日記を書いたことを自分からアピールしてくる赤井がかわいい。数日過ぎてしまったけれど幸せだったり嬉しかったり、このあたたかい気持ちを日記にも残しておきたいので少しだけ。それにしてもデート、楽しかったなあ。書きたいことが山ほどあるので、マイペースにページをめくっていけたらと思っています！

きっと零くんと同棲を始めた頃から日数を数えた方が早い、ずいぶんと昔の話。とあることを話していて当時の会話を思い出すことがあったんだが、時を経て知った真実に驚いて、ときめいてしまった話をしよう。
俺が好きな映画の内容を絡めた冗談に、当時の零くんは自然な口ぶりで話に乗ってくれたな。だが聞いたところによると、実はあまり知らずに詳しく調べてくれていたらしい。「気を引きたかったのかな。あとは共通の話題が欲しかったのと…」と。俺の記憶が確かなら、あの時はそんなことは言っていなかったよな？ああ、零くんも知っていたんだなあと嬉しい偶然に喜んでいた記憶しかない。気を引きたかった。くそっ…かわいいにも程があるぞ、君…！今も昔も、君は俺の心を揺さぶるのが誰よりうまい。俺の気持ちはいつだって君だけのものだよ、零くん。引いて、そのまま抱きしめてほしい。俺も君の心を絶対に離さないから。

寝ぐせで前髪の分け目が逆
いきなり「ん！？見てください赤井っ」と大声を上げた零くんのほうを見ると、いつもは右前でクロスしているかわいい前髪が…なんと左前にクロスしていた。寝ぐせなのか？新鮮でかなりかわいかったので「とてもいい！」と力説すると、普段からこっちにしようかな…と嬉しそうに前髪をいじいじするんだ。愛が溢れた。俺の言葉ひとつで簡単に染められてしまう君がほんとうにかわいいよ、零くん。

しょうゆ派から塩こしょう派へ
目玉焼きとサラダ、トースト、コーヒーのモーニングセットを緑が美しいテラス席で優雅に頂く零くん。姫だな…と思いながら眺めていたら、目玉焼きについての感想がなんとも素朴でかわいらしかった。いつもは日本男児らしくしょうゆを掛ける零くんが、塩こしょう派に乗り換えるかもしれないほどうまかったようだ。今日のモーニングも当たりだったな、俺まで嬉しくなったよ。

かわいすぎて虹が掛かる
さあ店を出ようかという頃、零くんの目の前に虹がかかった。やはりプリンセス……。いや、おそらく太陽の光が虹のように見えたんだろうが、しかし本物の虹が零くんのかわいさを祝福しにきたという線も捨てきれん…！そんなプリンセスは俺の荷物を片手で軽々持ってくれるかっこいい子だ。数多の顔で俺の心臓をわし掴む君が好きだよ…。

番外編
『俺の尻まもり』（クッションのこと）という単語がなぜかツボに入ってしまうところ。

寝起きのトリックオアトリート
ホリデーの朝にフロイドが「かぼちゃ味のジャック・オー・ランタンとか、もっとハロウィーンぽい見た目のやつもあったんだけどさぁ。」と言いながら差し出してきたのは、魔女の帽子やナッツがあしらわれていてとても可愛らしいピスタチオ味のチョコレート。お菓子をちょうだい、とねだるのではなくわざわざ選んでプレゼントしてくれる。そんなところもあの気まぐれなウツボらしいというか。…かわいいですね、本当に。胸がぎゅっと締めつけられる。ああ、受け取りつつももちろん別の時間帯を狙ってしっかり悪戯はさせていただきましたので。ふふ、ご安心くださいね。

仮装をした赤井に見惚れて、その姿をひとりじめにしながら他愛もない話をしてじゃれあって、ゆっくりと身体を重ねて。充実したオフを過ごした夜はいつも少し、ほんの少しだけベットに潜りこんで目をつむるのが惜しくなってしまう。なんて言いつつ、ふたりでぐっすり眠って朝を迎えているんだけどね。睡眠って大切です。
今日で赤井と交際をはじめて40ヶ月目の記念日を迎えることができました！おめでとう、キリがよくて嬉しいな、なんて話を眠る前にして、すごく幸せなオフだったなあ。もう11月か、月日が流れるのが早いですね。今年もあと2ヶ月で終わりだなんて信じられないな。なるべく急くことのないよう一日一日を大切に、僕の大好きなひとと楽しい毎日を過ごせたらと思っています。今日も愛してる、秀一。あなたのことが大好きだよ。
そういえば昨晩「零くん零くん、」と呼びかけられて何かと思えば。「明日はかわいいおでこは封印して、俺だけのおでこにしてくれよ。」だって。もうっ…かわいすぎるんじゃないか！？言われなくても〜！！という感じですよね。あいつ、こういうところはすこしだけ子どもっぽいというか。独占欲は結構強くて（僕も嫉妬深さでは負けないけど！）、そんな一面も大好きなんだよなあ。毎日胸がいっぱいです。安心してくださいよ、僕も、僕のおでこも全部赤井だけのものですから。
>ハロウィンの話はまた別のページにゆっくり書けたらと思ってます！