スレ一覧
┗1065.ラストノートがわからない(76-80/188)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書
80 :
タルタリヤ
2024/04/12(金) 23:43
🐋🏹ほろ酔う歩みで野を拓く
所謂超メタの話/やたーが印象的な情報を添えて
鍾離先生と仮想テイワットを回した時の話(所謂進捗状況)を偶にしていて、つい昨日は俺が自分で使う用と先生が貸し出してくれる用の水仙の夢を掘りあったり、リサイクルで千岩牢固を廻聖にかけて出てきた見所のある聖遺物を育てるにあたり互いに縁がありそうな場所に態々行ってみたのに悲惨な末路を迎えて慰めあったり、道中の嘆願書を誰に出したり誰の星座をよく見えるようにしたいか話したり、今日なんかは冒険者協会のお知らせを初めて同じタイミングで見たりしたね。やたー。
普段の鍾離先生がこの時間に戻れることはそんなに無くて、ぷにっとした俺らが並んでいるなら何かしらはあるだろうと見込んで二割くらい残った仕事を持ち帰ってきた鍾離先生が嬉しくて俺もよく冷やしたビールにちくわのガリバタ炒めおつまみを用意してしまった。
「強そうだ……(IQ3)」「週刊ファデュイがまた増えた……」「ゆってくれるかなあ←可愛らしい」「公子殿、俺はあの鎌が欲しい(つんつん)」「おねだりしない!」「ナタ!!!」「早く行きたいぞ」
俺達がやりとりする媒体とまた別に分けている脳みそ直接出力で言葉を出してもいい部屋で散見されたゆるーいやり取りの一部。ビール入れてるからってまぁ緩いにも程がある。
昨晩ちょうど鍾離先生にも違う話題で話したばかりだけど、最初に俺が先生に惹かれたのは璃月赴任当時の在り方と殆ど変わらずに話して卓を囲み、友達みたいに笑い合い揶揄いつつき合うあの瞬間がなんの問題もなく再開出来たからなんだ。
近過ぎず離れ過ぎず、腹の底が見えそうで見えない。それでも互いに出したいと思う一面に嘘偽りはなく、振り返る度に楽しいを自覚した。成程歯に衣着せぬ友人を持つとはこんなものなのかと執行官になってから漸く得た心境だ。
媒体は違えど今日もその心境を、後に恋心にも繋がった感情の意味合いを噛み締めていたんだよ。こんな場に限らず何度だって教えて。鍾離先生が抱いた俺と恋をしたいと願う心の形も何度もなぞらせて。
酒を呑み、気取る美食も気取らない美食も、含んだり含まなかったりする話題も、要因の定まらない笑い声も。みんなみんな、俺達が得た大切な日常のパズルピースなんだ。どれも蔑ろには出来ない。
ちょっと癪だけど「彼女」の戦いぶりを間近で確かめられるのはまぁ気になるし、鍾離先生は苦手らしいけど音ゲー得意な俺は稲妻ロックフェス(本当に誰がうまいことを言えと)をパーフェクトにこなしたいし、風の行方のルール変更も暴れ散らかしに拍車がかかって楽しそうだし、冒険で手に入るお宝各種と新たな強敵は言うまでもない。
謎解きを地図片手に首を傾げあったり、解き明かす神話に唸ったり。一つ一つを二人で大切に笑い合うエッセンスが長く長く続いていきますように、と俺の隣で持ち帰り仕事をこなす鍾離先生の隣で遅延性の愛を込めながら。
[
削除][
編集]
79 :
ニィロウ
2024/04/11(木) 19:44
🪷💃🏻ひと皿、ふたり
「好きな惣菜発表ダンサーにさせたい」「?日々なってるよ」「君の好きな惣菜をアルハイゼンさんにさせたい」
な、なんだろうこれ……!!
まーまーにも時々書いているとはいえときめかせてくれる事が多いアルハイゼンさんは不意に小さい笑いをくれるんだ。しかも朝から。
その割にアルハイゼンさんは好きな惣菜発表書記官は日替わりって堂々断言するし、なんでこう、頭の外側から言葉を取り出せるんだろうって毎回首を傾げているんだ。
思い切りの良さ、突拍子が無くても納得できちゃう言葉選び、五感一つ一つから二人で共有したいと思ってくれる想いの温かさ、時々蒼白血染めの聖遺物セットで闇雲に暴れる姿。
隠れてクスッと笑っちゃったり帰りを待ちながら抱えたくなる愛情も全部、本当に全部惹かれているの。
子供の頃に見上げた戸棚の上にあるおやつみたいに魅力的で、でも取れなかったら私に簡単におろしてくれるアルハイゼンさんの厚意にいつも救われているんだ。
ありがとう、アルハイゼンさん。夜中のお仕事も頑張ってくれてますように。お夜食、簡単に用意しているからね。
今日の好きな惣菜発表ダンサー(真):ステーキガーリックライス
明日は激しいダンスを練習するから…!セーフ…!!だよ、ね…?
