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スレ一覧
┗1076.翡翠糖(19-23/142)

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23 :工藤新一
2023/02/02(木) 23:12



短いけど、書き置きをしてみた。
アイツを起こしちまう可能性あるようなこと、普段なるべくしねえようにしてるんだけど。明日は起きた時すぐにオレの言葉を見てオレのこと考えてくんねえかなー、って思ったから。
いつだってお前の名探偵で、お前だけのハニーだぜ。大好きだよ。


  ▼


結果として朝っぱらからちゅっちゅしてたら当然ムラムラしてきて、オレからおねだり(悶死。クソ恥ずかしい)したら手引っ張られてさっきまで寝てたベッドに連れ戻されて、そのあとめちゃくちゃセックスした。
幸せだった。
2021/02/29(土) 02:59


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22 :工藤新一
2023/02/02(木) 23:05



ここ最近アイツとあんまり話せてない。
オレもアイツも忙しいし、生活リズムが全然ちげーから仕方ない。とは、思ってんだけど……。オレより他のヤツのほうがアイツと話してんのかもなあ、って思うとちょい寂しくて、少ししんどい気もする。
朝に一言だけ交わして見送った後、オレはこんなんでアイツを幸せにできてんのかな? と考えてた。退屈な恋人だと思わせてねーかな。

不調からくる不安かもなぁ。そう思えば余計にため息が出る。だってまったく自分勝手な話だろ。
ネクタイを締めて家を出る直前、鏡に映る何処かぼんやりとした自分のツラを見た。……前は似てたかもだが、今は言うほどアイツに似てねーよな、オレ。年を重ねるごとに表情の作り方や目線の運び方が明確に違うってのが際立って余計にそう思うようになった。目の色だってアイツのはもっときれーな天色だ。
鏡の中、自分の瞳の中の海が揺らぐのがわかった。

会いてーな。
"心はいつもそばにいる"、けど、それでも。


  ▼


いや、マジで。マジで一体オレらどうやってあんなに時間作ってたんだ?
今一番欲しいもんは恋人と被る休み!

2021/02/28(金) 15:53


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21 :工藤新一
2023/02/02(木) 22:51



今更ながらページ確保すらしてなかったバレンタイン・デーの話をしていいか? いいな? するぞ。

バレンタイン・デー。オレにとってちょっと特別な含みのあるイベントだった。

話は付き合う前、去年に遡る。アイツがオレにバレンタイン限定のチョコを贈りたいって言ったことがあったんだ。
その頃のオレはちょっと、まあ、色々あって。誰に対しても一定の距離を置いて接する心づもりでいた。そんな折だ。「工藤にもチョコあげたい」って言うアイツに対してオレがしたクソかわいくねー返事が、

「来年のバレンタインの頃もしも、チョコレートを贈り合ってもいい、と思うような関係だったらな」

これ。

……不自然なぐらい自然にオレの近くに来たアイツの人たらしっぷりに対する、オレなりの威嚇だったのかも。その時は勿論こんな関係になるとは、それどころか二月まで縁が続いているとも思ってなかった……、そんな長くそばにいねー存在だろうなって気がしてたから。

オレは思うんだけど、二人の間でどんなふうに磨かれるのか、掘り出した段階じゃ全くわかんねーもんだよな。関係っていう原石は。
「バレンタインにチョコを贈り合う関係になる」。この目標を果たしたアイツの努力を思い、感慨深いよーな気持ちで二月の前半を過ごした。

「チョコあげたい!」の念願が叶ってはしゃいだアイツからのチョコレートは……五つ届いた。そこそこでかいやつが。

……毎回そうなんだけどアイツ、明らかにオレの肉体的質量を増やそうとしてる。
これまでだって、キラキラのチョコラスク、ドライベリーの入ったでけープラリネ、宝石みてーな飴、クッキー、メープルナッツ……挙げてたらキリがねーぐらい食い物の面倒見られてきた。
しかも感心しちまうくらい全部うまかった! …というか、うまかったもんをオレに贈ってくれてるんだろうな。「これ美味かった、すげー好き」って感想言うと毎回「オレもそれ好きっ!」って嬉しそうにしてんだもん。
はい、かわいい。惚気でした。

話が逸れた。バレンタインな。
結局オレも贈りてえやつ買ってたら絞れず三つになっちまってさ、でも喜んでくれて一安心した。わざわざ柄でもねーとこ(バレンタイン催事ってすげー人出なんだな……)行ってみて良かった、ってな。
当然みてーに互いにチョコ贈り合っちまったから未だに二人で毎日チョコ食ってて、その感想を言い合う日々を過ごしてる。


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20 :工藤新一
2023/01/31(火) 22:47



聞きたくないことを聞きたくないって言うの、負けたみたいで嫌だった。美味しいものも不味いものも、ソイツの齎すものなら全部食らって嫌がらないのが愛だと思ってた節があって。
でもオレには必要だったんだな。制限してもらうことが。

全てを洗いざらい話すのばかりが相手に誠実でいることじゃないんだろう。愛してるからこそ渡す言葉を、気持ちと真実を、慎重に選ばなきゃいけなくて……オレもそうだ。思考をやめちゃいけない。この点に関しては。

気付くのが遅れちまった。気付けてよかった。


おめーは大丈夫だよ、オレが保証する。
在りたい姿で在ろうな。


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19 :工藤新一
2023/01/31(火) 22:38



景色を見通すことができるようになって、凪のような気持ちでいる。毎日穏やかにアイツを愛することができるのは喜ぶべきことだ。
思うに数日前にひとつの結論が出た時、オレはここらで筆を置いてもよかったってーか、置くべきだったのかも、と思わなくもない、が。
なんにせよオレがずっとアイツを大事にしてえって思ってることに変わりはねーんだ。もちろん約束もちゃんと守るし、行きたがってたとこ全部一緒に行きてえし。それまでは日記も続けたい。


抱き締められて擦り寄られるたび、アイツがオレに触れたいと思っていてくれることに安堵する。
クレオパトラともあろう者がまさかあんな一言を気にしてるとは思ってねーんだろうな。


  ▼


「おやおや……名探偵ともあろう方があの程度の暗号に苦戦するとは… 1つヒントを差し上げましょうか?」

あ゛ん???
ぜっっってえに解く……悔しいし……。

前に誰かにも言った事があんだけど、渡された暗号を解けねーっていうのは相手に対する理解が足りてねーことの証左な気がして悔しいんだよなぁ。
結局、アイツ相手にはたぶん勝ち負け半々だった。そもそも最近暗号出しにもこねーしどこで何してんだか。
「オメーは暗号に取り掛かると解けるまで全然話しかけて来なくなるから寂しい」って言葉に己のプライドの高さをちょっぴり反省したのも今や懐かしい。


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