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384.乙女とスタンガン。
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白鬼院凜々蝶(妖狐×僕SS/乱入)
2011/04/05(火)18:50
――髏々宮さんだと思ってこの日記を開いた人には申し訳無い。僕は髏々宮さんの、…ゆ、友人だ。ふん、覚えなくても構わないが?白鬼院凜々蝶ですどうぞ宜しく。
髏々宮さんと僕が出会ってから、一年半くらいは過ぎたんじゃないかと思う。…僕達の付き合いは非常に緩やかなペースだから、彼女の全てを知り尽くしているだなんて知った様な事は言えない。
だけど僕が知る限り髏々宮さんを…その、だ…大好きであるのは事実だし、この先新たな一面を目にしてもその気持ちが変わらないだろうという事に疑いの余地は無い。
髏々宮さんは明るくて一生懸命で可愛くて、それからとても真面目な人だと僕は思っている。
…いい加減に生きていける人であったなら気にも留めない色々な事に胸を痛めて、その度に自分を振り返っては反省してしまう人だから。
心の傷は、目に見えない。
これ見よがしに包帯を巻き付ける事も出来ない儘、或いは傷口に塩を塗り込まれる様な言葉を掛けられたりする事もある。
髏々宮さんはそういう時、なあなあに流す事の出来ない人なんだと…少なくとも僕は認識している。
生きていたら口さがない言葉を掛ける人も居るし、傷付く事だってあると思う。
そういう物に対して見てみぬ振りをしてしまうのは容易い事なのに、敢えて受け止めてしまう人――…それは人に言わせれば不器用と置換出来るのかも知れないけれど、もしそうであるなら僕はその彼女の不器用さも…好ましく思っているんだ。
だから…自己評価の低い髏々宮さんが壁に直面して沈み込んでしまいそうな時があったら、こう言いたい。
世界中で少なくとも僕は、髏々宮さんの味方に回ると。
君が好きになれない部分があるのなら、それも丸ごと含めて僕は髏々宮さんを好きなのだと。
――君にうまく気持ちを伝えられているか分からない。口下手な自分が恨めしいが、髏々宮さんならきっと「五臓六腑」で分かってくれると信じている。
…もう直ぐ、百頁だな。
髏々宮さんの日記を、僕はとても楽しみにしているんだ。
だから残りの頁も、どうか有りの侭の君で埋めていって欲しい。
これまで仲良くしてくれて、ありがとう。
それから…これからも、宜しくお願いします。
二〇一一年四月六日、君の晴れがましい日に。
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