前のオフにプレゼントを贈り合って大の男ふたりが全力で大はしゃぎした反動か、とても穏やかな気持ちで今日を迎えられているよ。ああそうか、俺たちはここまで来たんだなあ、と。
零くんと同棲するようになって丸3年の月日が経った。もちろん今日を祝うつもりで今夜はいちごのドゥーブルフロマージュとコーヒーをのんびり楽しむつもりだが。贈られたカードに書かれていた、「5年、10年、その先もよろしくお願いします!」という美しい字、とても嬉しかったそれを思い出しては「まだまだこれからだぞ」と、これからのふたりの未来を楽しみに思う心が胸を満たす。穏やかな今日という日に足がそわそわと落ち着かなくなるとしたら、きっとその思いからなんだろう。
ありがとう、降谷零くん。俺という男を選んでくれて。この3年間色々なことがあって、笑顔だけではなく涙を流すことがあっても、お互いにそれを拭い合いながらここまで寄り添ってくれてありがとう。君が好きだ。この世の何よりも好きだ。5年、10年、その先もぜったいに君をだれよりも幸せにすると誓おう。君のために煙草をすっかり止めた男だ、かなりの信用に値するだろう?
零、君を愛してる。俺の全てだ。この世の何を差し置いても、これまでもこれからもずっと、俺は変わらずただ一人を抱きしめたい。
キュートな顔立ちとは裏腹のあの圧倒的な握力で心臓を雑巾絞りにされた気分だ…。ほんとうにとんでもないな君は。このままでは、今は俺が必死に押さえ込んでいるそのかわいさがいずれ世界から隠し切れなくなるぞ…。
何の話かと言うと、近いうちにやろうと約束しているプレイがあってな。その件で眠る前にひとつ零くんの希望を教えてくれたんだが。眠たげな舌足らずの甘い声であんなふうに言われてしまっては駄目だなんて言えるはずがない。それに俺もやはりキスができないのは困る。シーツ一枚といえど、君のかわいい顔が隠れてしまうのも。ベッドの上で愛し合いながら君の潤んだ瞳に見つめられるのが、そうしながら何度も名前を呼んで甘えてもらえるのが、俺は何より好きなんだよ。その機会をみすみす逃すのは馬鹿な男のすることさ。
「何を食べたらそんな恥ずかしいプレイを思いつくんですか??」「僕の料理かっ…!」
ちなみにこれは一人で突っ込み一人で納得していたかわいい零くんだ。毎日君の料理を食べて今日も元気に生きている。
特に理由はねぇんだけど昨日そーいう気分だったからジェイドと姿取り変えっこしてて、でもそれうっかり忘れて「アズールぅ~~♡」って思いっきりジェイドの顔したまま抱きついちゃった。だってさぁ、アズールが目の前にぱって出てきたら反射的にそうなっちゃうじゃん。まあオレがミスしなくてもどうせ入れ替わってんのバレてたし、いっかぁって思ってそのまんまいちゃいちゃしてた。だからジェイド(本物)の前でアズールが噴いてたのオレのせい、ごめん。めちゃウケだったなー。
服ん中に頭突っ込んで乳首吸いながらうたた寝すんのが気持ち良すぎて、うたた寝なのにちょー寝たし。アズールが寝る前には起きてちゃんとおやすみのチューしたけど。「な、なぜ乳首を…。お前が赤ちゃんだからか…!?」ってもぞもぞしてたのに、すぐ優しくギューってしてくれんだよね。オレのアズールはお世話もしてくれるし包容力もすげぇの。でも実は世界でいちばんかわいい甘えんぼ。オレと一緒に夢の中にいけねーとさみしいんだって。ねえアズール、夢ん中に乗り込んでった時、おーいって手振ってたの気付いた?
「今日は仕事が捗りそうにない」だなんて、まだ庁舎に着いてもいないのに朝っぱらからマイペースな恋人の発言を取りあげてのろけていきます。そりゃあもう、背中を叩いて一発喝を入れてやりました!……とでも書けたら格好が付くんだけど。実のところ僕はやる気のない赤井を前にしたら、毎日がんばってるし働き詰めなんだからたまに休暇を取るのもいいのでは?旅行にでも行くか!肩を揉んでやろうか、お茶でもいれますか!?と甘やかしたくなってしまうタイプです。世話をやきたくなっちゃうんだよな。でも赤井は僕に身の回りのことをあれこれ世話されるのが好きなのでよし!つくづく相性がいいと思いますね。
それから、実際は僕が背を叩く必要はなくて。いつにも増してきりっとした顔で捜査にあたっていました。どうしたのかな?と思ったんですけど、僕がプレゼントした腕時計を身につけていると気持ちがきりっ!とするんだって。かわいすぎないか??かわいいのにかっこいいって最強だ。一生敵いませんよ。
#次は何のジャムがいいですか?(→🦉リベンジバナナはどうかな?)
バナナ…!!
赤井は絶賛僕の服の中に顔を突っ込んでうたた寝真っ最中なので、その間に私信やら記念日に書きたいあれこれをまとめていこう。
>書きたいことが多すぎてなかなかまとまらない…!こんなやつもいたな〜と気長に待っていてもらえると嬉しいです。