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543.花鳥雲月
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209 :
D・スペード
2013/10/21(月)22:24
疲れました。
…嗚呼…疲れたとしか言えません。
小さな砂粒も集まれば砂漠にもなる。
小さな不満、小さな悲しみ、小さな鬱憤…そんな物が積もりに積もった結果、溢れてしまわないように耐えていたのに、普段は黙って静かに座っているだけのアラウディがそっと栄養ドリンクを握らせてきて(此れは休まずに今週を耐え抜けとの暗喩でしょうか…)加えて妙に優しくしてくるものだから、何だか糸が切れてしまい全てが溢れ出して、組織の任務中の場にも関わらずにらしくもなく大泣きをしてしまったのは確実に黒歴史になりそうです。
アラウディは泣いている相手を慰めるだなんて不慣れでしょうから只黙って暫く私の横に座っていました。
私の愚痴を常日頃聞いていた雨月が監督者であるGに全てを話し、Gに面談とやらで呼び出され、Gが私のストレスの要因の一つである男へと喧嘩をふっかけに行ってしまった。相手は今後も付き合っていくべき同盟マフィアのボスなのに。
ランポウには悲惨な泣き顔を笑われ、其のまま手を引かれてレストランに。
「美味しい物を食べたらきっと幸せになれる」だなんて言って私にスープカレーを食べさせた彼には思わず笑ってしまっ
た。尽々彼らしい。
色々な人間を巻き込んでしまいました。
事を荒立てたくない。
特に…今後も付き合っていくべき相手に喧嘩をふっかけてしまったG。此れに関しては収束させなくては。相手と険悪になればボンゴレにとって不利益になってしまう。まさかGがあんなにも私のことを真剣に考えていてくれたとは嬉しい誤算でした。
ランポウには美味しい食事と笑わせてくれた礼をしなくては。
アラウディには…無様な顔を見せてしまった詫びと、栄養ドリンクの礼を。
矢張り…現ボンゴレの全てが腐りきっているわけではなく、救いもある。だからこそボンゴレを完全に壊すことが…手放すことが出来ません。
*****
雲雀、日は貴方に任せます。
けれど私は…11月まで貴方を待たせる気はありませんよ?
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