#世界でいちばん愛してる、大好きだよ。
これは僕にとっての魔法の言葉。毎朝目が覚めた時、庁舎の駐車場に到着して捜査本部に向かうのが少しだけ名残惜しい時。日中ふと視線があった時、お昼ご飯を食べて仕事に戻る時。僕たちの家に帰ってお疲れさまの一言と共におたがいをいたわりあう時、おやすみのキスをする時。
赤井が一日に何度も僕に掛けてくれる言葉です。僕はそれを聞くたびに胸がじんわりと熱くなって、1ミリも狂いがないくらいの精密な射撃で心臓を撃ち抜かれたような気持ちにもなる。毎日それを欠かさずにいてくれるあいつのことが大好きですし、僕も忘れたくない、もらった以上に伝えたいと思う。気付けば口から飛び出していることも多いんですけどね。赤井って釣った魚にもわんさかおいしい餌をくれるタイプなんだと思います。秀一、今日も世界でいちばん愛してる。だいすきだよ。残り一日、がんばりましょう！

赤井が前のページに書いてくれた愛言葉という言葉、とても素敵だと思う。かわいいですし響きも好きです。だから残してくれて嬉しい。
今日はどうにも体調が優れず。動けないほど悪いわけではないけどおそらく気圧のせいで気だるさのようなものがあって、仕事が終わりしだい数時間横にならせてもらいました。「朝からなんとなく調子が悪そうだなあと思っていたんだが、」と気にしてくれる赤井は優しくてあたたかい。むやみやたらに心配は掛けたくないけど僕の些細な変化でも気付いてくれる優しいところも好きで、とても複雑な気持ちがないまぜになっています。これ以上心配を掛けないようにしたいのと、週末はひさしぶりに触れあえる予定なので絶対に万全の体制でオフを迎えたい…！これで延期になったら泣く自信がありますね、僕は。治します。心配してくれてありがとう、赤井。今日もあなたを愛してる。

この日記をどちらかが書くと決まって口にするのが、「お風呂が沸いた！」「朝風呂が沸いてる！」だ。言うまでもなくタイトルが関係している。前に零くんが書いてくれていた日記のことは『お緑』と呼んでいて、その時も「お緑が生い茂っている！」とほぼ毎日指を差しながら喜んでいたなあ。日記のことに限らず、俺たちはこんなふうに二人だけの言葉を作って言い交わすことが多くてね、俺はそれがとても好きなんだ。俺たちだけの秘密の暗号、愛言葉のようだろう？まあたった今秘密ではなくなったような気もするが、お互いだけが使う言葉には違いない。
今朝も零くんは寝ぼけ眼のかわいい目をきらきらと輝かせて、「お風呂が！」と嬉しそうに指を突き付けてくれるんだろうな。

#合言葉と書きたくて誤字をしたが、なかなかいい間違い方をしたのでそのままにしておく。

赤井と同棲を始めた頃はまさか年単位で隣を歩く仲になるだなんて思ってもいなかった。それが今では5年先、10年先も。何十年、おたがいに現役じゃなくなってからだってあいつの唯一としてずっと一緒にいたい。今日みたいに特別な日にはケーキを買って、コーヒーと紅茶があるけどどっちがいいですか？なんて他愛もない会話で笑いあいながらね。穏やかであたたかい幸せを分かちあって、何よりも大切にしていきたいなって。心からそう思っています。
#今日、大切な恋人との同棲3年記念日を迎えることができました。

僕の方こそいつもありがとう、秀一。
どんな時も目を見て、まっすぐに気持ちを伝えてくれるあなたのことが大好きです。僕に嘘をつかないて真剣に向き合ってくれるところも好き。愛情深くて穏やかで優しい、今までも、これからもどれだけの時間が経ってもきっと僕だけを見ていてくれるあなたとだから。おたがいを想いあって、たくさんの壁を乗りこえてここまでやってこれたんだと思ってる。
自分自身で気付くものなのかなあ、煙草をやめるとキスの味って変わるんですよね。昔のちょっぴり苦いキスも今の甘いキスも大好きだけど、ひとつの嗜好品を奪った責任はしっかりとりますよ。口さみしくなったらいつだって僕が唇をふさいでやる。これからも栄養たっぷりの料理を作れるように心がけるのでいっぱい食べてくださいね。ふたりでさらに健康な身体と生活を目指していきましょう！ただでさえ3年の歳の差があるんだ、赤井には長生きしてもらわないと困るからな。

秀一、愛してる。あなたのことを誰よりも愛してますし、信頼しています。今日まで一緒に生きてくれて、僕のことを愛してくれてありがとう。これからもよろしくお願いします！大好きだ。