[
削除][
編集]
78 :
タルタリヤ
2024/04/08(月) 00:23
🐋🏹塵も積もれば春が来る
療養が明けたら山盛りで用意しよう、と約束してもらっていた唐揚げとバリエーションを兎に角増やしたおにぎらずを十二個作って重箱に詰めてフルーツヨーグルトのブリヌイをデザートに用意して、きっと鍾離先生は初めて買ったであろう使い捨ての食器とおしぼりをバッグに詰めて洞天の工事を済ませた二人(と俺の小さい擬似使い魔の空鯨と先生の分霊の岩王ぬい君)だけのプライベートな花見を往く。
スネージナヤじゃ春はもう少し遠くて、たとえこの空間も現実に近い仮初と分かっていても寝転んでちらつく桜の花弁と青い芝生の匂いを堪能すると生をまた一つ実感した。
凡人歴三歳半のあの生き物には現代若者の初めても異国の小僧(時々そう呼ばれる)からの不敬も山ほどある分、記念日らしい記念日もろくに無いんだけどそれでも特定の日にメモくらいはしてあるんだ。
まぁつまりは直近の日曜日もそれに追加されて、色んな利便性を加味した結果二人の洞天を纏めて俺が「公子」である間の洞天での同棲を本格的に始めましたっていう外付けメモを含めまた後で花見のことを書く。簡単に。
とは言いつつ理屈はいつものズル仙力で、鍾離先生の洞天とひょんな事からピンばあやから小さいタイプを譲り受けた俺の洞天を合体させて俺のものを離れとして扱って、所謂の母屋を先生のものにしただけなんだけど。
魂の買取が正式に済んだ後はスネージナヤと璃月それぞれに別荘を買って世界の周期が変わるまで過ごす計画があるから、その練習として。
好きに変えられる景趣で桜の巨木を数本生やして、レジャーのようでレジャーじゃない春のピクニックデートとやらをズルで楽しむ。テイワットガイドには乗らない絶景を作って俺に見せるのがこの生き物は好きなんだ。
枯れ落ちる紅葉も美しいだろうにと寂しげに笑って歩いて、見物人として璃月を歩くのが正しいと思っていた鍾離先生もいなくなった訳じゃないだろう。
それでも冬の軽策荘で力強く咲く花の艶やかさを探して、栄えながら散る春の花を行儀悪くブリヌイ片手に寝転んで楽しそうに隣で笑ってあざとくなったり拗ねてみたり構い構われで肩に額をぐりぐり押し付けてくる鍾離先生を見る機会の方がずっと増えた。
埋められない鍾離先生の数千年と奪わせない俺の数十年を尊重した先、ルーツから大きく外れた偶然の先に俺達は巡り会ってしまった。
運命なんて言葉でこの縁を他人任せにしたくないから、盤面に居るしかない俺は自力で出会ったと主張し続けるんだ。
変わらずに愛しているよ、先生。
季節の変わり目に俺に花を教えて。五感全てに俺を刻ませて。だからどうか、いつか朽ちる直前のとびきりの果たし合いはもう暫く先で居て。
[
削除][
編集]
77 :
ニィロウ
2024/04/06(土) 01:47
🪷💃🏻映ろう香り、ふたり
少しだけ苦手だったジャズの流れを取り入れて成功した足捌き、ハッラの実を削ろうとした小さな傷に絆創膏を貼った中指、ちょっと頑張ったから奮発して食べたパティサラプリンのアラモード、バザールを行き交う皆が手にしたスメールでも咲ける品種改良の桜の花の色と意識しないと分からないほんわかした香り、帰宅が遅くなると苛立ってるアルハイゼンさんの駄々っ子の目。
今日の私が気になった、書いておこうと思った小さな興味と出来事。
なんだって知りたいと真っ直ぐ好奇心が向くままに渡してくれる大好きが大切で、あなたが欲しいものはできる限り見せてあげたい奉仕とは少し違う想い。
私達はわんぱくに躊躇わずにたとえ後悔しても手を伸ばしてみる選択肢を取りがちだから、自然とこんな気持ちにも繋がるのかも。
純喫茶、バターサンド、私といる時なら本が汚れずに済むから(うれしい)食べたい汁物料理、ちょっぴりおどけた名前のふわふわの犬。
アルバムをめくればもっと思い出せるけれど、全部を今思い出す必要はないと思うの。埃にかぶらないように、何日か置きに少しづつ取り出して思い出と言葉を鼻の奥で覚えた幸せに繋げていきたいんだ。
