幼稚で情けねえ事や理解しとっても、云年一緒におるさけ情も深まる訳での。
心臓がてきないくらいに跳ねよった。おめえから帰って来た…ちゅうより、届く前に行き場えんまま戻って来た手紙。朝方から見るモンやねえやっちゃ。お陰で今朝から気分は絶不調やざ。別れの言葉も言わせん、おめえも大概じゃ。待ち惚けたまま取り残されて、おめえの背中はもう見えん。幾ら必死に探して駆け回ろうが、二度目は来んままやさけのお。
> ----->8-----
…「 」。
阿呆か、やっとれんでの。
> -----8<-----
阿呆か俺は…手え握るんでさえ緊張しよるてどないしとんのじゃ。…阿呆、阿呆か!…ほっこし耐えられんわ。ちゃがちゃがきしょいでの…見逃してくんなま。