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┗1891.あなたの海を、歩いてきました(47-51/138)
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51 :
轟/焦/凍(M/H/A)
2024/11/06(水) 23:25
爆豪が寝たのを確認して俺が寝付くまで時間がかかかっちまうせいで、最近はこの時間帯に眠気が襲ってくる。俺はできればあいつと同時に眠りたい。爆豪が先に寝た後は好きなだけ独り言を聞かせる事ができるから気にしねえけど、俺が先に寝るとなるとあいつを残す事になるのが気掛かりだ。⚪️追記:爆豪は俺の日記を読んだと直接伝えるより、読んだ事が分かるようにさり気なく教えてくれる。昨日も俺がこのページを書いた事にすぐ気付いて、眠そうな俺をそのまま寝かせようとした。案の定俺も数分くらいあいつの上で寝ちまっていたからあのままだと朝まで起きれなかったな…。けど、何とか起きて「寝かしつけるな」「叩いてでも起こせ」と文句を言ってやった。何度でも言うが、俺はあいつよりも先に寝たくねえ。俺の努力次第で爆豪との時間が増減するならなるべく起きていたい。こんな気持ちなんてとっくに見透かしているんだろうな、あいつは「叩くより魔法の言葉がある」と続けた。魔法の言葉って何だ。ちちんぷいぷいとかそんなやつか?と寝惚けた事を考えていた俺に向けて「焦凍、まだ寝るなよ♡」と言った。結論から言うと、俺の眠気は完全に醒めた。爆豪に名前で呼ばれたのは2日ぶりで、こんなにも甘えた声で呼ばれたのはハロウィン以来だ。完全に好みを掌握している俺の恋人はそうやって煽っておいて、俺の睡眠をしっかり妨害しようとしてしまったのが恥ずかしかったらしい。あまりにも効果抜群の言葉を喰らったのは俺だったが、爆豪も爆豪で悔しい気持ちになっていた。何だそれは。おまえが可愛いせいで我慢できなくなるって話をしていた矢先にこれだ。あいつの可愛さに勝てる日は果たして来るのかどうか分からねえけど、将来の俺にはもっと強くなって欲しい。
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50 :
轟/焦/凍(M/H/A)
2024/11/05(火) 23:43
日記を書く事を毎日の日課にして、もう一ヶ月が経ったらしい。…という事は、爆豪にこの日記を渡してからも同じくらいの日が経過しているのか。思い切って一番初めから読み返してみたが、最初の頃は毎日どころか数日おきにしか書いていなかった。それがあいつに渡した途端に毎日更新してる俺はだいぶ分かりやすい性格をしている。性格上においてもヒーローという仕事の都合上でも、何かを長く続ける事ができなかった俺がこうして好きな奴への想いを日課として書き連ねられているのは小さな誇りだ。
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49 :
轟/焦/凍(M/H/A)
2024/11/04(月) 21:52
俺は甘えるのも下手だが、甘やかすのも下手だった。最近は自分が下手くそだという内容ばかりを書いちまっているけど、これは伸び代があるという気持ちを込めて記録に残している。どん底にいるなら駆け上がるのみ、だろ。この考えに至ったのは爆豪へ「甘えてくれ」と伝えたのがきっかけで、あいつにもし悩みがあるならこの機会に言ってくれるんじゃねえかという俺の稚拙な作戦が元だった。そこで俺の恋人が出した答えは〝料理を作らせる〟こと。ルームシェアをし始めた頃に爆豪が作ってくれた蕎麦を食べて、いつか俺もお返しに作りたいと言っていたのを思い出したから、その日はあいつのために蕎麦を作る事にした。もし爆豪が俺の事で悩んでいるなら、何か言いたい事があるなら…って気持ちもあったが、好きな奴に見守られながら(エプロンはあいつに着せた。爆豪が一番似合う。)料理をするのは案外楽しかったな。籍を入れるまでには料理を叩き込む、という宣言を食らって手元を狂わせなかった自分を褒めてやりてえ。苗字はどっちのを残すのかの話もした。爆豪の中で、俺との未来が将来に組み込まれている事実が嬉しくてあいつの悩みを聞き出すという目標はいつの間にか見失っちまったけど。出来上がった蕎麦を食べさせ合って…この幸せが続くならもう何でも良いとすら思ったが、恋人の悩みを聞けねえくせに彼氏を名乗る事は出来ねェ。おまえは何か俺に言いたい事があるだろ、何でも聞いてやるから教えてくれ…と、どこか格好つけた言い方で聞いた結果、爆豪は何も悩んでいない事が判明した。ちなみに、ここ最近の恥ずかしい話がこれだ。爆豪には笑われちまってただ俺が考え込み過ぎていたという話でも、本当にあいつが悩みを抱えていないならそれに越した事はない。そして爆豪は勘が良い。俺が「甘えてくれ」と言ったのはこの思惑があったからだと気付かれもした。恥ずかしいどころの話じゃねェ。けどあいつの笑顔も見れて、聞き出すつもりがいつの間にか蕎麦を作らされていた俺を面白そうに見つめる姿が可愛くて、安心した俺はそのまま眠っちまった。
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48 :
轟/焦/凍(M/H/A)
2024/11/03(日) 21:29
