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543.花鳥雲月
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188 :
雲雀恭弥
2013/06/21(金)02:42
先月の5月5日、
僕の誕生日に彼がくれた物。
忘れない為に書いておく。
≪1つ目≫
大きな熊のぬいぐるみ。多分130㎝位は有りそうだ。思いの外触り心地が良いから、抱き枕として使おうかな。…なんてね。
≪2つ目≫
とても豪華なデコレーションケーキ。真ん中の板チョコには僕の名前と祝いの言葉が綴られていた。…苺が沢山乗っていて、美味しかったな。
≪3つ目≫
黒みを帯びたシルバーのチェーンと、黒の牛革の二素材で作られたブレスレット。其の留め具には小さなスペードのチャームが付いている、中央に埋め込まれたブラックダイヤも綺麗だ。…余りアクセサリーは好まないが…まぁ、此れなら特別に着けてあげる。デザインも悪くない。
上記の3つを、彼は誕生日の時間になるまで幻術で消していたんだ。あの時は驚いたよ。熊のぬいぐるみはリビングの空席に、ケーキは冷蔵庫に入っていた白菜に、ブレスレットは熊の首元に結ばれていたリボンの内側に隠されていた。さすがは一流と呼ばれる術士なだけ有る。其処は認めてあげよう。
≪4つ目≫
此れもまた大きな薔薇の花束。そして仕上げに自分の部屋全体を薔薇の花とキャンドルで彩っていた、しかもベッドのシーツにまで花弁が散っていたよ。…彼は物凄く気障な事をする、けれど其れがよく似合うから…正直な所余り悪態を吐けない(ぼそっ)
とても、とても充実した誕生日だった。彼の準備してくれた物全てが嬉しくて、どれも最高だったと言える。きっと僕の為に色々と考えてくれたんだろう、そう思うと胸が温かくなるよ。
ありがとう、デイモン。
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