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┗a one-way ticket named "eternity"...

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1 :ジャッカル桑原
2008/12/08 20:01
時間は一瞬一瞬過ぎて行って、
もう二度と同じ時間は過ごせない。

あまりにも当たり前に過ぎるから、
本当に大切なものは、きっと後になってから
見つかるんだ。

お前とオレの中にあるものも・・・
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28 :ジャッカル桑原
2009/08/27 01:01
>release〝解放〟

永遠の片思い。相手を思いやるだけで幸せ。
それは、俺には無理だった。
永遠に自分のものにはならないって分かってて、求めようとする気持ちを抑えるのはとても辛い。

でも、あの時。

お前のあの目は俺に素直にその思いを忘れさせた。

俺の一番嫌いな目。

なんとなく、すべてに冷静になれた。

あぁ、お前もかって、そう思った。
お前だけは違うって思ってたけど、結局は一緒だったんだなって。
あの時ほど、自分の使えなさに嫌気が差した時はなかったな。

口からは自然と言葉は消えていた。
その時まで、伝えようと決めていた言葉を。
失った。
何度も迷って、考えた言葉だった。
やっぱり、俺、お前が好きだ。俺じゃ、駄目か?
何度も思い描いたその言葉を、俺は伝えなかった。

失ってしまった。何かを。
見えない、その、何かを。


お前は気づいてたか?
あの旅がどんな意味を持っていたか。
旅のしおりの下に小さく書いてある一文。

ただのカッコつけでも、英語好きの悪戯でもないんだぜ。


〝a one-way ticket named eternity...〟

(永遠という名の片道切符)

たとえ、自分の気持ちを伝えて、相手に受け入れてもらって、相手の気持ちも一緒だって自分に伝わる(往復切符)にならなくても、

お前のことが好きだから。大切だから。たとえそれが、お互いに通じ合わなくても、俺の気持ちが一方通行でも、永遠に相手の気持ちが自分のもとに届かない
片道分の切符しかなくても、、
ずっとそばにいようって決意したんだ。
それは、自分のために。

お前のためになんかじゃない。お前がどうしてほしいかなんて分からないから。

俺の為に。
誰よりも、何よりも、弱い俺だから。

〝仕合わせ〟が二つのモノで出来るのなら、

俺は俺だけの〝幸せ〟をお前の隣で見つけたい。

たとえ互いの心が通い合わなくても、お前の側にいたいんだ。

永い旅は始まったばかりだ。俺にはこの先が見えない。

期待なんてしたくない。

俺は真っすぐおれの道を行く。

本当は、二人で〝仕合わせ〟を見つけたかった。

------------

>奏〝kanade〟

過去の俺に言ってやりたい。

今は苦しいかもしれないが、ちゃんとそれなりの幸せを見つけられる日がくるから安心しろって。

この過去の日記を見つけた時、どうしても、形に残してやりたいと思った。
黙って消し去っちゃいけない気がした。
ブン太を傷つけてしまうかもしれないけど、俺はどうしても、消すことはできなかった。

なんだか、いつも逃げてばっかりだった俺が、

必死に何かを受け入れようとしてる気がしたから。

アイツを責めたいわけじゃねえし、傷つけたいわけでもないってことだけは分かって欲しい。
アイツをどうこうしたい訳じゃないんだ。だから、頼むから自分を責めないで欲しい。


人は変わっていくものだ。

俺の気持ちも。きっとお前の気持ちも。

でも、その中で〝変わらない〟ものもきっとある。

その両方、どちらも大切なんだって今ならそう思うんだ。

変わる事を恐れちゃいけない。

変わらない事も恐れちゃいけない。

#片道分の切符を持って、
#さぁ、〝永遠〟という名の旅に出かけよう。

最後に何か言い忘れてる事があるんじゃねえかって必死に探してたけど、いつだって言えるんだから焦る必要もないよな。
何しろ、俺の特等席はいつだってお前の隣にあるみたいだから。

>PS・ブン太、お前も謝りすぎだろ(笑)!苦しんでばかりじゃねぇし。楽しかったぜ、色々と。
>こちらこそ、ありがとう。俺だけのブン太へ。
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27 :ジャッカル桑原
2009/08/25 08:15
#青い春