好きだという気持ちを隠すのも下手で、伝えるのも下手ならどうするのが正解なのか悩む事がある。今日は爆豪と過ごす以外に家事をやって、掃除をして、少しでも忙しく過ごしていれば時間が経つのも早いはずだと思っていたが、ただ何も無い時間がじわりと胸に広がるようだった。何をしていてもあいつの顔が思い浮かぶ。良くねえ傾向だって自覚はあるから、気晴らしにラジオも聞いた。リスナーのリクエストらしい音楽も聴いた。秋という季節は人を寂しくさせるのか、どの曲も恋愛にまつわるものばかりだった。そういった音楽とは無縁だと思っていた人生だが聴いてみると案の定思い出すのはあいつの事で、こんなにも惚れ込んでいる自分にも驚いちまった。音楽を聴いて誰かを思い出す事もなかった人生に、こんなにも影響を与えてくれている爆豪は俺が隠している気持ちを知らない。けど、俺は好きだという気持ちを隠すのが下手だから薄々気付かれているかもしれねえ。全てを悟られた時にあいつが離れていかないように、この気持ちは純愛だと言い張れるように、少しは突き放した言い方を覚えたい。おまえが俺に関する事で傷付いたなら、その傷を癒すためにもっと俺を求めて何重にもなる瘡蓋を身体に作ってやりたい。その瘡蓋を他の誰かに剥がされないように、これはおまえの一部だって撫でて自覚させたい。けど、爆豪が誰かに傷付けられる現実はもう見たくねえのも事実だ。俺もあいつを好んで傷付けたいわけじゃねぇし、そんな事で関係に亀裂を入れたくもない。なら何でこんな馬鹿なことを書いちまうのか不思議だが、もしこの世界のどこかに俺と似た気持ちの奴がおまえへ好意を向けていた時の牽制として書いた。当の本人はこういう事を大っぴらにされるどころか、気持ちを抱かれる事すらも嫌なんじゃねえかと思う。あいつはそんな薄汚い気持ちに染まった奴じゃねえから、俺の馬鹿な告白を面白く笑ってくれたらそれで良い。
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47 :
轟/焦/凍(M/H/A)
2024/11/02(土) 19:34
R20(直接的な表現/特殊設定含む)
爆豪と数日遅れのハロウィンをやった。互いに仮装をするって約束だが、今週末は爆豪の番。ナース服を着てもらって、俺は患者・爆豪は看護師という設定でヤる事にした。……本当はこの話も胸の内に秘めておこうとした、…が、あまりにもあいつが最高でそれを伝えたい気持ちが勝って、今こうして日記を書いている。まず、こういう関係だから爆豪には「轟さん」と呼んでもらった。今までに呼ばれた事のない呼び方で、この妙な他人行儀感に興奮した…と言ったらまた変態って言われるかもしれねえな。けど、俺は案の定ナース服の爆豪に惚れ込んでいつものように独占欲を見せちまった。他の男に盗られたくねぇから、どうにかして自分のモンに出来ねえか考えていた俺にあいつは笑って「ヒーローが病院に通い詰めんのは良くねえ」「看護師は患者から好意を寄せられるのが多い」とか何とか言って、俺を面倒な患者扱いしていた。専属の看護師になって欲しいという俺の願いは簡単に断られた。正直、すげえ良い。誰かからの好意なんてもらい慣れている爆豪ナース、可愛かったな…。俺もそんな恋愛感情を向ける他の患者と変わらねえって扱いだったが、わざわざ胸を見せて誘惑するおまえは何よりも可愛い。そして、ここで事件が起きる。俺が抱きたいと伝えてあいつがエロくて蕩けた顔を見せたからそれを指摘してやった時、爆豪は「そう躾られているから」と言い出した。いつも俺に妬かせる事なんてしねえあいつが、他の男に抱かれている事を匂わせるのは何よりも可愛い。けど、それと同時に悔しい気持ちもあった。まさかこんなにも俺好みの発言までしてくれるとは思ってなかった。俺を妬かせたい爆豪が可愛くてどうにかなっちまいそうで、なるべく冷静に「誰に躾られているのか」を聞いたらこんな答えが返ってきた。どうやら躾をしているのは「恋人」らしい。なる程な、爆豪ナースには恋人がいる設定で言ってくれたのか…という気持ちも、俺以外を恋人として話す姿にイラつく気持ちもあったが、爆豪は「このパンツも恋人が穿けって」と言って〝俺が〟穿かせた紐パンを見せつけてきた。ここでようやく合点がいった。おまえが話していた恋人はちゃんと俺だったんだな。…そもそも、これまで俺にヤキモチを妬かせようともしなかった爆豪がいきなり俺を試す事なんてしねェか。患者と看護師って設定でヤっても俺との関係を匂わせる爆豪が健気で、ずっと可愛かった。その後は勃起したチンコの処置をしてやるって建前で手を出し…たのか?手を出されたのか?多分アレは互いに手を出していたな。これは処置でセックスじゃないから大丈夫だ、とか言い合ってあいつを抱くのは変な背徳感もあった。爆豪も最初は「轟さん」呼びだったが、俺に甘えておねだりをする時は「焦凍さん」呼びになる。これは普段抱いている時もそうで、初めは「てめェ」呼びだった名前も限界が近付くと「焦凍」と蕩けた言い方になるのは俺が発見したあいつのクセ。これが処置だって事を忘れて甘えた中出しをねだる爆豪ナースに意地悪をするのも楽しかった。これは俺の癖の話になっちまうけど、さっきまで余裕そうにしていたあいつが我を忘れて俺の言う事を聞く姿が好きだ。俺の専属になれば中出しもしてやれるのに、と煽ってやったら「専属になる」「恋人セックスして」と快楽堕ちした姿も見せてくれた。爆豪は普段の様子と抱かれている時の様子に大きなギャップがあって、その差異があるからこそ乱れた時の姿がより愛おしく見える。いつもは立派なヒーローとして活動してるあいつが、家では俺のためにエロナースになって抱かれている。これは俺だけが知る秘密だ。
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