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┗1057.ウィル・オ・ウィスプの片鱗(21-25/140)
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25 :
隠/者(i/d/Ⅴ)
2023/10/29(日) 11:54
この距離感とこの触れ合いは何と形容したら良いのだろうか。
>君へと抱くこの劣情に、私は戸惑うばかりだ。
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24 :
隠/者(i/d/Ⅴ)
2023/10/28(土) 01:58
二人で。二人だけで過ごす部屋で。
毎日他愛無い話をして共に眠る。
今日もあの子が睡魔に負けてソファで寝息を立てていた。私はどちらかと言えば...いや、言わなくとも完全に夜行性だから眠気に関しては徹夜続きだとかでない限りは勝手に攫われることはないだろう。
>君より先に眠ってしまうのは少々勿体なく感じられて。
だから、先に眠ってしまっただとか寝落ちただとか気にはしないで欲しいのだよ。呆れも怒りも、そんな些細な事で感じたりはしないのだから。そんなことよりも、私はあの子がきちんと眠れて居るのかどうかが気がかりだ。
>私は、私よりも君の事が大切なのだ。
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23 :
隠/者(i/d/Ⅴ)
2023/10/27(金) 08:53
先日、荘園から出されているスケジュールで私の今月最後の非番だった。その日はやる事は決めて居た。
>本当なら共に街にでも、と思っていたのだがこう言う時に時間と言うのは合わないものだな。
荘園のハンター陣営に備え付けられている設備の中に共同キッチンがある。今回用があるのはここで、皆が出払って居るであろう時間に訪ねてみれば案の定中には誰も居なかった。
何をするのかと言えばあの子への日頃の感謝を込めて、ハロウィンに因んだクッキーを作ろうかと。
>あの子は甘いものは好きだろうか。
研究や実験と似て非なる料理と言う行為。様々なものに着手してしまったらきっと奥が深いのだろう。
#後編
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22 :
隠/者(i/d/Ⅴ)
2023/10/25(水) 23:51
昨夜の就寝前に起こった事⋯私には少々衝撃が大きくまだ理解に追い付いていない。落ち着いた頃、書き起こそう。
#手の上なら尊敬のキス。
#額の上なら友情のキス。
#頬の上なら満足感のキス。
#唇の上なら愛情のキス。
#閉じた目の上なら憧憬のキス。
#掌の上なら懇願のキス。
#腕と首なら欲望のキス。
#さてそのほかは、みな狂気の沙汰。
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21 :
隠/者(i/d/Ⅴ)
2023/10/24(火) 18:57
協力狩りに出向いていた夜の番人と白黒無常が戻って来た折り、彼らの痛ましい姿に何があったのかついぞ尋ねてしまった。番人の被っているフードは煤けて先の方がほつれ、無常は肩口……と言うより全体的にボロボロでそれは悲惨な姿だった。何でも、サバイバーに虐められたのだとか。
協力狩り出禁の私には到底考えが及ばず首を捻ると「信号銃が四方八方から飛んで来た。」と。
番人は5発、無常は途中から数えるのを止めたそうだ。
>...元から参加出来ない立場で良かったと思ったのは言うまでもない。
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