_________________ ちゅう事で、少し改造、黒板仕様。 君の前では素直な心算が素直に成れへん。 好きって言葉で言うても疑って、亦不快な想いを為せた。 笑って『好きやで』、其れが言えたら倖せなんに。 中々、色んな要素に邪魔されて言えない。 俺が好きなんは何時も君ばかりで、同じ様に想って呉れてるのを頭では解って居ても、もっと欲しがる。 部長職なんて投げ出して、一日中君と触れ合って居たい、我が儘。 ゆっくり過ごしたいけれど君の周りの空気は何時も駆け足で。 星は、未だ見つかって無いんやろうな。 ________________/ |
コツン、と君が持つ其れを蹴ってみたら、転がった白墨を横にして線を引かれた様。 厳しい、なあ。 薄くやけど厚く引かれたラインを俺は唯、睨むしか出来ない。 ________________/ |
_________________ あくまで青臭く居たいと思う俺としちゃ、呟きたいのはこのテーマ。 ダチを友達とか親友で分けるのって如何よ。 因みに悪友は許す。 でも親友っつーのは何か、ダチに優劣付けてどうすんのとか思うわけ。 つるんでたのに親友に選ばれ無かった奴の立場考えろってね! 身に覚えがあるわけじゃないけど。 自分がソイツを好きで必要とするなら、その頻度に関わらずみんな友達で、他に代わりが居るダチなんか居ない。 そういうのは俺にとっちゃ唯の知人な訳。 今傍に居てくれる奴は大事にする。 だから親友って言えば全員がそうで、分ける意味は無い。 ないがしろにしたくねえから何人か居れば十分だ。 ________________/ |
_________________ 今更やけど黒背景に白の方が依り白墨っぽかったん違うかな、て思う。 気が向いたら其れっぽい仕様に為たいけれどかなり面倒と言えば面倒。 ________________/ |
_________________ 利き手の爪が割れた。 なんて使い難いんやろう。 そう言えば俺と彼の利き手は左と右。 右手に君の手を取って、ずっと繋いで居ても俺達は問題無く生活出来るのかも、知れない。 そう考えると少しだけ嬉しいな。 寂しい気もするけれど。 ________________/ |
_________________ 俺はね、何度も仕様も無い恋をしてきた訳なんだけど。 我が儘に付き合ってみたり、尽くされるよりは尽くす方がね、楽だと思う、気持ちが。 其れに、勝手な恋だ。 勝手に尽くして、耐えられ無くなったら勝手に別れる。 今も尽くして仕舞う部分は有るけれど。 我が儘を言う事は覚えた。 『離れないでよ。』 白いラインはなくならなくても、其の上で手を繋いで呉れる君に、有難う。 ________________/ |
_________________ 短く為たいからって折って仕舞うのは反則。 君が寝た隙にこっそり其の白墨を使って落書き。 其れ位、悪戯だと思って許して。 『すきすきだいすき ![]() 可愛こ振ってみたりな。 ________________/ |
_________________ チョークと言えば。 其の昔狼が食べたのを見て食べたいと思った事が有る。 否、実際食べた事は無いンやけど。 あの話、作りものとは言え子供が真似為たく成るンや無いやろうか。 ふと思いたってwi○ipediaで調べてみた所、「絶対に真似するな」っちゅう注意書きが。 グ.リムさんは如何為て声を高く為るにはチョークやと思ったんやろうな。 昔ン人は毒すら顔料に為てたらしいし気にせえへんのやろか。 獲物の為に命縮める真似為る狼はなんて、阿呆なんやろう。 そう、笑える程利口な俺なら、横顔を見ながら歩いたりしない。 ________________/ |
_________________ master__白石蔵ノ介 lover__チョークの向こう側 強引に拭けば飛んで行く筈の此の線は、其れでも確かな拒絶。 白墨で引いたラインを挟んで隣を歩む。 何時か彼が持つ白墨は無くなるやろうか、痺れを切らして跨いで仕舞おうか。 ________________/ |