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白鬼院凜々蝶
2012/09/11(火)19:04
自己紹介の欄を、手直ししようと考えている。
いざ筆を執ると色々なよしなし事が頭に浮かぶのだけれど、どれも捨てがたくて、そうかと思えばしっくり来ない。
…僕はこの一瞬の間にも確かに変わっているのだから文字に起こすべきではないのだろうか。そんな風にも思う。
だがその瞬間の僕を記しておくものなのかも知れないと感じてはまた、変わらない部分を書くものなのだろうと悩む。
――そして僕はそんな悩ましい時を楽しんでいて、それは贅沢な時間であると言える。
僕は僕を知らないが、知らないという事を知っている。
知らないからこそ整理しようと向き合ったノートは、見苦しい文字の羅列でしかない。
これまでの経験のどれかひとつを欠いても今の僕ではない。
僕は自分を嫌いだから、もしかしたら違う道を歩いてくるべきだったのかも知れないけれど――
其処に待っているのが周りの友人に会えなかったかもしれない未来なら、それは無意味だ。
無限の可能性なんて無かった。
時には選択肢さえ無かった。
それでもこうして幸せな今があって、隣には君が居る。
……この幸福を、どうしたものだろう。
言葉が思い付かなくて、ただ君の手を握った。
――口下手な僕だから。この方が伝わるものが、多い様な気がして。
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