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315.エレクトリックシティ
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クライヴ(ハレグゥ)
2010/09/13(月)18:45
病院に向かう途中、市が開かれてたんだ。色とりどりの野菜や果物がたくさん並んでいてね。その中に見付けた訳じゃないけど、ふと、この間メロンを貰った時に嬉しそうに写真を送って来てくれたっけ…なんて、思い出したよ。結局僕は君の事ばかり考えてる。流石に医師としてミスはしないけれど、(…ごめん、ちょっと嘘だ。午前に一度、問診中に君の事を考えちゃってね…結局聞き返す羽目になった。)人としては…駄目だな、やっぱり。堪え性がなさすぎる。ついでに言うなら僕のこの選択は君を不安にさせる物でしかないだろうし。本当はいつも言ってる程君の事を好いてないんじゃないか、ってね。放っておけば君からは来ないのもよく分かってるんだ。…それでも、僕達ならきっとどんなに間が空いたっていつもの調子で顔を合わせられるさ。そういう確信があるんだ。確信と言うか…ほとんど当然、地球上の物質が基本的に重力に逆らわない常識のような、自然の摂理みたいに捉えてる。……僕と君は感性が驚く程に似てるけど、きっとこの考え方は僕だけだろうね。君はいつも僕よりも遥かに繊細だ。(周りの人らはそういう印象は薄いみたいだけど。…これは、僕の特権だと思っていいのかな。)…ああ、…会いたい。君をそっとしておこうって、昨日決めたばかりなのに。依存ってやつか。次に会ったらまずは君が依存されても大丈夫なのかどうかだけ聞きたいな。……なるほど、確かに端から見れば親愛よりも恋慕に近いかもしれない。どっちだって構やしないよ。僕の中ではそのふたつはほとんどイコールだ。
(次に会ったら、)
…たまには素直に労ってみようか。愛してるよ。いつも君への挨拶代わりみたいに使ってるけど、意味は褪せてないから。
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