あなたの海を、歩いてきました

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┗1891.あなたの海を、歩いてきました(121-125/125)

125 :轟／焦／凍（Ｍ／Ｈ／Ａ）
2025/01/14(火) 23:47

ここはあとで。

124 :轟／焦／凍（Ｍ／Ｈ／Ａ）
2025/01/13(月) 23:25

爆豪は俺の日記にマーキングをしたい、とずっと思っていたらしい。たまに編集ページを開いて作戦を練っていたともこっそり教えてくれた。この日記を好きな奴が読んでくれるだけでもすげえ嬉しいのに、まさかあいつの中にそんな欲があったのか…とドキドキもした。俺の好きな爆豪は頻繁に独占欲だったり嫉妬心を口にするような男じゃない。他の人が絡む話になるとその可愛い独占欲を時々見せてくれたりもするけど、常日頃から俺の浮気を疑ったりだとか、束縛するような事もしない。どちらかと言えば健全な気持ちで俺を好いてくれている、…はずだ。そんな爆豪が、マーキングするならあの薄い自己紹介に俺が追記してやりたい、と密かに考えていた事実にきゅんとした。１ページを丸々使った爆豪のマーキング。これに込められたテーマにもときめいたから、あいつには悪ィけどこっそり書いておく。爆豪曰く、表のテーマは『轟の自己紹介の充実』だけど裏のテーマとして『自慢の恋人に溺愛されとる俺からの特大マウント』を意識していたらしい。そのテーマを踏まえて読み返すとたしかにマウント…なんじゃねえかって感じる部分もあって、爆豪が独占欲の塊みてぇな日記を堂々と公開してくれたのがすげえ嬉しくて堪らなくなった。俺がページを埋めるたびにあのページが下がっていくのが惜しい。どうにか見えるところに貼り出せねえかな。

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123 :轟／焦／凍（Ｍ／Ｈ／Ａ）
2025/01/12(日) 23:52

爆豪の口にする「ふにゃふにゃ」が可愛い。俺はあいつの口から出る擬音がどれも好きだけど、最近のお気に入りはこいつだ。ふにゃふにゃ。にゃ、の部分が特に可愛い。猫の鳴き声みたいで好きだ。その勢いで、２月の猫の日には猫耳と尻尾とえろい格好をさせて、にゃあにゃあ鳴いてもらう予定も作らせてもらった。そこで爆豪はとんでもねえ事を言い出した。どうやらこの猫の日に向けて、にゃあの練習をしようと思っているらしい。そんな事を言われて俺が飛び付かない訳がねぇから、今すぐここでやって欲しいと即お願いした。でもあいつは「やだ。絶対盛るだろ。」と言い返してくる。この「やだ。」の言い方も可愛くて、もうそろそろいい加減にして欲しいくらいだ。その後は何とか言い包めて、にゃあ、と言ってもらった。にゃあ、にゃー、にゃん。本当にあの爆豪の口から出た鳴き声なのか？と疑いたくなるほどに可愛い。言ってすぐに「オラッ、これで満足しろや。」と言い出すのもあいつらしくて好きだ。でも俺は完全に爆豪にメロメロだった。駄目元で、抱き着いて言って欲しいとお願いしたのも良くなかった。俺の可愛い猫ちゃんは言う通りに、抱き着いて「にゃあ」って鳴いてくれたんだ。可愛い。……かわいい。これを書くにあたって思い出しているけど、あのちょっとだけ甘えた声を再生するたびにため息が出る。かわいい。その勢いで、焦凍、とも呼んでくれた。好きだ、とも言ってくれた。俺はあの時、情けないくらいに骨抜きになっていた自覚がある。そんな時に爆豪は、自分以外がにゃあにゃあ鳴いていても俺は薄い反応しかしなさそうだ、と言ってたな。まったくその通りだ。これは爆豪が言うからこそ可愛くて、他の奴の前では絶対に言わないようなおまえが俺にだけ鳴いてくれるのが良い。あいつは機嫌が良いとすぐ顔に出る。「焦凍、好きだにゃあ♡」と言われた時は本気で手を出しそうになった。もちろん暴力じゃねえ方の。俺だけの可愛い猫ちゃんを甘やかせて満足した夜だった。また言ってもらおう。

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122 :轟／焦／凍（Ｍ／Ｈ／Ａ）
2025/01/11(土) 22:57

今日が誕生日だって気付いたのは、爆豪が「おめでとう」ってキスをしてくれたからだ。まさか俺が、自分が一番に祝った、って得意げな顔を浮かべる恋人を抱き締めて誕生日を迎える日が来るとは思わなかったな。ヒーローとしての活動年数を重ねるごとに、誕生日が近付くとファンの方から手紙や贈り物をもらう事も増えた。家族や知り合いだけじゃなくて、直接喋った事のない人からも自分の誕生日を祝ってもらえるのはありがたい事だと思う。お祝いの言葉もプレゼントも何だって嬉しい。でも俺は、今年の誕生日こそは何か自分から欲しいものをねだってみたかった。だからプレゼントにおまえが欲しいと伝えた上で、「俺の日記に、１ページだけで良いから何か書いて欲しい」とお願いした。前に、爆豪がこの日記に何かを書く事はないと伝えていたのは俺の独占欲も絡んでいたのが理由だ。…けど、大好きなあいつの痕跡が欲しくなったってわがままも正直に書いておく。好きな奴が自分の日記に何か書いてくれる、っつう幸せを味わってみたかった。多分、俺のそんな葛藤を分かっていた爆豪は「ついに俺の事を自慢したくなったみてぇだな。」と言ってくれる。俺にはその言葉が〝待ってました〟って言っているようにも聞こえた。この話はまた後日に書く。何よりも、初めて自分からおねだりしたプレゼントを最高の形で渡してくれる爆豪がずっと好きだ。他にもプレゼントを貰う予定だからそれも楽しみにしてる。

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121 :爆／豪／勝／己(M／H／A)
2025/01/11(土) 11:03

許可してるから文句を言うつもりなんざ一切ないとは言え、日頃好き勝手書いてくれてるなァ！轟！！
俺もてめェの事を好き勝手書いてやる。てめェの自己紹介、内容がクソみてぇに薄いんだよ。

まず、俺の轟は自己紹介通り俺を溺愛してる。溺愛し過ぎてクソ程甘い。俺がキレて殴ろうが蹴ろうがスカした顔して受け止めるような奴だ。次に、分かりやすい。時折俺の事をエスパーかのように書いているが、そもそもそういう時はてめェの言動が分かり易すぎんだよ！クソが！…とは言え、分かり易いからって全部はわからねぇから、俺との約束『何かあったら言葉に出す』コレはキッチリ守りやがれよ。
それと、てめェは俺から見ると驚く程に繊細で、色々考えてる奴だと思ってる。身体は繊細とは真逆で腹立つくらい仕上がってるっつーのにな。まァ、俺にだけ弱ェ部分を見せとけ、てめェの悩みなんざ俺が即爆破してやる。後、てめェはもっとに俺にお願いでも何でもすりゃいいだろ。俺の懐の広さナメてんのか、あ゙ァ！？
…あと、自己紹介でも何でもないが、コイツの可愛いと感じるポイントが未だに俺ァ謎だ。昨日も急に菩薩みてぇな顔しやがって。取り敢えず、このくらいにしといてやるか。

最後に、誕生日おめでとう。
てめェは俺の自慢のヒーローで、自慢の恋人だ。

追記
オイ、白い枠がねぇぞ…クソ！！統一感持たせてぇならてめェが白枠つけやがれ！！

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