俺には見覚えのない、どこか分からない学校の長階段。放課後。
古くて、ちょっと薄暗くて、カビ臭い。


(そうか、ここは立海か。)

俺はその階段をブン太と降りる。


1人の先輩がすれ違い際、俺らに何かを話しかけてくる。

何かを笑いながら話すブン太。

俺らは、部活帰りみたいだ。

『なぁなぁ、ジャッカル!俺、今日素振り800回もやったんだぜ!800回だぜ!凄くね?』

「俺は“きょうりん”頑張ってた。」

『はぁあ?!』

「ごめん。“きょうりん”じゃなくて、競輪。」


『お前…何やってんだよ(汗)』

「お前!自転車こぐって言うのはな、大腿筋を鍛えるんだよ!」そういって片足を上げて、大腿筋バシバシ叩いて盛大にアピールする俺。

『なんだよそれ~』爆笑するブン太。

俺らは笑いながら階段を降りていく。


(あぁー、なんか物凄く楽しい。)

(そして、居心地がいい。気持ち良いな。)


外はぽつぽつ粉雪が降っていた。

チェックのマフラーをちゃんと巻いて、俺らは歩き出す。





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そんな夢をみた。
所々意味分からねぇ所は納得だろ。夢は不思議なもんだからな。

俺は俺の姿、あいつは勿論あいつの姿。
でも、直感で俺の知らないどこかのブン太とか、俺の勝手に作り出したブン太じゃなくて、アイツだって分かった。

こういう俺らの姿で会うのは初めてだった。

きらきらしたschool life。

物凄く、眩しくて、楽しくて、

青春してた。


最後の最後にこの夢か。

なかなか粋な計らいしてくれるぜ。

ずっと覚えていられたら良いな。


そして、今度会ったら言ってみるか。


#夢で/お会/いした/以来で/すね。


悪いな忍足。お前は財前と夢で会えなかったみたいだが、俺の方は、ちゃんと会わせてもらったぜ(笑)
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25 :ジャッカル桑原
2009/08/25 01:03
最近俺が出てくる機会がほとんど無くなった理由。
胸に燻る思いを吐き出さなくても良くなったってことだよな、
成長したんだな、俺も(笑)

#俺のコト。



俺が俺であると最初に決めたのはアイツで

俺も俺でいたいなと思った。

俺が俺である為に、

出来ることは何なんだろうなって考えた。ひたすら。

理想の俺になる為に。

考えたって分かることじゃねえのに。ひたすら。

でも我武者羅に俺であろうとした。

意地でも、無理してでも、プライドをかけても。

俺は俺じゃなきゃいけないんだって。


喜びと、そしてプレッシャーと共に。

でも、気づいたらいつの間にか、俺は、俺で居る事を忘れられるようになっていた。

そうなった今思う。

あ、このまま旅に出ちまうってのも良いなって。やっとそう思えるようになった。

今までずっと意地でも守ろうとした、〝お前の隣〟という持ち場を離れてでも。


>俺で居られなくてゴメンな。
>お前の姿を、愛せなくてゴメンな。

格好良くて、優しくて、強くて、お前に好きなだけ振り回されて、困りながらも、いつでも笑っていられる。
誰よりも頼りになる俺。

そんな、理想の俺には結局なれなかったけど、

お前が俺を俺として選んでくれたこと、

何も知らなかった俺は、素直にとても嬉しかったんだぜ。

そして、今でももちろん嬉しい。

俺の誇りだ。


ありがとな、ブン太。

>次で本当に終わりを迎える。終わりじゃねえか、旅の始まりだ。

それは、過去の俺が残した日記。

辛くて、苦しくて、厳しくて、寂しくて。

俺が俺でいることを

誰よりも望み、誰よりも信じていた時。




時間は一瞬一瞬過ぎて行って、
もう二度と同じ時間は過ごせない。

あまりにも当たり前に過ぎるから、
本当に大切なものは、きっと後になってから
見つかるんだ。




どんな記憶もいつかは宝物になるらしい。


そう信じて、過去の俺に幕を閉じさせる。
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