何を書こうか迷って居たのにも関わらず手ばかりが先走って思わずＥｎｔｅｒキーを押して仕舞って居た。不覚なのだよ。更新する心算も、寧ろオレを出す心算も全く無かったと云うのに。…何を書けば良いのかサッパリ分からん。否、此れはオレの日記なのだから何を書こうがオレの自由では在るのだが。代わり映えの無い日常ばかりを過ごして居る所為か、何も思い付かないと云うのが本音だ。…と、こんな物で充分だろうか。「書く事が無い」と云うネタだけで埋め尽くす１頁も悪く無いだろう。

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ああ、そうだ。昨日は黒子と電話をしたのだよ。オレはただ只管ゲームに興じて居たのだが、黒子は黙々と日記の編集をして居た様で、昨日の内に漸く完成したらしい。オレも僅かでは在るが編集に携わった。人事を尽くしただけの事は在る。良い日記だ。そもそも、黒子は元々センスが良い。オレが介入せずとも良い物を作り上げるのは分かって居たが、…オレの我儘に黒子は付き合ってくれたのだよ。そう云う所が、…愛おしいと、オレは、思う。……ふん、一度しか言わんからな。二度目は無いぞ。