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36 :財前光
2012/08/29 02:51



# 爆 発 後 。


いつも、求められとる『俺の姿』て言うんがあって。
『常にあるべき姿でおること』を求められとる現状に吐いた戯れ言。>>35,0

天才らしく。
手本らしく。
完成形らしく。


俺は完璧でも聖書でもあらへんから、
白石部長みたいに、アホで個性的で変なヤツらの個性を、
ころさずに上手く纏めることなんて出来ひん。
せやから、今回の試合はダブルスやなくてシングルスに出たんすわ。
独りで戦えるように、
自分の限界を超えられるように。

けど、試合が始まると、そこで求められとる俺の姿に、俺自身が潰されそうになる。
求められとるんは、勝つ為に、心を殺して、冷徹になれて、マニュアル通りの試合運びが出来るヒューマノイド。
無口で他人に左右されない俺は、まるで心なんか無いブリキのロボットか玩具のように扱われとる。
> 必要なんが只の戦闘マシーンなら、確かに笑うことも、泣くことも必要ない。
課題の多さに、摩耗していく心。
それでも心のどこかで、増えていく痛みには気付とる筈やのに、
いつの間にか、そんな心まで殺して、
必死で『天才コンピューター』っちゅう仮の姿を演じとる自分がそこにおるんですわ。

> まるで悪夢。

蓄積された熱の逃がし場所になってくれたんは、あの人。
# 暖かくて、優しい温もり。
天才のふりをしたブリキのポンコツ玩具に、心が点る。
あの人がくれる言葉が全て。
あの人が、
あの人の綴る言葉が、
俺を人間にしてくれるんすわ。
# 俺に血をくれるのは、あの人。

> 完璧やなくてもえぇ、
> 一番大切な子や、
> いつでも全部受け止めたる、て、
> 頑張ってえぇんや、て……、
許してくれる。

# 悪夢と熱が水蒸気爆発した後。
俺が転がっとったんはあの人の腕の中。
……俺を人間にしてくれるんは、あの人の紡ぐ魔法の言葉だけすわ。




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35 :財前光
2012/08/28 22:33



# 泣 き そ う と 吐 き そ う て 似 と る。


そもそも何かを吐露することが俺は苦手。
吐露したとこで徒労に終わる場合のが多いっちゅー話っすわ。
(え、別にラップちゃいますよ、偶然リムったけど↑)

で、貯めて(?)溜めて溜め込んだとこで、方向性を見失う。
自分で気持ちの四面楚歌状態を作ってどないすんねんっちゅー話なんすけど、
もう少し堪えたら、もう少し踏ん張ったら、何とかなるような気がしとったんすわ。

部長なら、もっと上手く、
謙也さんなら、もっと早く、
小春先輩やったら、もっと効率的に、
こんな簡単な課題なんかこなせている筈なんに。
たった一年の経験値の差が、はっきりと実力の差として目に見えてまう現状。

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悔しくて、悔しくて、
でも、八つ当たりなんか最悪やんか。
誰かに理不尽な怒りをぶつけるなんて資格、俺なんかにある訳がない。



けど、完成形に届かない自分自身に腹が立つ。
絶対に勝てる、て、
上に行けるて、信じとったんに。
そして、出来そうな時も確かにあったんすわ。
> けど、試合なんて結果が全てやろ。
いくら頑張っても、努力しても、評価されるんは、過程やなくて、結果だけなんすから。



勝てば官軍とはよく言ったもんすわ。
自分で決めたゴールにすら手を届かすことが出来ひん己に覚える無力感には、嫌悪感しか感じることが出来ひん。
もし、白石部長やったら、……、そんなこと、死んでも思いたくないんに。
こんな風に凹んでる最悪な姿を、あの優しい人の前だけには晒したくないんに。
ルールブック通りの勝利なんか面白くもないけど、それでも、おもろいよりは勝つ方が大事なんやないかて思い始めとる自分に絶望する。
楽しめない試合では勝てないて事くらい、身に染みて解ってるはずやのに。




> 吐きそうや。





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34 :財前光
2012/08/24 23:47



# 逢いたい



熱に浮かされた頭で考えるんは、優しくて強いあの人のこと。

必要な時にそばにおりたいんに。
アホみたいに優しくて、
アホみたいに不器用なあの人が、
世界中のふとした偶然から零れ落ちる冷たい刃に傷付けられるとこなんか見たくないんに。

日常が、突然、手の平を返したように、まるで戦場みたいな混乱と痛みと悲しみばかりの世界に変わることがある。
> 偶然は必然か。
けど、世界がどんな姿に変わったとしても、例え、滅んでいく途中やったとしても、俺はアンタに笑顔を思い出させるようなヒカリがどこかに残っていてほしいて願っとるんすよ。

パンドラの箱に残っていたのは、エルピス。
エルピスが、予兆やろうが希望やろうが、構わへん。
でも、少なくとも未来に繋がる『何か』やったっちゅーことっすよね。
それやったら、きっとアンタに笑顔は戻る。
例え世界中が禍の中にあったとしても、最後に手の中に残されているんが未来なら、アンタは前を向いて生きてくれる、て信じてます。


いつか、俺がアンタのエルピスになれたら、俺も一緒に笑えるんやろーけど。
アンタが俺のヒカリであるように、いつか、俺もアンタのヒカリになりたいすわ。
今はまだ名前負けしとるけど…!(名は体を表すとか嘘やろ!!)



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33 :財前光
2012/08/21 23:31



# お願いやから。
たまには頼れや、アホ。




アンタに甘えられるん、嫌いやないて言うとるやないですか。
強がりなんか全部お見通しっすわ。
俺は別に千里眼やないっすけど。



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32 :財前光
2012/08/13 15:22


# 頭ん中まで沸騰しそうや。

澄んだ青空。
そこからは、優しさなんか皆無の太陽光が、切りつけるような激しさでさんさんと降り注いでくる訳やけど。

痛い位にまぶしい光に、あの人のことを思い出した。
歪みの無い真っ直ぐで明るい笑顔。
ひまわりみたいにきらきらしとって、まぶしくて、
ゴールデンレトリバーみたいに図体でかくて、人なつっこくて。

俺にはあの人みたいに満面の笑顔で嬉しそうに話すなんてスキルは無いんに、
短い言葉を返すだけで、ほんまに嬉しそうに笑うから、……ほんまに幸せそうに話し返してくれるから、
いつの間にか、俺もあの人と一緒におるんが、なんや居心地よくなってもうたんすわ。

> 人間はそんなに悪いもんやない。
> 傷つけ合うたり、争い合うたりするばっかりやない、て。
優しく包んでくれたあんたの腕ん中。
きっと正義感でも理想論でも無いただのアホの直感なんやろーけど、
俺にはそれで十分なんです。

誰も好きやない。
誰も信じたくない。
みんな敵やて思ってたんに、
俺を懐かせるとか、一体、どんなテクニシャンやねん。

>アンタの存在が、俺には必要最低条件で、そして、最高の存在意義。


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