日記一覧
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66 :
手塚国光
2017/01/16 23:20
恐ろしく久方振りに開いた聞いたページ。
昔のブックマークやら記憶を辿りに色々と見て、懐かしい物を見付けてしまったついでに。
読み返して当時そんな事もあったな、と懐かしくなりながらも随分と荒れた生活の形跡に少しばかり気が遠くなる。
何でも思いのままに残しているとこうなるという事か……不可抗力だ。
月日は流れ様々な物が変化をし、隣に居る相手も違えながらそれでも尚、何かを求めるような日々。
可愛らしくも芯のある、男前なあいつの事でも綴ろうか。
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65 :
手塚国光
2012/07/05 08:23
手に入れた恋は 男前 で
えらく 美人です
…こんな歌がどこかにあったな、と思いつつそんな状況を地で行く今日この頃。
猫のような爪で背中に付けられる傷も悪くないかと素ボケた思考がゆるりと廻る。
ああ、梅雨の湿気に俺の頭は茹でられてしまったか。
今までの数々の火遊びが明るみに出ようものなら、華麗なターンで回し蹴りを食らう事になりそうなので閉口しておくとして。
訳も無く嬉しそうな姿をぼんやり眺めていたら、何をそんなに見ているんだと余計に笑われた。
にゃうんと笑う目尻が溶けて楽しく紅を掃けて行くのが色っぽい。
ああ。
雨模様で出歩く気分にならない事を言い訳に、その白い肌に唇を落としてみようか。
雨垂れの音を聴きながら仕掛けた悪戯に夢中になって、いつの間にか本気になってしまうのも悪くない。
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64 :
手塚国光
2012/07/03 19:38
やけに疲労を感じる週末の真夜中、微睡みに漂い後少しでもすれば眠りの淵から落ちてしまいそうなそんなタイミングで。
枕元で震える携帯電話に唐突に回路を繋がれた様に目が覚めて。
ほぼ反射的に取った電話の向こうからは、酷く間延びした声。
『なーにーしーてーるー』
ああ、もう。
一音一音を伸ばすんじゃない、寝ぼけた頭に響くだろうが。
やけに平仮名の割合が多い口振りを察して溜め息で応えると、どうにも楽し気な声。
…本当に気紛れでかつ暇な電話がお好きのようだな。
生憎と俺は明日も朝一だ、と言葉を飲み込んでしまうのはもう俺がお人好しなだけなのか、それとも。
久々に振り回されて可笑しいやら何やらで肩が微かに楽しく揺れてしまった。
察しただろうか。
ああ…湿気を吹き飛ばす為にドライでも設定して寝よう。
梅雨のじめじめにこの気分を奪われてしまうのは、何だか釈然としないからな。
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63 :
手塚国光
2012/04/17 12:50
3日連続で日付が変わるまで書類に追われる日々を乗り越えて、すっかり馴染みになった定食屋のカウンターに身を落ち着け今日のメニューを選ぶ。
随分と春らしくなった風が外を歩いていても心地が良い。
桜がもう直ぐ散りそうな様子でたわわに花を綻ばせる光景に、どこか幸せな気分になったりもして。
ここで漸く、そう思う自分の頭が大概に春なのかと思い直すに至る。
愛されているという確かな事実がじわじわと身体の侵食を深めて、もうすっかりと棘を抜かれてしまっているのだから恐ろしい事だ。
『らしさ』とは何だったか、と無表情を装って眺める画面を静かに閉じた。
取り敢えず、先ずは腹拵えが優先事項だろう。
…カウンターで隣に並んだ人が同じ左利き、しかも魚の食べ方が驚くほどに綺麗で目を見張る今日この頃。
平和だな、素晴らしく。
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62 :
手塚国光
2012/03/29 14:57
体温と肌の触れ合いが無ければ、何となく冷めて行く昔からの悪い癖がある。
別に抱かせてくれないから面倒だという訳ではなくて。
愛情がある故に言葉を交わし触れたくなって、心も身体も欲しくなる。
心が繋がっていれば満足だ、なんてとんだ綺麗事。
少なくとも俺にとっては、だが。
愛した故に組み敷いて、甘い甘い吐息も日常から想像も付かない色付いた身体も全てが欲しくなる。
肝心な所で逃げるようにはぐらかされて、落ち着かない熱を抱えるのは俺だけのようで、ただ好きと紡がれる唇をどこか冷ややかな色で見詰めてしまう。
趣向の相違かそれとも。
興味の行き先が少しずつそれ、傍らの素直な存在を愛しいと感じてしまうのは自然の摂理だろうか。
よく耳にする『相性』というものを今更改めて実感する事になろうとは、な。
心と身体の両天秤で、プラトニックを演じるつもりは毛頭無いんだ。
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