※color
スレ一覧
┗
333.スキマの向こうに見た世界。
┗91
91 :
八雲紫
2011/06/23(木)02:43
#一段落
……今日はようやく少し落ち着いて、新しく入った後輩もとい私の友人の働きぶりをにやにやと眺めていたけれど、ここ二日は本当に怒濤だったわ。もう、世間はまだ給料日前じゃない。稼ぎ時じゃあないと思うんだけど…世の中の流れはまだまだ未知数ねぇ。
#自己分析
…本当に、大切にしたい子に対する扱いが酷すぎるわ、我ながら。…というか、好きだって真っ直ぐに好意を示されることに慣れていないのが明白。何よりもまず照れが先行、次に漸く冗談。そして忘れた頃に一言の謝辞。
それでも愛想を尽かされないことに安心はしても胡座はかきたくないのよ、こう見えて。そりゃあ、相手をからかうのは大好きよ?自分の発言に挙動を左右される姿を見ているのは飽きないもの。…けど、それとこれとは違う。
それが虚像でも微かな事実でも、適当な愛を囁くのは慣れている。相手が求める私を演じるのは容易いし何よりも楽。そうやって演じていれば私に存在価値が与えられるんだもの、美味しくない訳がないじゃない。
なのに、それが真摯な情に変わると、途端に訳が分からなくなる。相手が求めるのは演技じゃなくて純粋な好意。…嬉しいけれど、そんなものは恐れ多い。私には身分不相応、だから確かめる代わりに…照れや素っ気なさが先行するなんて、馬鹿みたいだわ。
もっと純粋に喜びたいのに、今まで私を作ってきた過程がそれの邪魔をするからほとほと嫌になる。加減が分からない私の言葉に傷を負わないかと、口から言葉が零れた後に不安になる。つまりは全てが後手。情けないわね、全く。
そんなことに気付かされることが重なって、ちょっとだけ自己嫌悪。…いつもよりマシなのが辛うじて救いかしら。
>…照れが可愛いなんて言われても、本人には死活問題なのよ、これって。
[
返信][
削除][
編集][
コピー]
[
戻る][
設定][
Admin]