夢を見た。僕が良く知る高台で、君と並んで星を仰ぐ夢。多分、そう。見上げる君の横顔だけが鮮明に記憶に残っているから、実は本当に星を眺めていたのかは分からない。夢からさめても君の声が聞こえるのが夢の続きのようで、その温度にすがるように、また眠りに落ちた。……格好は、つかなかった。◆彼の横顔ばかり見つめている夢の話。(>>20)◆こんな風に彼のことを思うとは、文字の通りに夢にも思わなかった、とは後に語る。[削除][編集] Permalink: [戻る][設定][Admin] WHOCARES.JP 20 :大_倶_利_伽_羅 10/22(木) 01:52 なんとなく寝顔を眺める。静かに眠る彼奴の心の臓が鳴っているかどうか、時々確かめるように抱き込む。鼓動は脈打っていた。伝わった。寒くて収まった腕の中に身を寄せる。俺は体温が低い。彼奴は体温が高い。この違いは、何でもないようで少し愛しい。寒くて鼻先が冷たい。彼奴は相変わらず温かい。──起きた、( 、あ、また寝た、)...(>>09 answer)『夢を見ていた』、と言って、また眠った寝顔が、とても穏やかだった夜。その日、そんなあんたを抱き込んで眠った真夜中は、ひどく暖かい安寧だった。おやすみ。光忠。また明日。 9 :燭_台_切_光_忠 09/08(火) 01:19 夢を見た。僕が良く知る高台で、君と並んで星を仰ぐ夢。多分、そう。見上げる君の横顔だけが鮮明に記憶に残っているから、実は本当に星を眺めていたのかは分からない。夢からさめても君の声が聞こえるのが夢の続きのようで、その温度にすがるように、また眠りに落ちた。……格好は、つかなかった。◆彼の横顔ばかり見つめている夢の話。(>>20)◆こんな風に彼のことを思うとは、文字の通りに夢にも思わなかった、とは後に語る。
なんとなく寝顔を眺める。静かに眠る彼奴の心の臓が鳴っているかどうか、時々確かめるように抱き込む。鼓動は脈打っていた。伝わった。寒くて収まった腕の中に身を寄せる。俺は体温が低い。彼奴は体温が高い。この違いは、何でもないようで少し愛しい。寒くて鼻先が冷たい。彼奴は相変わらず温かい。──起きた、( 、あ、また寝た、)...(>>09 answer)『夢を見ていた』、と言って、また眠った寝顔が、とても穏やかだった夜。その日、そんなあんたを抱き込んで眠った真夜中は、ひどく暖かい安寧だった。おやすみ。光忠。また明日。
夢を見た。僕が良く知る高台で、君と並んで星を仰ぐ夢。多分、そう。見上げる君の横顔だけが鮮明に記憶に残っているから、実は本当に星を眺めていたのかは分からない。夢からさめても君の声が聞こえるのが夢の続きのようで、その温度にすがるように、また眠りに落ちた。……格好は、つかなかった。◆彼の横顔ばかり見つめている夢の話。(>>20)◆こんな風に彼のことを思うとは、文字の通りに夢にも思わなかった、とは後に語る。