僕は優しいので、はい。
その人が自分にしか見せてくれない一面とか、特別感みたいなものに弱い。一見自分に興味なさそうな人が、僕にだけ見せてくれてるなぁってわかった時、何とも言えない独占欲みたいなのがくすぐられちゃうっていうか?単純だと自分でも思うし、簡単な奴だっていう自覚は勿論あるんだけど、だからって直せるわけないしね~。という開き直り。むず痒くて具体的なことは言えないんだけど、それはまた今度ってことで!
ああ、この話を知ってるのって、世界中で僕と雲雀だけなんだなぁっていう優越感。お前がどう感じているかは別として、僕としてはこの事実だけで何もかも満たされちゃうくらいには幸せを感じちゃうわけ、柄にも無いけど。
雲雀にそんなこと言ったら笑われそうだけど、そういう些細な事でお前はいつも僕を幸せにしてくれてんだよ。……なんてわざわざ言わんけどさぁ。
当たり前じゃないけど、当たり前のようにそこに居て、当たり前のように僕のことを見てくれている。縛ろうともしなければ、僕も雲雀を縛らない。心地好い微温湯に、この長期間浸からせてくれていることが、僕の人生最大の甘えで、最大の罪なのかも、なんてな。
出会って2年かぁ。あっという間だったって言われたけど、それは間違いないけどさぁ。それなりに色々なことあったじゃん!?忘れたの!?忘れてんだろうなぁ…。
悩んだり、いっぱいいっぱいになったり、僕の気持ちを押し付けたり。それで沢山悩ませたり。全部を貰えるわけもなくて、全部をあげられるわけもないって2年経って漸く理解するだけじゃなくて、自分の中に落とし込めたような気がするな。
べったり一緒にいて、二人で一人みたいな関係がずっと好きだったのに、この2年で考え方まで作り変えられた気持ちだよ、ホント。っていうか、変わらないと2年一緒にいることはできなかったかもね~。とか僕が言っても「え?そうか?何が?」とか言ってきそうなところが憎いけど!お前はそういう奴!何度手を離そうと思ったかはわからないし、離れた方が絶対お互い楽だろうとか。そういうことはいつも頭の片隅にあるけど。もうお前がいなかった生活がどんな生活だったか思い出せねぇよ。やられた!って感じ、ガチで。
今後とも程よい距離感で、お互いが苦しくないペースで。目の届く範囲にいてくれたらいいなと。いてもらえるように程々に頑張っていこうかね、後悔だけはしたくないから。
でもとりあえず僕の前で後輩の配信見てメロメロになるのやめれそ!?
割り切ってくれてる人ってのは良い。接してて楽だなぁって思う。お互い割り切ってるから変な期待もないし、伴って落胆もない。甘えてるって思われても良いからぬるま湯に浸かってたいよ、僕は。浸からせて貰える内はね。始まったら終わってしまうという気持ちがどーーしても抜けないから。好きとか嫌いとか一旦置いとこ?お互い楽なところ居よ?ね?…ってそんなん自己中過ぎるってわかってんだよ!
だから僕は"恋愛感情とか度外視してくれ"って先手打ってくれて嬉しかったよ、雲雀。
友達になりかけている知人みたいな距離感って難しいな、と。僕は純度100%の友情で彼のことを見ていたし、発展なんて考えてもなく彼と話をしていた。話せばまあ普通に楽しいし、数少ない友人に彼の名前が加わったくらいの事だったんだ。でもある日、素面の未成年に絡んできた彼は僕に友情以上の興味を持っていると暴露してくれた。酒に任せてんじゃねぇよ!素面の時にせめて言え!大人ってどんどんそうやってせこくなって行くんかよ!…ゴホンッ、まぁそれは置いておこう。
返答に困ったなぁ。僕は友人として彼と今後も付き合っていく気満々だったし。ここでその気がないとはっきり告げたら彼は僕の前から消えるんだろうか、とか。でもそんなことよりも、友情が育まれていたと思っていたのが僕だけの独り善がりであるっていう事実に何となく打ちのめされちゃったんだよなぁ!その時の僕は!彼が僕に優しく声をかけたり色々な事を聞いてくれたり、誘ってくれたことも。それって僕とあわよくば発展したいという気持ちで掛けられていた言葉だったんだろうか。だとしたらそれを純粋に友情として受け取っていた僕って滑稽では?と言うか結構残酷では?嬉しいなぁなんて思って誘いに乗ってた僕は、貴方の目にどんな風に写ってたんですかねぇ。変に期待させていたら申し訳ない。けど…こうして僕は友達を失っていくのか?愛とか恋とか絡むとろくな事にならない!本当にならない!
因みに僕は自他ともに認める恋愛体質だけれども。それでも時々愛だの恋だのが憎くて仕方ないね。全てを簡単に変えて、全てを簡単に奪っていく。綺麗で儚くて汚くて、この世から絶対に無くならないから上手く付き合っていかなければならないけれども、煩わしくて仕方の無いもの。
も〜〜〜面倒くせぇ!!
不破さんから来るおはようといってらっしゃい、ただいまとおやすみ。必ず有る挨拶がロケやら収録やら曲作りに良い意味で影響している実感を持った日だった。僕も不破さんに、優しい心を届けられてたらいいのに。お願いだから僕のモノにならないでね。
回んない頭の時のほうが本能的な触れ合いが欲しくなんだよね、え、僕だけじゃないと信じたい。愛とか恋とかそういう感情抜きにして欲望をぶつけ合うみたいなそんな、何となく汚い夜が好きなんよな~、どうもクズです。
敬意がないとか、一人遊びのおもちゃにしたいとかじゃなく、吐き出すための行為とか。行為をするだけの関係じゃないと話せないドロドロしたものとか、人間誰しもあんじゃね?と思っちゃうタイプ。そういう似たような感情持ってる人と、奇麗なだけじゃない、本能のままの行為がすげー美しく感じてしまう、みたいな。ある種の割り切りで、ある種なくてはならない存在。互いを繋ぎ止めるのは本能だけ。愛情とか恋心はある日形を変えてしまうかもしれないけど、欲望ってなくならないから良い様に言えば不変だよね。
そう思うとやっぱり僕って、強欲で素直なのかもしれないな。なーんちゃってね。