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┗1903.抱き枕の行方

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1 :切/島/鋭/児/郎×爆/豪/勝/己(M/H/A)
2024/10/02(水) 12:20


抱 き 枕 の 行 方

赤い犬と金の狼


プロヒ軸/年齢操作+捏造有/入籍済/同性愛表現有
1PL1PC/日記内検索避け無/R20/半完混在
糖度MAX/閲覧注意/交流可
*理解出来ねェ奴ァ回れ右*


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58 :勝己
2025/01/14(火) 21:21


◇姫始め
鋭児郎は姫始めってヤツに妙に乗り気で、毎年色気もねーテンションで上がる。
スポーツでもやンのかよってテンションに文句の一つも言わずに乗ってやんのはそれが案外悪かねェから。
無邪気に喜んで気合い入れてンのが笑えンだよな。
ンでクソ可愛いって思っちまう。
年始のお気に入りってヤツ。

◇炬燵
最近は二人でゆっくり、なんつー時間もねェけど。
汗だくになンな、ありゃあ。

◇名前
鋭児郎が帰る時間はキッチンに居ることが多い。
たまにソファでニュースをチェックしとる。
ああ見えてきっちり手洗いとうがいをする鋭児郎はその後俺を探すのが日課。
「かつきくーん!」
そう呼んで家ンなかを探す。
疲れて帰ってきとるはずが、鼻歌でも歌いそうなテンション。
全て削ぎ落として帰って家ンなかで見せるその顔が好きで、その呼び方について咎めたことはねェ。

◇オフ
とにかく忙しねー。
シフトも合いもしねー。
日々一緒にベッドに入って寝るだけで手一杯。
オフが重なンのは月に一度あるかないか。
暫く一緒に飯も食ってねーし、やりてェことも行きてェとこも何も手えつかねーまま。
それでも重なったオフには全て後回しにして身体を繋げることを優先する。
生命維持みてーなもん。



朝、寝とる鋭児郎を置いて先に出た。
見慣れた事務所前。
意識が切り替わるその瞬間、奴の顔が浮かんだ。
離れがたかった。
けど、奴との時間が力になる。
てめーもそうだろ、鋭児郎。


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57 :鋭児郎
2025/01/06(月) 16:41


「あらー?また奥さん?仲良いわねぇ」

うちの事務の大御所さんに言われて照れた。

もう激務中の激務でヘットヘトになってたけど、事務所のボスとしてはンなトコは見せられねぇ。
最前線に出てる若い奴らの前に立って全員を守るのが俺の役目だからな。

そんな俺にはあんま休憩の時間も取れねぇんだけどよ。
でも流石にちっとだけ休憩取ったらな。
携帯に入って来たんだよ。
勝己からのメッセージと写メ。

その日は勝己も出かけるからって話でよ。
俺のMA-1を着て行けって言って、その姿の写真を送って貰ったわけなんだが…。

緩むだろ、間違いなく。
顔が!

勿論、仕事中だけどよ。
可愛いんだよ、もうさ。
震えたし、もう次にはデレッデレだぜ。
そんな俺を目ざとく見つけちまうのは大御所。
かなりデレデレしてたんだろうな。

だって、可愛いんだもん。
そりゃーーーもう、爆発的な可愛さ。
顔だって緩むだろ。

そんな俺を見て言われたのが冒頭の言葉だった。

照れるけど、なんか嬉しかった。
勝己の事を知られるって事が。

優越感を感じる。
勝己が俺の唯一無二の嫁だっての知られるのがな。
しかも勝己も同じ気持ちだろう事も合わせて。
マジで最高。
勿論、待ち受け決定だぜ!


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56 :鋭児郎
2025/01/06(月) 15:54


繰り返し過ぎてるかも知んねぇけどよ。

いや、繰り返し過ぎてるとは思う。
語彙力もねぇし。
それでもだ。
今年も言いたい。

今年も勝己が可愛すぎる!

いや、もうな…。

俺も勝己も年末年始はとにかく多忙で。
俺の事務所は管轄的に特に忙しい。
そんな中でも合致するお互いを求める気持ちは、忙しかった分深くなってた。

そんな中でのやっときた俺の休み。

休みの前日の夜。
そりゃあくるよ。
欲望の獣と化すに決まってる!
夜も、次の日も。
勝己不足だった分俺も頑張る訳で。
あの世間では堅物と言われた大・爆・殺・神ダイナマイトが俺から逃げを打つ。
勿論、逃がさねぇよな。
オスとしては。
だからもう孕ませる気満々で抱いた訳で。
スんの久し振りだったから余計。

しかもだ。
ただの性欲の話じゃねぇんだよ。

すっげぇ可愛かった。
もうとにかく。
震えちまう位に可愛くてやばかった。

毎回イカレちまう位にホント可愛いんだけどな。

たまんねーたまんねーって、ますます語彙力なくなっちまったのは言うまでもねぇ。
やべぇな~。
もっと意思表示してぇのにな~。

けどきっと勝己には伝わってるよな。
俺がどこまで行っても勝己にメロメロだっての。
ほんっとにどこまで行っても…ワンパターンの勝己命でしかねぇんだな。


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55 :勝己
2025/01/05(日) 15:04


年末、互いに体調を崩す一歩手前ギリギリのラインで踏ん張ってそれぞれの仕事を納めた。
俺より遅くまでかかる鋭児郎を出迎えて一緒に年を越すのも三度目。
この時期の奴の管轄は俺ンとこより相当立て込むせいでメンタルに余裕ねえっつーか。
俺不足も重なって普段より本能のままに動きやがる。
玄関で立ったまんま、なんてこともあったなァ?鋭児郎。



年始早々意識が飛ンだ。
理性も余裕もねえ、全力で食らってくる奴に引いてたまるかと真っ向から受け止めてたはずが、揺さぶられとるうちにワケ分かんなくなって苦しさのあまり逃げを打ってた。

『ダメだぜ、勝己』

って引き戻されりゃ、そりゃあ。
余計なモンが全部剥がれて真っ白になったところに鋭児郎だけが満ちてくる。
この行為をただのセックスだとは呼べやしねえ。
背中から圧迫されて苦しい反面、その重みに最高に満たされた。

何気ねェ言葉も、
他愛ねェ会話も、
何もかもから俺への気持ちが伝わってくる。
それがすげえ心地良い。





年末年始のアレコレ。

◆食えなかったワンプレートの朝食
◆繰り返し見る妙な夢
◆段々エロくなっとる話
◆MA-1を着てった写真
◆ち○この話じゃねンだわ……


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