銀木犀 - ⊂*本Ⅵ*⊃

スレ一覧
┗銀木犀(17-26/35)

26 :黒尾鉄朗(HQ!!)
2014/11/04(火)　11：56

　世間一般的に見た時、間違いなく「え、そんなことで？」と思われるだろう他愛のない小さなことが、どうしようもないスイッチだったりする。汚い、醜いものなんかを、誰が好き好んで受け入れる？俺は嫌だね。馬鹿だと思われてもいい、体裁良く保ちてぇよ。それが全ての評価じゃないにしても、ある程度基盤は作られるってもんだ。だからな、そうやって外面良く作った自分の反面でどうしようもねー自分を見付けると本当、情けなくなる。臭いものに蓋をする心理で眼を背きたくなるわ。知らんぷり、スルー。今まではそうやって逃げて来たんだけども、流石にそれじゃ成長しねぇよなァ、つって最近は向き合う努力をしてんだよ。それが存外キツくて、苦しくて、参る。へこむ。こう成りたい、在りたい自分像から掛け離れてて一周した後笑える。そこからどうやったら立ち直れるのかも、分かんねぇ。

　嫌なことを嫌だと声に出すのは勇気が要るもんだと知った。誰かと自分を比較して卑屈に思う心の弱さを知った。何より、アイツが大事にしてるもんを大事に出来ない自分と、誰を見て誰を想ってるか十分過ぎる程分かってるのに、それをすっ飛ばして嫉妬する自分の小ささを知った。
　見てくれ良く繕った自分よりも余程、素の自分に近いのによ。これっぽっちも好きになれねぇ。当然か、嫌なところしか目に付かねぇんだから。

　ごめんな。

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25 :赤葦京治(HQ!!)
2014/10/30(木)　09：46

>　秋、
　生徒玄関にどんぐりが転がっている。周りにどんぐりの木なんてないのに、どうしてこんなものが玄関とはいえ校舎の中に散らばってるんだろう。皆気付いているのかいないのか、そのことに付いては触れないし、片付けられてもいない。…そろそろまっくろ＊くろすけの存在を疑った方が良いだろうか。

>　楓、
　昨夜、音楽フォルダを整理している最中に拾った、昔からのお気に入りの楽曲。この季節には殊更、良く似合う。アンニュイな季節を深紅に染める歌。さよならをこれ以上綺麗に歌える人を、俺は他に知らない。

>　人目を避けたい。
　アスファルトに敷き詰められた木の葉を、靴の先で掻き分けるように進む。敷き詰められたもの。そこから切り詰めたもの。覗いた空白に、宛てられるもの。意味を見出せない俺は、ここから先にどうしても進めない。理由がない。確信も、保証も。
　何処までも愚直だ。

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24 :黒尾鉄朗(HQ!!)
2014/10/28(火)　10：19

　眠気MAX及川の「おやすみやさい」の一言に悶絶。おま、…お前、可愛いな。俺も睡魔にヤられてる時は意味不明なこと言っちまうことあるけど、好きな奴の場合だとここまで破壊力あるのかと、そりゃもう身を以て実感したわ。あんま弄ると拗ねるだろうから程々にしとくけど、それにしても昨夜はヤバかった。布団に寝転んで三秒の＊び＊太くん。普段は俺の方が先に寝ちまうこと多いし、寝落ちるアイツを見るのも色々と新鮮だった。イケメンは寝顔も綺麗だから困ります。主に理性的な意味で。
　首のキスマークはお返ししといたし、先に眠りに落ちたアイツの身体を抱き締めると温かくて、丁度良い人間カイロ。これからどんどん寒くなるし、引っ付ける口実が出来て何より。寒ィのは苦手だけど、理由探す手間が省けるところは冬に感謝だな。…いや、そもそもイチャイチャすんのに理由は要らねーか。

　今日も変わらず俺の頭は誰かさんの所為で末期です。

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23 :黄瀬涼太(黒子のバスケ)
2014/10/26(日)　06：24

　鼻腔を擽る、上品な茶葉の馨り。熱々のお湯を注いで暫く濾すと、綺麗な褐色のオレンジに染まる。砂糖は三つ。今日は甘めにしてくれるって。ミルクの甘さもプラスすると、薄茶色の淡白い水色がマグの中に融け込んだ。
　オレが遊びに来ると、赤司っちは好きな飲み物を淹れてくれる。専用のマグに手慣れた所作でお茶を淹れる赤司っちの背中にピタリと貼り付いて、一連の流れを眺めるのが好きだ。オレが落ち込んでる時、甘えたい時、察して砂糖をオマケしてくれる赤司っち。甘やかされてる自覚はある。甘えてる自覚もある。この空間が好きだ。何にも代え難いこの空間が、オレの二番目の宝物。

