空があるから雲の喜びがある

47 :朽木ルキア＊（BLEACH）
2011/11/24(木)13:59

早々に任務を終わらせ、先日より探している本を求め現世へ向かい書店を見回った。古本屋から有名な本屋と様々な処を探し回ったがしかし、例の本はやはり見つからなかった。中古でさえ売っていないとは正直予想外、悔しさが募る。まったく、一件位は置いて貰っても構わぬではないか！これを現世ではあれだ、“ケチ”と言うのだろう！？…む、違ったか？（若干頭抱え）
また彼奴に見つからなかったと、報告せねばならぬ此の状態が本当に不甲斐なく思う。明日、再び出向く心算だが…もしもの場合を考え、別の手段も考えておこう。

勘違いするな、諦めた訳ではないぞ。行ける所まで出向き探してみせよう。

#───＊───

明日、二十五日で彼奴との出逢いから七ヶ月目を迎える。時の流れとは長い様で短く、共に歩み始めてから七つもの月が経ったのだと思うと…何故だか不思議な気持ちになる。愛おしさと、感謝と、喜びと。様々な気持ちが混ざり合い、しかしそれは濁ることなく、優しい色合いとなり私の胸へと広がってゆく。幸せに不安は付き物、故に気にせぬよう私は努める。───ただ一心に幸せを噛み締めることも、大事なことだと思うのだ。

…と、これ以上の言葉は“私”では言えぬな？正式な祝いは明日、雲雀に任せよう。
>だから貴様はその物騒な物をしまえっ！

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