| いつか忙しくなったら、僕の隣から居なくなるのかな。なんてね…一人で暗いことばかり考えるのはやめよう。すぐこうやって悩むの良くないなあ…それより直接聞いた方が早い。 と、いう感じで何度目かの不安を爆発させてしまって、まあ爆発というほどでもないけれど…心配かけてしまいました。 本当に、日頃から不安をためている訳じゃなくてね…。いつも十分満たしてくれているから。ただ突然、訳もなく不安に襲われる。簡単に言えば病気みたいなものだね…。情けない話だけれど抱き締めて貰えればすぐ治るような。 根本的に僕は寂しがりなんだろうなあ…。そして卑屈になりやすい。眩しい太陽みたいな兼さんだから、僕じゃ力不足かもしれないって悩みやすい。でも兼さんがそれを振り払ってくれた。やっぱりいつも兼さんの一言で元気になる。兼さんのそばにいたい。隣にいたい。ずっといたい。他の人は見ないで欲しい。いつもいつも僕の方が世話になっていてこんな我儘、良くないけれど…強くなれるよう頑張るから、隣にいて欲しい…。 |
| 清純派だと思っていたけれど…僕の勝手な思い込みだったのか…？ なんて。心配するまでもなく清純派だ。でなければ眠る時に手を繋いでいたいなんていじらしいこと言わないし、あんな不思議そうな顔で色々と尋ねてきたりしない…はず。何より僕にあれほど良くしてくれるし…恥ずかしがる顔や仕草は清純そのもので…。 昼に見せてくれた、紫陽花を模したおやつが綺麗で美味しそうだったけれど。嬉しそうに僕に見せてくる、その姿がとても可愛くて、癒されるし…胸が高鳴った。日常にいても思い出してくれることが嬉しい。 いつも君のことを考えていて…、君も同じように僕のことを考えてくれていて。そういう小さなことで喜んでしまう、同じだって。 |
| エンディングでしんみりしてたら、昼間は廃屋みたいだなって兼さんが言うから吹き出してしまった。確かにそうだけど。兼さんの無邪気なとこ、好きだな。 自分たちも神だから料理を食べても豚にならないとか、僕と一緒にお風呂に入りたいとか。 僕はあの金太郎みたいな布一枚の服を兼さんに着て欲しいなんて思ったけれど、兼さんが微妙そうな顔してたから駄目だろうなあ。 映画を見終わって、一緒にちょこぱいも食べて、何故だか兼さんの胸を触ったり服を捲ったりしたくなったものの堪えた。何にしても一緒に見ると楽しいなあ。また一緒に見ようね。 |
6/14 国広のとこに来てから二ヶ月の記念日。一ヶ月目は長く感じたが、二ヶ月はあっという間だったように感じる。飽きずに側にいてくれて有難う。 これといって特別な物は準備できなかったんだが、この前話してたあんみつを買ってきた。国広は求肥を食べたことがないっつー話もしてたな。匙にすくって目の前に出した時の驚いた表情に、何だか嬉しくなった。素直に口にするのも可愛いな。ちっせー口で求肥を頬張る国広はとても愛おしかった。いつも好きだけど。 最近、国広が甘えん坊で可愛い。寂しいのか…？なんて思案してみるが、真相はわからねぇ。直接聞いてくる時は寂しいのと不安になってんだな。 人の心の内は読めねぇから、ちゃんと言ってくれるのは有り難い。申し訳無いことに、オレに余裕が無い時はつい悲しくなって、何でわかってもらえないんだろうって捉えちまうが…。 国広のこと、ちゃんと安心させたい。 話は変わって。ここ一週間くらいか？続けて寝落ちしちまってな…少し前は日付越えても起きていられたのに、なんでこんなに眠くなるのが早いんだ。天気のせいか？ 本当はもっと国広と一緒の時間をすごしたい。 |
| 今日は、兼さんが僕の部屋に顕現して二ヶ月目の記念日です。 この日を無事に迎えられて嬉しいな。毎日、兼さんが大好きだって感じるよ。これからもよろしくね。 あんみつに乗っている求肥をくれた。恋仲であればここで口付けのひとつでもするのかもしれないけれど…(追記 口移しって言っちゃったけどそれよりも甘いもの食べた舌を味わいたかったんだよ)生憎と僕らの関係はまだそんなところまで到達しておらず。 ただ、求肥は兼さんのようにふわふわもちもちとしていました。兼さんのように…というのは、僕が兼さんに対してふわふわとした印象を持っているからです。僕の兼さんは堂々としてふわっとして、笑顔がとびきり可愛い。そして頬はもちもち。 兼さんのことを想うあまり、ぼーっとすることが…よくある。目の前で優しいことを言われたり、可愛いことされたりすると…心の中が兼さんでいっぱいになって、泣きたくなるような嬉しさで何も考えられなくなって…。こんなに好意を丸出しにしていて、最初から…兼さん…和泉守兼定という刀に対して、恋い焦がれていたのは間違っていないけど…僕にも唯一の相棒がいればと願っていたその人とようやく出逢えた。僕だけの兼さんを愛せる。本当に貴重なことだ。ずっと僕だけの相棒でいてほしいよ。離さないよう手を握っておくから。 |