#初、合コン参加。
ベタたが、人数合わせの為に合コン。向かった先はカラオケだった。３対３、知らねェ女ばかり。最近流行りらしいラブソングを歌っていたが俺の知らねェ歌ばかりで全然楽しくねェ。一人だけ大人しい女がいて、唯一好感が持てた。
楽しかった、と言えばまぁ嘘になるが、最悪とも言えない合コン。初めてで多少戸惑ったが、あんなモンなのか？次も行こうと思える気にはならなかったが、勉強にはなったぜ。


もうすぐで３月も終わる。
昔から４月という時期は嫌いだった。新しい環境、新しい人間。どれもこれも煩わしい。出会いなんて要らねェ。だが、そろそろ変わらなきゃな。このままじゃいけねーって事はよく分かってるんだ。

#へえ、それ自分で言っちゃうんだ。
アー苛々する。そういう人間嫌いじゃねェケド、でもやっぱオメェは嫌い。
言ってる事は正しいよ。俺もそう思う事あるし。でもオメェのそれ、やってる事と言ってる事全然違ェダロ。


苛々するから寝よ。

#２日続けての泊まり。
成り行きとは言え、世話になったな。

>朝方に起きた事。
布団の中に入って、枕に頭を乗せた途端後頭部にチクリと痛みが走った。何やねんと思いながらも痛みが走った所に手をやり見ると指に血が。

「アカーーーン！」

心ン中は某お祭り男風状態。せやけど俺は誰や？ポーカーフェイスが売りの忍足侑士クンやで。
取り敢えず冷静を装って姉貴の部屋に。鏡やと見にくいから姉貴に確認してもろうた。髪の毛を掻き分け後頭部を確認した姉貴が一言、










「アンタ、ニキビ潰したんやない？」

……何やニキビかい。
焦って損したわ。

#腹痛ェ喉痛ェ。
やり過ぎた。
喉がカラカラだ。

#W.i/i/テニス
宍戸と向日と俺に加え、鳳が参加。
宍戸鳳ペアと向日俺のペアでダブルス開始。ゲームでも宍戸と鳳ペアはいいコンビネーションを見せてくれたが、俺様と向日のペアはボロボロ。振り上げた腕が向日に当たる事が何度もあった。…向日、ゲームの中でくらいアクロバティックプレイは控えろ。現実でピョンピョン跳ねても意味ねェんだよ…！
結果、宍戸と鳳ペアの勝利。ゲームとは言え悔しさが残る。
>今度リベンジしてみるか。


#私信。

>苺ミルクの海に溺れて、の幸村
幸村の頭ン中は不純なのか(笑)
ただの紫じゃなくピンク味の強い紫…そうなった時は祝わせて貰うぜ。←
ああ、慣れたどころか愛着が湧いた(…)


>ぐるぐる、廻るの財前
顔つったまま試合したら集中出来ないだろ(そこ)
俺達もいつかはあんな大人達になる…くそ、俺様もいつかは汚れた大人になるんだ…！←
要らねぇモンは要らねぇ(ふん)

#忘れる事の出来ない人。
めちゃくちゃ好きやった。いや、今でも大好きや。出会った日も覚えとるし、交わしたメールは未練がましく保護しとる。
今の恋人も大好きや、大切にしたい。アイツと同じくらいに。せやけど、忘れる事は出来ん『アイツ』の存在。
二度の出会い。待つのは嫌いやない、ホンマに嫌いやない。二度も同じ理由で別離、流石に二度目の時は我儘言えんやろ？一つ一つの言葉や仕草が愛しかった人。今思えばあれが初恋やった。あんなに愛しいと思えた人は初めてやったわ。

今俺の傍におってくれるアイツが離れて行っても、俺はこんなに焦がれるやろか。
……、焦がれるやろなァ。
共有出来る時間が長ければ長い程、別れを思ってしまう。

#疲れた。

アカン、体力無さ過ぎやろ自分。
想像以上の荷物、ダンボールが足りんなったわ。

>見事に酔わせてやったぜ。
宍戸と向日と俺でW.i/i.マ/リ.オをやってみた。全員が初心者って事で最初はボロボロだったが、やり方を教えて貰いながらも何とか慣れてきた頃。

「おい、何だよこれ…」

俺様が操るキノコが手に持っていたのは亀の甲羅。ボタンを押しているうちにいつの間にか捕獲したようだ。

「…ただ勝つだけじゃ面白くねぇよなァ」

敵にぶつけるなんてつまらない事はしない。邪魔なのは敵よりも、俺様がジャンプをする度に行く手を阻むマ/リ.オ(向日使用)

「くらえ、破滅への輪舞曲だ！」
「あっ、何すんだよ跡部！」

甲羅は見事向日に当たりマ.リ/オは昇天した。まあその後復活したけどな。
なかなか楽しかったぜ、マ.リ/オ。
その後にやったテニス記録はまた後で書くとするか。





#その頃の宍戸。
「な、何だよコレ、やり方がいまいち…おい待て、置いてくなよ！」
画面の左端でク.リ/ボ/ウに囲まれていた。

>さあ、俺様の美技に酔いな！