「眠い目を擦りつつ」っちゅう台詞が可愛いと感じるこの頃。眠気で閉じかかっとる目を必死で覚ますねんで？健気やろ。
きっとどんな憎らしい奴がやっとっても愛らしく映るんだろうと思うとその事自体が憎らしく思える。が、そうやってホイホイ誤魔化される俺が憎らしい。

で、斯く云う俺も「眠い目を擦りつつ」色々こなさなければならない状況に在る訳や。……やっぱ自分以外の誰かやないと可愛さは生まれへんわな、無謀やった。

眠い。

お帰り、マドモアゼル。

Ahhhhh……jesus！

なんてこった。
ニホンゴ、難しい。

>ス ・ ぺ ・ エ ・ ス ！

花束左手、銃を右手に。
(だって俺は左利き。)


無意識の精神安定剤、というか息詰まった時に行き着く。その状態すら曖昧な今、存外疲れとるらしい。
人差し指が導くのは複数有る中に一つ系統の外れた其れやった。


バイバイ、Ｘ。

そうしてまた空虚に手を伸ばして、有る筈もない×を掴もうとする。悪癖、てか悪趣味。
自分が一番惨めやって、誰よりも一番自分が分かっとるのに。ザマ無い。

「疲れたんだ、少し休ませてくれ」

なんて、一言かて云うてみたい。

常に完璧を求めとる筈やのに意識を向ければ寧ろ自分が粗を生んでたって。いっその事、笑い話にでもしてやろうか…、…泣いていいですか。


添える相手が欲しいだなんて俗めいた思考だと高を括っていた一方で、恐らく俺が今一番渇望しとる事なんやとは思う。


>ただの吐瀉物。オーイエ。


さて、軽くストレッチしたら寝よう。

モノローグも直にエンドロールが流れる。


覇気の無い面下げてノーと云うよりは恐らく体裁を繕えると信じつつ、有終の美を飾ろうやないか諸君。
自分の云う“誠実”さが滲む言葉やったら、きっと其れを選ぶまでに時間が嵩むんやろな。
けど此処で選んだら俺の“誠実”が誠実で無くなる。つまり最後まで自分の希求しとった“誠実”っちゅうモンは俺に無かった事になる。

で、きっと無限ループ。


…何のループやっけ。何やったやろ。な。

「嘘吐き」
なんて、白々しい。俺に誠実を求めるのは止めてくれ。


面白くないと言って視線を逸らすのはＸやのに、俺が面白くないと言えばＸは怒る。大切な物だと言ってそれを見せたら、キミは俺の手から払い落とした。

ズキズキ、いたい。
いたいんだ。

小さいひび割れから滲んだ血をぬるま湯で洗い流したら傷口が鈍く痛んだ。


痛いんだよ、ホンマに。
絆創膏を貼る時に皺が寄るのが気に食わん。そして今回もアダプターが未接続のまま、今日もお終い。


そうして懲りずに、また笑顔を貼り付けてＸの前に行く。俺のホームポジションは一歩半程後ろで、そのままフェードアウトしてやろうなんて思ってる。

限りなく不可能に等しいなんて分かりきった事やのに。

耳を傾けるのが億劫で、それでも俺は懸命に頷いて、其れに乗じて切り返す。煩いな。煩い。厭世観に浸る趣味は更々無いけど、絶えず流れ込む雑音にはほとほと嫌気が差す。

おれの はなしを きけよ

つまらなくなって液晶画面をタップしてみても、気紛れになる様な其れは見付からなかった。

変わらんな、今も何時かも。

一喜一憂、あるいは備忘録、捉え方に拠ってはただのくず箱。
あまり良え事は書いてへんと思うから気分を害す恐れの有る方は閲覧をご遠慮下さい。
交流云々に抵抗無し。



about me

脱力系男子。not無気力。
無駄が嫌いな割に蛇足癖が激しい。主観より客観的に物事を捉えたい。
チーズリゾットはホンマに旨いと思う。来るもの拒まず去る者追わず。何時か袖引っ張れる様な相手が出来たらええなと夢見る此の頃。


一冊お借りします。