「僕はいつもあなたにきゅんです。とてもきゅんだ…。」
すこし前に起き立てほやほやな零くんがとろけた声で聞かせてくれたこの言葉がかわいくて好きだ。とてもきゅん…。俺が対抗すると更に「きゅんきゅんきゅんだと!?じゃあ僕はきゅんきゅんきゅんきゅんだっ!」と子どものように張り合ってくるのもかわいい。世の中の流行はよく分からんが、零くんがするなら何でもかわいいしキュンポーズとやらも世界一かわいいだろうな。俺がベタ好きなのは彼も知るところ…零くんのぶりっこポーズなんかも俺はとても喜ぶぞ、とアピールしておこう。
ちなみに昨日は『おじさんたちの自由研究』に使う道具をどうするかとふたりで色々調べながら悩んでいたんだが、結局迷いすぎてひとつに決まらなかった。こういうことに関してはふたりとも優柔不断なんだ。ふたりがこれだと思えるものが手に入ると良いな、零くん。今日も君が大好きだよ。
#一年前の秘密日記のことは声が裏返るほど嬉しかった。夢ではないっ…。
一年前の夏から秋にかけて、実は赤井にも内緒で自分だけが見れるノートに日記を綴っていました。内容はもちろんあいつのことばかりで、気の抜けきったラフな文体でね。眠る前や捜査の合間の昼休憩にささっと書けるくらいの長さで、期間で言えば大体一ヶ月くらいですかね。記念日にでも渡せたらいいな~と思っていたんだけど、ふたりで新しい日記を書きはじめたりとなんやかんやあって、結局渡さずに引き出しの奥にしまいこむことに。
とあることがきっかけでなくしてしまったと思っていたその日記を見つけて、思いきって赤井に見せちゃいました。すこしだけ恥ずかしかったんだけど、あいつのために書いていたものだから。赤井に見てほしい、僕の気持ちを伝えたいという気持ちの方が大きくて。それをね、「どうしよう、嬉しすぎて倒れそうだ」なんて言いながら喜んでくれたんだ。いつもは大人っぽい赤井が幼く見えてかわいくてたまらなかった。どうにも気恥ずかしさは拭えませんでしたが、実はあの時、僕がはじめてとあるバトンに答えた時もこんな反応をしていたな!?とデジャヴを感じていたんですよ。
同棲をはじめてから3年以上の月日が経っているのに、こうやって僕が赤井のためにしたことを喜んでくれる優しくて愛情深いところは全然変わらないなって。そんな赤井が今日も大好きだなあと、あらためて強く思った話でした。
「よし、よし……赤井っ、いきますよ!」
「前方に8歩…赤井が僕と歩く時の歩幅です。」
「そこから僕の肩幅分を右に…近づいてますよ!」
「僕の足のサイズだけ左にずれて!」
「僕に体当たりされた時の反動くらい前へ!」
夜中、衝動的にリビングで始めたスイカ割り。零くんをおんぶして背中から指示を出してもらいながら挑戦したんだが(※零くんが別の場所にいると磁石のようにそちらへ引き寄せられてしまうから…)、指示が世界一かわいいな君。ものすごく分かりやすくて寸分狂わず中心から真っ二つに割ってしまった。
俺たちのラブラブ新婚パワーがスイカに勝った歴史的瞬間だったな。たくさん褒めてもらえた…。
割ったスイカはその場で少し食べて、翌朝スイカジュースにして飲んだ。タイでテンモーパンというらしい、レモン汁やはちみつを混ぜたものだな。氷も入れてミキサーにかけるだけなんだが、おいしい!と喜んでもらえて嬉しいよ。タイと聞いて「赤井とぞうさんに乗りたい」とはしゃぐ零くんがかわいくて、絶対に連れていく…!!と心の中で涙をこぼした。人はかわいさで泣けるものだと、俺はとうに知っている。
今日は大切な用事を済ませた後、ふたりでゆっくり家の中で過ごせた一日でした。フフ、今流行りのステイホームですね。圧倒的インドア派の僕からしてみれば快適な…と書こうとしたのですが、結局のところフロイドと一緒にいられるのならば外でも室内でも幸せなことに変わりはありませんので、僕もかなりほだされているなあと。この季節の暑さにはほとほと参ってしまいますが、夏のフロイドもかわいいのでなんとか持ちこたえています。
それにしても、僕の太ももに挟まってうたた寝をするあの子がかわいすぎたんですけどどうすればいいんでしょう。僕、繊細な外見に反してかなり力が強いので思いきり挟んだら苦しいんじゃないかと思って。様子をうかがっていたんです。そうしたら「遠慮なく顔をぎゅっぎゅっとして~」なんて要請を受けたので、結局のところわりと強めに圧迫することに。とても気持ちよさそうにしていましたよねえ。かわいい寝顔を見せてくれるフロイドに無防備にも程があるのでは?なんて思いながらも、甘えてくれるのが嬉しくてたまらなくて。このかわいいうつぼがいつでも気兼ねなく甘えたりもたれかかったりできるような存在でありたいな、とあらためて思ったホリデーの初日でした。大好きですよ、フロイド。おとなしくしていろと言っただろう。わかってますか。こら!
「こらーっ!大人しくしていなさーーいっ!!」ってアズールがぷんぷん怒ると思うからぁ、今日はちょっとだけ書くわ。(※今日は安静第一な日)
この前すっげー忙しい日があってさあ、サバナがめっちゃ食うせいで座る暇もねぇんだけどー!ってフロア回りながら文句言ってたらアズールが飛び出してきて…なんて言ったと思う?「フロイドを座らせてやりなさい!」って言って、オレをその辺のソファに座らせてからなんと自分もその上に乗ってきたんだよね。なんか重りのつもりだったみてぇ。アズールがオレを贔屓すんのはいつものことだけど、やっぱ毎回初めてのことみたいにちょー嬉しい!おかげでふつーの休憩よりパワー取り戻した気がする~。のしっ!むちっ!みたいなあのかわいい重り、ずっとつけてたいなぁ。死ぬほど大事にすっからさ。