※color
スレ一覧
┗
464.空があるから 雲の喜びがある
┗35
35 :
砕蜂*(BLEACH)
2011/11/10(木)13:19
冬季特有の肌に刺すような冷たさ誇る日々が続いている。
陽光さえ出ていれば未だ暖かいのだろうが生憎と空模様も芳しく無い。明日は雨が降るとのこと。更に冷え込みが厳しいものとなるだろう、互いに体調管理には気を付けて行くぞ。…と、促し促されていたがどうもここ最近気分が優れん。今年に入ってから体調を崩す事が多くなったように思える。その為、彼奴と過ごす時間が短い。此れは赦し難い事態だ、何とかせねば…。取り敢えず暖かい格好を、そして食べること。此の二つさえ熟せば良くなる筈。体調管理も任務の一つとも云えよう、怠らぬようにせねばならん。──風邪を移すような事は避けたい、しかし貴様を抱き締め眠らねば落ち着かぬ。困ったものだ。
おい、赤ん坊。彼奴に過度な無理をさせようものなら奴が“トンファー”なる物を持ち乗り込む事を忘れるなよ。
#──────────
隊首室から伺えし夜空を見上げ、何を思考するでも無く唯空を見つめる此の時間が好きだ。任務の際は雑念が入る事の無いよう常に神経を研ぎ澄ませている。気を抜くなど以ての外。それ故、終われば相応の疲れを伴い蓄積された疲労を僅かでも取り除くべく、こうして静かな時間を一人過ごす。己に今日の労わりを掛けてから床に就く。…そろそろ眠らねば、な。せめて日付けが変わる時迄は起きていたいが、平日は睡魔が襲い来るのも早い。名残惜しいが、今日も彼奴を抱き締め目を閉じるとしよう。
硝子細工の兎、受け取って貰えて何より。貴様以外に渡す奴が彼奴に居るとでも?要らぬ心配だ。…相変わらず可愛い嫉妬心だな。
[
返信][
削除][
編集][
コピー]
[
戻る][
設定][
Admin]