日曜日…だからといって良いことがある訳でもなく…。いつもと変わらない、ありふれた一日。多少の疲労は感じるけれど手入れを要するほどでもなく、自由に歩き回れる有り難さを感じる。なくして初めて気付くから、兼さんとのことも…毎日顔を見て、一緒に寝られるだけで…すごく有難いことなんだよね…って、改めて考えてみたりして。以前の僕は部屋に来ない誰かをずっと待っていて…何も報われない、重苦しく辛い毎日で。今は比べ物にならないくらい、幸せな生活をしている…と思う。 それは誰でもない兼さんが、僕を受け入れてくれて、毎晩寄り添ってくれて。本当に…それだけで幸せなことなのに…。与えられればどんどん欲しくなってしまうものだから…。兼さんは…確かに僕を愛してくれていると…思う、けれど…。もっと…強く感じられたらと、僕に知らしめてほしいと…。どこかで欲求が膨らんでいる。 寂しかったと、聞いた時は胸が締め付けられる思いがしました。同じように恋しく思ってくれていたんだ…って。…もっと寂しくなればいいのにね。そして僕に泣きついてきてくれたら。どうしたらもっと仲良くなれるんだろう…。ずっと、兼さんのことばかり考えているよ…。 泣きたい…ごめんね兼さん。欲しがりでやきもちや要らない心配ばかりする僕は兼さんに相応しくない気がしてきたよ。 |
また我慢できなくて夢中になってしまった。嫌がられるかと思いきや、予想外に応じてくれて…そんな可愛い相棒はもう夢の中だけれど、僕はというと寝顔を見ながらまだ眠れずにいます。良かったことは熱に当てられても多少我慢できるようになった、ということかな…、…逆に我慢できていないと言える気もするけれどね…。 てるてる坊主を作る姿はまるで…小さな子供みたいで、窓枠にテープで貼りつけてみる辺りも可愛く感じた。その一方で…僕が強請ると余裕ありげに応じてくれてさ、それはまさに大人らしさを感じさせる振る舞いで…。はあ。 ところで、今夜はひとりぼっち。仕方ないけれど…こたえるな。こんなに寂しいのはいつ以来だろう。 どれくらい僕を好いてくれているんだろう…布団に座って考えていると恋しくて涙が出そうになる。そこまで弱くないつもりだから泣かないけどね。だとしても、こんな風になっている時点できっと…僕は重い…。こんなことじゃいつか兼さんに嫌われちゃうかな…。 |
いつも、ぽーっとしているから…もっとしゃんとしなきゃなあ。無意識なのか距離がいつもとても近いので…試されているのかとも時々思うけれど…きっとそうではなくて…。 単純に触れ合っていたい…ただそれだけなんだってわかっているよ、それでもいちいち可愛い顔されたら抑えが効かなくなる…。 困らせたくないのに困らせてしまった…それなのに大好きだってくっついてくれる。兼さん………かわいいよ………死んじゃう…… |
非番の時間を合わせようかと提案したら、あんまり嬉しそうじゃない顔をしていて焦った。でも、日曜日に一緒にいられなくなるんじゃないかと心配していたようで…それを聞いてほっとした。迷惑がられたのかと胸が痛くなってしまって、こんなことでも自覚させられる。 そういうわけで…昨日は非番でした。雨で調子の悪い相棒を寝かせ、隣で日記を書いていた午前二時。 具合が悪いなら休んで欲しいと思っていたし…幸い体調もマシになったようで、一緒にゆっくり出来て…とても満足できた一日でした。 花好きなところが好きです。ハルジオンとヒメジョオンの違いについて教えてくれて、茎を抱いている葉の方がハルジオン…次に見かけたらばっちり見分けられそうだ。 それから星についても。同じあぷりを入れて…一緒に空を見る約束をして… 兼さんがもっと僕に落ちてくれますように。 |
兼さん兼さん兼さん!兼さん… とりあえず地下を攻めて気持ちを落ち着かせよう…。 |