此処に来るのも随分久し振りだ。何となく懐かしいような…不思議な気持ちになるよ。ずっと栞を挟んだ儘にしていたから開こうと思えば開けた筈なんだけど、そんな事を考えている内に一年と半分が過ぎて。君はまだ此処を覚えているのかな。それとも、もう忘れちゃったのかな。どちらでも可笑しな話じゃないし、でも、どうしてだろうね。時々で良いから思い出して、いつかまた開いてくれる、そんな時が来たら…そうだ。その時の為に書き残して置かないと。 また君と遊びたいなと思ったんだ。直接会ったのはもう随分と前の話だから、君が今どんな様子なのか、僕はほとんど知らないんだけどね。もう少し私生活が落ち着いたら誘いに行くよ。断られたらどうしようかな。その時はまた考えよう。 未だ君の姿を見掛けるよ。 いつでも元気そうな訳では無いけど、それでも姿が見えることに安心するんだ。 それじゃあ、また来るよ。 |