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┗1891.あなたの海を、歩いてきました(42-46/139)
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46 :
轟/焦/凍(M/H/A)
2024/11/01(金) 23:14
爆豪と互いに煽り合う時間も好きだ。あいつと好んで喧嘩をしてえわけじゃねえけど、次の日の予定もある状況で夜遅くに二人ともそういう気分になっちまって、絶対に今からは出来ねぇから何とか我慢しようとしている爆豪が可愛い。発情しきったエロい顔で仕事をする事になったら俺の責任だとも言っていたが、そんな状態のおまえを家から出す事はねえから安心しろ。俺は独占欲が強いどころの話じゃねえような性格で、他が厭らしい目であいつを見るのはとてもじゃねぇけど我慢出来る気がしない。あの日もマスクだけをさせて出勤させちまったけど、爆豪も俺と似た気持ちを抱いていた事に嬉しくなった気持ちもあった。爆豪の事を抱きてえってムラついた顔を誰にも見せたくねえらしい。マスクをして家を出ろって言われた時は思ってもいなかった言葉に驚いて、…いや、この場合はあまりの愛おしさにイラついたって方が正しいな。明日も仕事があるから煽んな、って互いに言い聞かせていた状況でこんな事を言うあいつが悪い。俺も大人げなく反抗して、途中で「ムラついた顔を見せて怖がらせとけ」と言った爆豪へ「逆にファンが増えちまうかも」と意地悪を返した。その時にようやくあいつは黙って、素直に「それは腹立つ」と呟いた事すらも可愛くてどうにかなっちまいそうだった。何よりも(絶対にやらねえけど)ファンサービスもやってみると答えた時には勝手にしろと言っていた爆豪が、あとになってその〝ファンサービス〟の内容を聞きたそうにしていた姿が可愛かった。その翌日も実際にやったかどうかを気にして、わざわざ俺に聞いてんのも可愛い。あいつの愛を試したいわけじゃねえ。けど、俺の事で振り回されて気持ちを乱している爆豪の姿は見ていたい。
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45 :
轟/焦/凍(M/H/A)
2024/10/31(木) 23:56
俺は甘えるのが下手だ。下手…って言い方が合ってるのかは分からねえけど、甘やかし甲斐のある態度じゃねえとは思う。爆豪がせっかく甘やかしてくれた状況でも発情するって一体どうなってんだ。俺はついに理性も捨てちまったのか。これは言い訳になるが、好きな奴が一生懸命に甘やかしてくれている姿を見て冷静でいるのは難しいと実感した。俺ばかりがおまえの事で頭も胸も満たされているのは不公平だろ、あいつも俺の事でいっぱいになれば良いなんて考えもあった。そんな邪な気持ちが「早く抱きてえ」って言葉として出ちまった時の爆豪の反応は、ずっと忘れねえだろうな。いつもは俺を煽るあいつが、あの時は俺に煽られて珍しく発情してる姿を見て眠気も醒めた(何なら爆豪よりも後に寝る羽目になった。)互いに煽って、ムカついて口論になって、そんな中でも好きだって気持ちは隠しきれてねぇのが俺たちらしい。/ 爆豪の事も甘やかして、戻れないところまで俺に堕ちて欲しい。今度は隅々まで甘やかしてもらう。
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44 :
轟/焦/凍(M/H/A)
2024/10/30(水) 22:15
爆豪と出逢うまでの日々を思い返してみたが、恋愛にのめり込む暇もないくらい現場に駆り出されていた記憶がほとんどだった。朝に帰って夕方に家を出る時もあれば、深夜まで眠れねえ時もあった。あいつと暮らし始めてからもまばらな生活リズムを送っちまっていたけど、今は前までの生活が嘘かと思うくらいに安定した暮らしをしている。朝方まで眠れずに疲労を抱えたまま家を出る時があったとは思えないほど、毎日決まった時間に目覚めて、爆豪の寝顔に話し掛けて…眠そうにしながらも起きてくれるあいつが可愛くて、朝に起きるのも好きになった。俺だって朝は弱い。けど、爆豪が俺のために起きてくれる瞬間が好きであいつより少しだけ早めに起きるようにしている。もちろん無理させたくねえし、お互いに身体を酷使する仕事だからゆっくり休ませてやりたい。せめて俺の傍にいる時だけは嫌な事も忘れて穏やかに眠って欲しい。おまえが抱える不安も、憂鬱な事も、全部俺が取り払ってやるから。