　カップを持っていた所為か仄かに熱が移った五指で、手を繋ぎ合わせる。落ち付いた声のトーン、穏やかな笑顔、肩口に乗る頭部の重みが愛しくて、同じように寄り添う。触れ合った箇所から幸せが浸透していくようで、ここから何処にも行けない。小さな告白も、幼さが残る口付けも全部、ねぇ、甘いんス。
　ぐるぐる雁字搦めになったって、どうせオレは救われる。この人が傍に居るなら、どうせ明日には笑顔だから。何も不安なんてないんスよ。だから、オレの神様。オレの最愛の人。この先もずっと、傍に居てください。あなたの隣に居たい。

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22 :日向翔陽(HQ!!)
2014/10/23(木)　12：27

　影山、最近楽しそうだ。

　疲れた顔見せることもあるけど、よく笑うしよく食べる。何かこう、キレッキレな感じがする！少なくとも前の、心にささくれ立ってるように思えた一時と比べると、随分明るくなったように思う。飽くまで俺の主観！だけど！
　
　昔さ、全部俺一人で担えたらと思ってた。多分、独占欲とかそういう気持ち。お前の傍に居て、お前を笑わせんのも喜ばせんのも、俺一人居れば良いじゃん事足りるじゃん！って。どろどろした気持ち、何度か感じてた。
　間違った矜持と、自分自身への過信。その結果どうなったかと言うと…お前のこと傷付けた最悪を引き起こしちまったんだけど…、でも今こうやって、お前がまた俺の隣で笑ってくれんのが嬉しくて、それってお前の周りに居る色んな人のお陰なんだなァって沁々するんだ。
　色んなもの見て、触れて、感じて、考えてさ。前よりもっと、お前のこと格好良く見える。お、お世辞じゃないぞ！スゲーなあって惚れ惚れしてんの！お前が楽しそうに笑ってるの好きだ。色んな話聴かせてくれるの好きだ。要らないものなんか一つもなくて、全部お前に繋がってそれが新しい影山を作るのかと思うとわくわくする！魅了されてる。

　それを一番近くで見られて、幸せだって思ってるよ。影山、ありがとな。

>>>

　はーら減ったー！飯ー！

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21 :日向翔陽(HQ!!)
2014/10/21(火)　17：41

　おでんをはふはふしながら食べる影山が可愛かった！アイツが飯食ってるところ見るの好きだ！
　俺にこんにゃく持ってこーい！

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　あっ、菅原さんに踏まれた！俺、全力で支えます！

# ---

　口からこんにゃく…！は、吐いたりしません…！100人乗ってもダイジョーブなようになります！
　今度俺も踏み返していいですか！菅原さんにのしん！

# ---

　うぐっ、…ギギギ！百人乗っても大丈夫になると、小さな巨人じゃなくて進撃する方の巨人になっちゃいそうです、菅原さん…！とりあえず俺っ、先輩たちを乗せても大丈夫なように鍛え直します！菅原さん一人くらいなら、楽々運べるようになってみせますから！

　はわわっ…、あざーっす！温かい言葉、嬉しいです！周りから見た俺らの空気ってどんなものか分からないですけど、菅原さんが微笑ましいって思ってくれるような柔らかいものだったら良いなって思います。おれ、俺も！菅原さんの書く物腰の落ち着いたトーンの言葉たちがスゲー好きで！前々から覗かせてもらってました！安直だけど、深いっていうか、確り構えてるなってイメージ、あります。俺、直ぐ焦ったり慌てたりするから、そういうの見本になるというか、格好良いなって思う。

　ご近所付き合い…！楽しく出来ればいいなって思います！俺の方こそがっつり絡ませて貰うんで、よろしくお願いしやーっす！

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#　　10.22.Wed

　今日も影山はおでんをはふはふしていた。買って来たおでんの具材を一つずつ説明してどや顔する影山は、…あれ、やっぱり可愛い…！影山が飯食ってるところ見るの好きだ！何だっけ、『いっぱい食べる君が好き』とかってフレーズあったけど、正にそんな感じ！これ以上デカくなられんのは悔しいけど、いっぱい食って栄養付けて頑張んねぇとだしな！もりもり食え、影山っ！
　…羨ましそうに見てたら玉子を一口くれた。おでん、美味い！この季節きたー！って気がする！じゃあ俺は、坂ノ下商店で肉まん買ってやる！半分こな！

