花束の返礼 - 日記

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┗花束の返礼(41-50/123)

50 :仁王雅治
2012/03/03 23:05
傘、不便なまんまでいいぜよ。一緒に可愛い嘘をつこう、鞄に入った折りたたみ傘のことを忘れて、仕方なさそうにひとつきりの傘を広げてみせる。狭い狭いって文句言いながら雨の中を歩き出したら、さりげなくその肩をかばいたい。
そんなことする甲斐もなしに、ふたりして濡れたってええんじゃ。思い切り走って走ってアパートまでたどり着いたら、これも狭いバスタブで気が済むまであっためあいたい。何か美味しいものを飲んで、何でもないテレビを見て、じゃれ合って、眠気が来たらシングルよりちょっと広いだけのベッドで身を寄せ合って、他愛もないことで笑ってくれるお前の語尾が少しずつねむたそうに掠れていくのを聞きながら、甘い甘い眠りに身を委ねる。
奇跡みたいにしあわせな生活。少しの贅沢に憧れる反面、今のこの満ち足りた二十四時間を投げ打って得るものなんて何もないとも思うんじゃ。柳生の言ったとおり、ダブルベッドなんてきっとほんまは要らんよ、俺たち。
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49 :仁王雅治
2012/03/03 12:45
ぎゅってするだけじゃ足りんときって、どうすればいいんじゃろう。
キスは下手って言われるし、詐欺師とかいうわりに甘ったるい文句も得意じゃねえし、痛い思いさせたいわけやないし。好きで好きで噛み付きたくなるの、わかるぜよ。どうしようもなく大事なのに、好きが突っ走るあまりにめちゃめちゃにしたくなる。怖い意味じゃなくてな、もう自分でも訳わからんようになる。お前さんのこととなると俺は年なり以上に馬鹿じゃ。
今みたいに、デートしたりするともうだめぜよ。楽しくて嬉しくてはしゃぎまわる反面、ほしいままにふれたくて焦れまくる。引っ付きたくて仕方ない。思い切り抱き締めて頬擦って体中にキスして、うざったがられるくらい愛おしみたい、甘え倒したい。むずかしい。柳生との恋は甘いジレンマに溢れとる。
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48 :仁王雅治
2012/03/01 10:47
関東では、その荷物なおしといて、とか、チラシはさっきほかした、とかそんなのが全部通じん。さきおとといもわからん。キ○スクのおばちゃんがお→お→き↑にぃとかありがと↑お→の代わりにありがとうございましたって言う。会計やたら早い。田舎っぺぜよ、俺(笑)
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47 :仁王雅治
2012/02/29 23:59
柳生、デート、連れてってくれてありがとうな。嬉しそうにたい焼き食べてるおまんはものすごく可愛かった。ノートなんかと引き換えんでも、毎日食べさせてやりたくなった。
けど、けど。何であそこでさわるんじゃ。俺が堪え性ないんはお前がいっとう知っとるくせに。あのな、あのままトイレにでも引きずりこんでキスばねだってやろうかと思った。
でも自称紳士のお前には叱られそうやしあんまり大人げなくてかっこ悪いけ、リベンジは家に帰ってから。それに買い物だってまだまだ楽しか。主に冷やかしとるだけだけどな(笑)
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46 :仁王雅治
2012/02/28 02:45
あのな柳生、返事は明日って布団の中まで来てくれたん、めちゃめちゃ嬉しかった。俺は時間がなくたって眠たくたっておまんに触れたい、会いたい会いたい、何をすっぽかしてでも抱き締めたいっていつも思うから、同じ気持ちなんだろうなって考えたらしあわせだって倍になった。
俺ももう寝るぜよ。おやすみ。大好きじゃ。
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45 :仁王雅治
2012/02/26 23:07
あれがしたいこれがしたいってすぐにお前を引っ張り回すけど、無防備な朝の姿を見つけるときも、おはようや行ってらっしゃいを言い合うときも、モーニングコーヒーを褒めてもらうときも、ああだこうだ言いながら一緒に買い物して回るときも、通い慣れた通学路を連れ立って歩くときも、雑誌に載っとるようなデートスポットではしゃぎ回るときも、これから花植えようって言うとるベランダに洗濯物を干すときも、ただじっと抱き締めてもらってるときも、変なちょっかいかけたり仕返しに意地悪されたりしとるときも、家まで競争だなんて小学生みたいにふざけてみるときも、何でもないテレビを見ながらお前の作ってくれた世界一のココアを飲むときも、会えない時間に指輪に触れて無性にその声が恋しくなるときも、玄関で出迎えたお前に待ちに待ったキスをもらうときも、その逆においでって迎えてくれる両腕に喜び一色に飛び込むときも、この気持ちの前では不器用すぎるような愛の言葉を探すときも、どれだけ好きって程度で伝えられんともどかしいなって言い合うときも、ベッドの中で他愛もない話をするときも、息をひそめて何より大事な寝顔を見つめてるときも、俺は同じだけ幸せなんだよ。
こんなにこんなに大好きで、この上なく幸せで、お返しに俺は何があげられるじゃろうって、いつもそれを考えて、でも結局いつも同じにでれでれ甘えて好き好き言いまくるんももう八ヶ月目じゃな(笑)
もうすぐ柳生と出逢って一年。結ばれて一年。
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44 :仁王雅治
2012/02/25 20:29
恐怖の季節がやって来た。
お前さんは花粉症なんやろか。ティッシュで鼻ちーんしたげたいぜよ。いつも甘やかしてくれる柳生を、俺だって甘やかしてみたい。どんな顔するのか見てみたい。
たまに見せてくれる、ちと不器用な甘え方をほんに好いとう。そう思っとったら声音から仕草からものすごくあざとかったりするんじゃけどな(笑)
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43 :仁王雅治
2012/02/23 22:36
逢いたかった、とか、夢を見た、とか、たとえどんなに些細なことでも、柳生が俺のことを考えてくれとるって知る度に浮かれる。未だに浮かれる。
いつまでもこの恋はまぶしくて、俺の利き手には揃いの指輪が光るんに、毎日ベッドを共にするお前さんを手中に収めた実感はまだ無い。きっとあと数年はこんな感じ。かっこいいとこ見せたいけえの、出来るだけ涼しい顔して余裕装うが、内心いつまでたってもドキドキしてばっかなんじゃ。
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42 :仁王雅治
2012/02/23 18:33
早く帰りたか…思いっきり抱き締めて頬ずりするんじゃ。
昨日猫の日やったんやの。にゃあって言ってもらえばよかった。
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41 :仁王雅治
2012/02/22 22:41
何だかたまに困らせたくなる。呆れた顔するお前が好き。そういうときに世話を焼いてもらうと嬉しくて、甘ったれとるなあと思う。
手間掛けるだけやのうて、そろそろお前さんを喜ばせたいな。デートしたいぜよ。見ときんしゃい、俺だって立派にエスコート出来るんじゃ。お前さんはむぞむぞするって嫌がるが(笑)
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