二人の傷痕､それは「証」

82 :紀田正臣
2011/02/03(木)02:46

あぁ､苛々する｡俺のモノなのに､何で君はそこを理解してないんだろうな｡よく言われるだろ､馬鹿って｡何なら俺が言ってやる､バーカ。
見るからに俺の方が想う気持ちは大きいし強い｡なのに､なに知ったげに口にしてるんだよ｡はっ､そんな事当たり前だろ?ばか､そしてバカ!
俺のモノに手を伸ばすなんてなぁ…笑えてくるぜ､いや傑作。
まぁでも､臨也さんにはそうは思わない｡だって､俺自身は臨也さんのモノだから､俺のモノは臨也さんのモノでもある｡だから別に構わないんだ､臨也さんだけは｡
そう､これは全てを含めて臨也さんだけ｡何をしても思うのは臨也さんだけ｡今だって臨也さんの事だけしか考えてない｡

今日…まぁ正確には昨日になるか｡昨日の朝､臨也さんの一日の始まりの最初は俺でありたかった｡だから電話して臨也さんを眠りから覚ましてあげようと思ったのに…見事に臨也さんのダチさんに先越されて､臨也さんの始まりの最初を取られてしまった。…もっと早くに起きれば良かった｡

久々の嫉妬にちょっと快感｡いや､変態だけど変態じゃないからな｡ちょっと言葉が厭らしかったか…｡
俺､嫉妬するのが好きなんだよ｡だから久々に嫉妬したから楽しくて…もう､この感情が愛おしい､みたいな?うん､重症ってのは自覚してるから!

ま､全ては独占欲が強いから仕方ねぇんだよ｡好きな人の始まりと終わりは俺であってほしいし､俺の始まりと終わりも好きな人であってほしい｡A型は束縛は嫌いらしいけど､俺は別に嫌いではないけどな｡
…いや､独占と束縛は違う､のか?なら俺は束縛より独占されたいぞ派だな｡俺の全てを独占されたい…その人無しじゃ､生きられない身体になって､自分の世界の中心はその人で………

…って､俺は何を話してるんだ!まぁとにかく､臨也さんが好きで好きで堪りません。
以上､紀田正臣でした｡臨也さんおやすみなさい!

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