　土日は久し振りに影山と二人で遊びに行く。うー、今から楽しみだ！

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20 :黒尾鉄朗(HQ!!)
2014/10/20(月)　23：30

　アー、まァ影響受けてる自覚はある。普段買わないチョコレート菓子を手に取ったのだってアイツが今日チョコ食ったとか言ったからで、食生活までアイツの影響下にあるのかと実感したら笑えた。いよいよヤバいんじゃねぇの、とかっつー自問は随分前に投げてる。イヤイヤ、ここまで浸食されるもんかネ。舌の上でとろりと融けた上品な甘さを咽喉の奥に流しながら思う。「これは外れじゃねぇから食ってみろよ。」アイツが帰って来たら真っ先に伝えたいトカ、恋の病に侵された俺の頭は可笑しいくらい末期だ。

　なァ、お前の何が俺をこんなに惹き付けるんだろうな。この感情を細分化して一つずつ丁寧に分解、分析しても上手く説明出来ねぇんだよ。最早俺の本能でお前を欲してる。て、言ったら…笑う？

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19 :黒尾鉄朗(HQ!!)
2014/10/19(日)　17：30

　昼寝の添い寝を所望されて嬉々と応えたは良いものの、気が付けば陽も沈み掛けの夕方17時。…コイツ、どれだけ眠る気なんだ。好い加減眠り姫にでもなっちまうんじゃねぇか。未だ腕の中で気持ち良さそうに眠りに耽る愛しい寝顔を見つめると、まさか起こす気にもなれねーし。まァ、ゆっくりと休日を満喫出来てるし良いか。最近は寝不足気味みたいだったし、偶の休みくらいは寝かせといてやりたい。至近距離で寝顔を堪能出来る贅沢も味わわせて貰ったし、明日からの一週間も黒尾サンはまた頑張れそうデス。

　とか何とか書いてたら及川くん起床。本人も寝過ぎの自覚はあるみたいだ。ンじゃま、飯にする？風呂にする？それとも、俺？…なァんつって。

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　人に物を贈る時は、あまり高価過ぎても逆に気遣わせちまうし、加減が分からん。というのは一足早いクリスマスプレゼントの件。財布とも相談しなきゃだしなァ。でもま、アイツが喜んでくれるのを想像するとプレゼント選びが楽しくて仕方ない。お前に贈りたいモンが沢山あるんだよ。全部受け取ってくれ。

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18 :黒尾鉄朗(HQ!!)
2014/10/17(金)　18：40

　全く以て予想外だった言葉と反応に、俺の心はコンマ数秒か制止した。身体中の血液が沸騰したと錯覚する程に全身が火照って、頬を中心にじんわりと熱が広がっていく。…オイ。オイオイオイ。そんな風に拗ねられるのは予想外なんですケド。確かに俺の発言は失言だったと思うが、でも、オイ、待てよ。そんなに全力で求められると堪らなくなるんですケド。いつだってお前は俺の心を容易く揺さ振る。公衆の面前で赤面したのは初めてだわ。どうすんだよオイ。…あークソ、惚れてる。

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　もっと周りを見ろ、と言われることがあります。本当、その通りだな。
　あんなに分かりやすいのに今頃気付くとか、そりゃ「気付くの遅い。」と言われるわ。
　今更とか言うなよ。挨拶は基本で、礼儀なんだから。

　こんばんは、。

>>>

　黒猫が25匹も腹見せてゴロゴロしてた。撫で放題だな。

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17 :及川徹(HQ!!)
2014/10/16(木)　10：10

>　To:xxx

　ひとつひとつ丁寧に紡がれた言葉たちに、すとんと心惹き込まれマシタ。まるで凪いだ海みたいだネ、耳に心地好い。ファンコールとか不慣れなんだけどサ、同じ本棚に素敵な綴り手さんが居たら見ちゃうデショ。ガン見の勢い。温かい言葉もありがとう。こちらこそ勝手に手に取らせて貰ってマスと今更な告白。赤葦くんが書き起こす繊細な心の機微に共感したり心重ねたりしてる。これからもこっそり覗かせてネ。

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