散々光を待たせてもうてる俺を、責めもせず優しく迎えてくれる光が大好きや。この日記ももっと書きたいんやけど、ここを書くよりも光と話す方に時間を割いた方がええと思うて、なかなかうまいこといかへん。ようやっと書けると思うたんに、何書いたらええかわからん。言いたいこといっぱいあったはずなんに、変やなぁ。そんでも、ここでこうして、光の言葉を聞くたびに嬉しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいや。寂しい思いもたくさんさせとるのに、文句のひとつも言わんで。いつも、おおきに。こないな、腑甲斐無い恋人やけど、これからもよろしゅうな。

あまり話せんくて堪忍な。寂しい思いもぎょうさんさせてしもた。ほんでも、光の日記は可愛らしいことを書いてくれて、ホンマに嬉しい限りや。なんや、最近、暑かったり寒かったり雨降ったり風吹いたり、忙しい天気に振り回されてちょい、体調崩し気味や。ほんでも、光のことは忘れたりせえへんからな？光も、体調には気を付けてな？

光が、俺の誕生祝いでパーティーをしてくれるんやって。嬉しいんやけど、申し訳ないわ。去年は結構、光の誕生日も放置してしもたしな。俺は、光が居ってくれたらそれ以上は何も望まへん。せやから、プレゼントも何も要らへん。光が傍に居って、手の届くところに居てくれたら。何時でも、その手を握っていられるように、近くに。俺は、それだけで十分や。でも、お酒とケーキのパーティーも、やってみたいとは思う。まぁ、勿論、最後に光を頂くんは、忘れへんでや。