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489.アヒルの遠吠え
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6 :フレン・シーフォ(Tales of Vesperia)
2012/01/20(金)17:39


僕は、君の世界にいるのだろうか。ちゃんと、存在してるのだろうか…。

いつも羨ましいと思っていた。ずっと遠くから、楽しそうで、可愛いその笑顔をいろんな人に見せて…そんな君の世界がとても輝いて見えて、悲しかった。独占欲が強いから、何度も君を独り占めにしたいと思ったけれど、自由に生きる君の姿も僕は好きで。好きで好きで…好きなのに、こんなにも苦しい。何でだろう…その傷みも、僕にとっては心地好いんだ。かなりの禁断症状に君は笑うかな、それとも素っ気ない態度を取るかな。まぁ僕は決まって微笑むだろう、いつものように。…なのに、何で…今でも充分幸せなのに、もっと君を欲しくなる。君は、この話になるとさりげなく避けてるよね。それがとても悲しかった。悲しくなる度に、どんどん想いが募ってしまう。…君とそんな関係になれた人達が、本当に羨ましいよ。歯痒くて、悔しくて…時には涙が出てしまう。いつも頭の中には君がいて、本当に僕は君しか見えない。…知ってる?今まで沢山声を交わしあったけど、一度だけ涙を流しながら君と電話した事があるんだ。いつの日だったかな…君は多分気付いてなかっただろうけど、一度だけあったんだ。これからもそれは僕だけの秘密。君には僕の日記の場所は教えたけれど、詳しくは教えてないから見つけだせれないと思うし、それ以前にあの君がわざわざ見ようなんて行動を起こすわけがない。それが君な事ぐらい、知ってるよ。冷めたように見えるけど、本当は優しくて可愛くて、嘘をつかない…そして、こんな自分勝手な僕を受け止めてくれる。何で僕なんかに興味が湧いたのか知らないけど、真っ直ぐな君が…本当に綺麗で、大好きだ。なんだが、ベタ惚れだね…まぁ今更か、そんな事。何があっても離れたくない…いや、離れるつもりはない。君の左手の薬指…本当にはめてるのか知らないけど、僕は信じてる。その綺麗な薬指だけは、一生僕だけのもの。

……珍しい、君からの返事が返ってきた。いつもは帰りの時に大抵返してくるんだけど…。…寂しいに決まってるじゃないか。君がいないと、僕の刻は動かない。ずっと、刻まれる事なく、止まったままだ。早く、僕を動かしに来てよ。君の世界の中に、どうか僕だけを招いてくれ。

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