あなたの海を、歩いてきました

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┗1891.あなたの海を、歩いてきました(96-100/126)

100 :轟／焦／凍（Ｍ／Ｈ／Ａ）
2024/12/21(土) 23:48

遂にページの枚数が３桁になった。これでようやくこの１冊の１／５を埋めた事になる。その記念となる１００ページ目には何を書こうか迷っていたけど、俺と爆豪の二人でずっと大切にしているモンが詰まっているこの話を書く。…まずこの話は前提として二人で行った温泉旅行の帰り道での出来事だから、昨日の話の番外編として読んで欲しい。旅行もひと段落して次の旅行の計画を話している時にあの事件は起きた。銀行強盗犯の乗った車が道路を逆走しているとの情報が入ったが、ヒーローはまだ現場に辿り着かないという状況だった。つまり、旅行帰りでオフを満喫している俺たちだけでその逃走車を捕らえる必要がある。せっかくのデートの帰りだったけどヴィランを野放しにするわけにはいかねェ。大・爆・殺・神ダイナマイトと協力しての戦闘は久し振りで、俺の指示以上の働きを見せてくれるあいつはさすがだったな。俺の方は腕を捲り忘れたせいでデート用の服を半分焦がしちまったが、爆豪が上着を貸してくれたおかげでそこまで情けねえ姿にはならなかったはずだ。ありがとう。どんな状況であっても誰かを救ける姿勢は崩さないところにずっと惚れ込んでる。爆豪はヒーローとしても、恋人としても、格好良くて尊敬できる男だ。そんなあいつの隣に立てる今が何よりも幸せで、俺が毎日頑張れる理由にもなっている。

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99 :轟／焦／凍（Ｍ／Ｈ／Ａ）
2024/12/20(金) 23:34

温泉旅行編その１０⚪️朝はおはようのキスをしてやったけど、俺のキスは〝えろいキス〟だと言われちまった。舌を使うキスをすると腰を抜かす爆豪は腰抜けだ、いや腰抜けじゃねえって言い合いながら起きて朝の準備をするのは楽しかったな。それと、汗と潮でびしょ濡れになった浴衣は買い取らせてもらった。……そういや爆豪が前に「びしょびしょ」だったか「びちょびちょ」だったか、すげえ可愛い事を言っていたんだよな。あいつが使う擬音は何でも可愛い…、……また話が脱線したから朝ご飯の話に戻す。二人で景色を眺めながら食べている時にも俺の汗の匂いを「発情しそうなくらい大好き」と言ってみせるあいつは、きっと確信犯だな。そのあとの予定がなければまた寝室に連れ帰っていたけど、温泉旅行の二日目はやりたい事があった。それは爆豪と一緒にロープウェイに乗って、今年の山の思い出を作る事だ。やりたい事として伝えてもらった〝登山〟はこの季節だと大変だろうから、それは来年の約束にした。その代わりに今年の山を見納めに行こう、…っつう下手な誘いにも乗ってくれる俺の恋人は何よりも愛おしい。あとは「頂上でキスをしたらずっと仲良くいられる」ジンクスも試した。これは観覧車でありがちなジンクスらしいが、えろいキスにならねえように気を付けて可愛がっている間に頂上に着いちまった。ロープウェイに乗っている時は外の景色よりも爆豪ばかりを見ていたような気もする…けど、頂上では二人で写真を撮って次の約束をしたのも幸せだったな。この幸せを毎日続けていきたい、爆豪の傍にずっといたい。そう思って帰りのロープウェイに乗った時、あいつがあまりにも愛おしい事をしてくれたから……まァ、隠さずに言うと我慢できずにえろい方のキスをやっちまった。ゴンドラが乗降場に着いた後も他の人たちの視線にも気付かずにキスをし続けた結果、爆豪は怒声を、並んでいた人たちからは野次を飛ばされて格好つかねえ形になった。この時は明確に太腿を蹴られたけど、何も文句は言えねえ。それでもずっと手を繋いでくれるあいつが不思議で声をかけた時、爆豪は「キス顔云々より、てめェとの仲を揶揄われる方が腹立つ」と言ってくれた。俺が外でやらかした事よりも、他の人に面白可笑しく野次を飛ばされた事が嫌だったらしい。…………ダメだ、これを思い出している今もあいつがいじらしくて胸が焦げそうになる。そんな事を言ってくれる爆豪が愛おしくて、更に惚れてもらうはずの旅行も俺の方がもっとメロメロにさせられた結果になった。

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98 :轟／焦／凍（Ｍ／Ｈ／Ａ）
2024/12/19(木) 21:46