明日はアルハイゼンさんが(怒りながら)早寝早起きしてフィールドワークに赴いて早くに帰ってこられる日。日曜日のお花見デートの前倒しで、アルハイゼンさんにも幸せの焼き直しに協力してもらうつもりなんだ。
シュガーバターで少しぱりっと焼くんだよね。ちゃんと覚えたから。夢の中でもあなたを応援しているよ。
[
削除][
編集]
76 :
鍾離
2024/04/04(木) 23:19
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆🐉🔶飲水思源
今日という日にさしたる意味及び俺達に何かがあった訳ではなく、乱入の類でもない。言わばよくある遊び、或いは意趣返しの一環だ。
夕刻、公子殿はいつも通り俺を執務室に招き逢瀬という名の歓談に興じる。俺の余生に多忙がないとは言わないが、それでも公子殿よりかはゆとりがある。忙しい中で「俺専用」の侵入経路を突貫で設ける彼のいじらしさは何とも微笑ましい。
往生堂の務めを稼業人としてこなし講談の批評に向かい呼ばれれば所感の芸術鑑定を行い、花を愛で山雀の羽ばたく先に足を向け移ろう空が落とす滴の形を知り璃月の夜灯りを見下ろし、時に旧い友を心に留め置きながら一人酒を傾ける。
燻るもの、端から削れゆくものが無いとも言わないが日常の水面を乱し凡人でありたい心に一匙精水を与え、あどけない表情で俺の言葉を噛み締める振る舞い一つからでも欠けた箇所が埋められているのだろうと実感を日々得ている。
神の心の跡地を喩える言葉はどれも不適応に思え俺としてもいまいち判断がつかないが、それでも公子殿が俺の名前を呼び朝方の弛んだ心に愛らしさと慈しみを浮かばせる度に誤魔化せぬ歓びが俺に流れていく心地良さは誰にも渡せない。
「鍾離」として得た初めての我欲がまさか璃月を壊しかけた小僧に向ける羽目になるとも思わなかったが、今となってはこの稀少性が愛おしい。
貴殿の事はなんだって聞かせてくれ。興味、嗜好、意見。
人として曲げてはならぬ約定はあるが根底の生き方と蓄積に正解は無く、その差異が愛おしいと思えるのは恋の証左足り得ると教えてくれた公子殿はいつも俺を惹き付けてくれる。
どっちつかずの宵闇で足跡を光らせ瀬戸際で笑い、欲を躊躇わない青年の笑みを執行官の型に当て嵌める、眩しい人の子。
あの夜俺に手を伸ばさせた貴殿の傲慢や虎穴に入らずんば虎子を得ずを体現する苛烈さを振り返りながら傾ける杯も悪くは無いが、そろそろ生身の貴殿が恋しくなってきたな。
待ち惚けをさせぬ実感を持たせてくれた公子殿の帰りを今宵も待っている。
不特定多数への閑話休題
稲妻の各島に渡る逸話は転々としていて、一個人毎の思惑や風習は時間から切り離されていると思う。雷神の余波はあれど文明は多岐に渡り、現と冥の境も曖昧だ。
つまるところ稲妻踏破の道は長く険しく、捲るものも多いが鎖国文化と彼女の永遠が生み出した景色をどうかお前達が思うがままに歩んでくれ。スメール、フォンテーヌの一部は更に長いぞ。
中継地点を開き宝箱を開け、先ずは四人の力の再生に注視して旅をする。無論、時には璃月に戻り俺の手から外れた沈玉の谷の地を歩むのも勧めたいが強制はしない。地図の空白が埋まる七神の私情の任に付き合うのも一興。
……因みに此度の祈願、俺はどちらの誘致も勧めたい。指示次第で岩元素以外全てに役立つ汎用性の塊と半年経って尚最優の力を誇示する姿は用途が大幅に異なる、モラに計画性を持ちながら検討を重ねてくれ。
個人的には絶対に強いものの星座を一つ見やすくしていないとシールドを張れる者が必須となる最高審判官殿よりも汎用性が高く、ほぼ装着が固定となる翠緑の聖遺物も駆使すると該当元素ダメージが四割増しで通り聖遺物も一番際立って上がる能力が熟知であれば後はなんでも良いあの浪人が若干優勢だ。
シールドを張れる者が育っている場合は前者が少しばかり有利だが……俺はどちらの者へも契約書を渡している。
[
削除][
編集]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書
[
戻る][
設定][
Admin]