・otherside、・


鏡の、向こう側。
俺とアンタの間に隔たる壁は、叩いて壊せる物体に非ズ。

然う、焼き付くvision.
アンタの実体が及ば無ェ処を好み、アンタを想い乍、濡れる。
倒錯的なアイジョウジジョウ。

:

※以下、場違い承知のR18



衝突を免れた衝動が破裂為る理由を考えようと為て、止めた。
何かを欲す度に、其れと並行為て求めた理由っつうのは結局の処、胸ン中に走る亀裂を誤魔化す為に一定間隔で空けられた穴に過ぎ無ェ。
非生産的なセックスの果てに何を見て来たか、なンざ。
噸と興味も無ェって、何時もの調子で肩透かし喰らわせて呉れよ。

例えば車のbonnetに身ごと放り出して、手前ェでジリジリとbutton弾いたら、足開いて呼ぶ訳。其処に居も為無ェオトコの名前とか。
嗚呼、俺が勝手に想ってるダケってシチュエーションがbestな。
其の瞬間から暫く、俺の手は俺の手じゃア無く成ンのよネ。
初っ端から亦トバすトバす、脳内再生の声に重なってnoise混じりの幻聴すら聞こえちまう位ェ。
達く時に決まって、映像がブツンと途切れて、──ヌル付いた手から零れ落ちる残像を拾い乍、仕舞い込んだtabooを一つずつ踏み躙って。

此れがアイだって、嘯く。



此れを愛情事情と取るか哀情二乗と取るかは、…オニイサマ。
アンタに御任せ、為るワ。

100page到達、THX.
祝いの代わりに感謝と、無形のアイってヤツを添えて。
Sweet dream,──my other side.


2010/08/05 R.E(ex.LTS)