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43 :
轟/焦/凍(M/H/A)
2024/10/29(火) 21:05
ハロウィンの日、爆豪に何を着てもらうかずっと悩んでいた。あまりにも悩み過ぎてあいつに想いを打ち明けた時は、いつも決まって「平和な悩み」だと言われた。年に一度しかないイベントを恋人と過ごせるのなら最高のものにしたいって思うだろ。けど、正直…初めてのイベントごとに浮かれちまっている自分もいた。好きな奴と二人でハロウィンを過ごす機会がそもそもなかったのも理由だが、爆豪に好きな服を着せられる機会は滅多にない。(たまに俺のジャージや寝間着を着てくれる事もある。これは完全にあいつの気まぐれだ。)何を着ても似合う奴だからこそ何日間も悩んで、今日結論を出した。俺の答えを聞いた爆豪には「わかり易く一番エロい服選んだみてぇだな。」と言われちまったけど、そもそもこの案を出したのは爆豪だから俺はそれに乗っただけだ、…という事にしておく。その後、服の詳細から呼び方までを決める姿があまりにも必死に映ったんだろうな、本気で作戦を練る俺を見て笑ったらしいあいつが可愛い。
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42 :
轟/焦/凍(M/H/A)
2024/10/28(月) 22:42
今日は、爆豪が俺の気持ちに応えてくれた時を思い出していた。あの日は…いつの間にか俺らの間で当たり前になった〝ただいま・おかえりのキス〟を強請った時、手招きするあいつが可愛くて焦らされる間も好きを実感させられたな。爆豪との日々がこうして続くなら一生片想いでも良い、おまえが他の誰かのモンにならねェなら付き合えなくても今を満足しよう、という気持ちに切り替えようとも思っていた。けど、風向きが変わったのは「独り占め」というワードを出した時だ。無理やり気持ちに整理を付けようとしてもずっとおまえを独占したいって想いは簡単に本人の前で漏れちまって、「独占してどうしたいのか」と聞かれた時には抑える事も出来なくなっちまってた。せっかくのキスも止められて、あいつの目が釣り上がっていくのを見て、あの時はおまえからの拒否に胸が押し潰されそうだった。こんなところで俺は好きな奴を逃がしてしまうのか、まだ全部を伝え切れてねえのに。おまえとの未来をまだ諦め切れずにいるのに。そんな想いをなるべく悟られねぇように振舞おうとしていた俺に対して爆豪は、いつもの暴言と一緒にこんな事を言ってくれた。「興味もねぇ奴に時間を使わねぇだろ」「全部てめェだから許してやってる」─── これは、告白なんじゃねえか?いつもの暴言の中に今まで向けられた事のない言葉が混じっていて、正直すげえ期待して、もし違った時のためにも自分に保険をかけちまっていた。…けど、確かめずにはいられなかった。俺も同じ気持ちを抱いている事、爆豪になら俺のすべてを明け渡したいと思っている事を伝えて、このまま勘違いしても良いのかを聞いた。どんな答えが帰ってきたとしても俺の気持ちは変わらなかったが、爆豪は「勘違いしとけ」と言ってくれた。うるせえとかウゼェとか何とか言っていたくせに、そんな事を言って顔を赤くさせるあいつは今思い出しても可愛い。俺の「独占したい」という気持ちに触れて、爆豪も「独占してぇと思った」と感じてくれた事実がどれだけ俺を浮かれさせたかあいつは知らねえ。好きになってくれた理由や惚れたきっかけを目の前で話してくれる姿がこれからは俺だけのモンなんだと実感出来るに至るまでには時間を掛けちまったが…今では、あいつの全ては余すことなく俺のだって言い切れる。他の誰にも渡したくなかったおまえをこうして毎日可愛がる事が出来て幸せだな。今日、この内容を書いたのは昨晩の爆豪の言葉がきっかけだった。この告白に関してもう少しいい返事をすれば良かった、って言ってたろ。俺にとってはおまえがあの時にくれた言葉は全て最高の答えで、ひとつでも違っていたら未来も変わっていたかもしれねえ。アレ以外の正解もあるにはあるだろうが、今こうして一緒にいられるならアレが間違いなく俺たちにとっての正解だった。もう一度やり直せるとしても俺は同じ言葉を選んで、同じ態度でおまえの告白に向き合うだろうな。今日の振り返りが、爆豪の言葉は俺にとって大事なものだって証明になれるように願ってる。
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