最近のまとめ。爆豪の乳首に名前を付けた。笑うから最中には呼ぶなと念押しされた。口に出して雰囲気を壊す事になっちまったら大変だから心の中で呼んでるけど、もし直接言葉にして呼んだらずっとあの可愛い笑い声を漏らしてくれるのか。そう思うと呼びたくなる。／爆豪からのメールが届いた、と喜んで通知を開いたら全く関係ないメールだった…という事が連続で７回くらい続いている。商品の発送通知だったり何かのメールマガジンだったり、拒否するほどでもないようなモンばかりだから対策が分からねェ。そういや１２月分のメールのサブスク代をまだ払ってなかった。クリスマスプレゼントは別として、こっちも用意しておかねえと。／最近、仕事の関係で生活リズムが一時的に変わっちまってる。とんでもねえ時間に俺からのメールが届いて、爆豪に心配をかけていないかどうかが気になってる。あいつは前々から俺の睡眠時間を気に掛けてくれるような奴だからな。爆豪へ、俺は大丈夫だ。おまえとの休みの時間も必ず確保するから安心してくれ。

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97 :轟／焦／凍（Ｍ／Ｈ／Ａ）
2024/12/18(水) 23:29

夢日記を記録すると悪夢を見やすくなるらしい。俺は夢の中のいつもとは違う可愛い爆豪を記録しているだけだから大丈夫だと高を括っていたけど、今日はあいつに別れを切り出される夢を見た。……たしか、大事にされている気がしないというのが理由だったような気がするんだが、その時の俺は焦り過ぎて他の事を何も覚えられていねェな。情けなく縋って、爆豪をどうにか説得させようとして、そこで目が覚めた。起きてからはすぐにあいつの言葉を確認して、夢で良かったと安心もした。こんな夢を見たのは爆豪と一緒に暮らすようになってから二回目だ。今回、何でこんな夢を見たかの理由も何となく分かってる。…前はこんな夢を見た事を直接伝えたよな？でもこれに関しては自分への戒めだろうから、反省の意味を込めてここに書いておく。結局これも夢日記になっちまった。今度また悪夢を見る事になったら、冒頭の話も信じてみようと思う。

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96 :轟／焦／凍（Ｍ／Ｈ／Ａ）
2024/12/17(火) 23:44

Ｒ２０

朝、フェラで起こされるシチュエーションが好きだ。もちろんこれは誰にでも当てはまるわけじゃねェ、普段はエロい事に積極的じゃない爆豪が自分から仕掛けてくれるっつう状況に興奮する。……いや、最近はそういう事にも興味を持ち始めたらしいから、敢えて手を出すようになったあいつも可愛いな。大抵は俺が言い出したり誘ったりしているけど、どれだけ疲労が溜まっていたとしても爆豪に誘われたら俺はすぐ乗り気になっちまうと思う。たまに煽ってくれる時は言わなくても好み通り…それ以上にやってくれるから、俺の恋人はすげぇ奴だ。ここで冒頭の話に戻る。いつも朝は互いに忙しくしている俺たちは休みの日に何か約束をする事が多い。オフが重なった朝、目を覚ますと爆豪が俺のチンコを咥えていた。こうして文章にすると呆気ない一文だが、この時の衝撃は今でも忘れられねえ。意識を呼び起こす直前に「早く起きねぇと、全部脱がして襲っちまうぞ」……、みてえな言葉も聞こえた気がするんだよな。ちなみにこれを書いている今なら確実に寝たフリをする。当時は爆豪の顔が何で俺の股間に埋まっているのかも分からなかった。……朝勃ち、って言うのか？寝ている間もチンコが軽く勃起していたけど、爆豪が俺のチンコを舐めているのを目撃してからはすぐに勃起し直すくらいには俺の好みは分かりやすい。そしてあいつは俺に触れる時だけは意地悪になる。わざと舌が触れない距離で悪戯をしたり、舌先だけでつついたり、我慢できなくて俺が腰を揺らすと叩いたりもした。最後に関しては俺も普段から爆豪のお尻を叩いているから文句は言えねえ。でも焦らされるのは、…まァ、結構良かった。これは俺が焦らされるのを好んでいるわけじゃねェ、わざわざ俺に意地悪をする可愛いあいつが見れるから好きだ。そのあとは煽られるがままに出しちまったけど「俺の勝ち」と言って笑う爆豪には、俺のチンコに可愛くキスもしてもらった。散々煽って勝ったつもりでいたあいつが、いつも可愛がってくれてありがとう、とチンコにお礼を言ってたくさんキスをしている光景はいやらしかった。もちろんこんな事をさせるまでに文句も言っていたけど、意地悪をしたあとは健気な姿を見せてくれるところも好きだ。それにしても、自分からフェラしておいて「チンポしまえ！」と命令する姿は面白かった。またやってくれ。

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