「僕も……電話、かけたいっ…!!」「赤井に電話、かけたい…!!」
始まりは俺がボウヤと電話していたのを見た零くんのこの言葉からだった。思い返してみると俺の記憶以上にものすごく電話を掛けたがっているな。それから即座にスマホに電話が掛かってきたんだが、何と発信主は隣にいた。何なら耳元で囁ける距離だ。なぜこんなにかわいいことをするんだ、この子は…!とかなりときめいて、しばらく電話越しの声を楽しみながらお喋りしたよ。肉声が重なって聞こえるのが何ともたまらない気持ちにさせてくれる。
「もしもし、赤井ですか?僕です、れい。」
「僕です。」と、俺も零くんからの電話が欲しくてずいぶん前にも掛けてもらったことがあったなあ。愛が深まったからだろうか?あの時よりもずっと、電話越しの声が甘く響いて心地よかった。ドキドキしたよ。零くん、俺の零。今日も世界でいちばん君を愛してる。
俺も零くんに電話する機会を窺っているんだが、ついつい目を見ておしゃべりしてしまう。いつも君がすぐそばにいるから。
#やったな、零くん!君ならやれると信じていた。
#赤井!やったぞ!
……と、達成感のあまりページを増やしてしまったんですが。それだけだと味気ないのでこの前映画を観た時の会話の記録でも。
>赤井赤井、僕がいつもの時間にベッドとなかよくしていたら殴ってでも起こしてください。愛してる!マグカップの話。
先日赤井と観ていたとある映画にFBIの主張が激しいマグカップが出てきて、思わず欲しいっ…!!と思ってしまった時の会話の記録。
「FBIカップがあったぞ、今…!!」
「FBIカップ!」
「あるな!」
「欲しいな!?」
「FBIカップという響きがおもしろいっ…。」
「あれどこに売ってるんですか?アメリカでしか買えないのか!?」
…
「(さっそくFBIマグカップを見つけてくれる赤井)」
「これで僕もFBI気分に…なっていいのか??日本の公安警察ともあろう者が…!」
「公安カップはないのか?俺もほしい。」
「公安警察なのに…と言いながらFBIカップを使う君を想像したら宇宙一かわいい。」
「公安カップってなんだろうな。旭日章でも書いてあるのか?」
あらためて考えてみると、僕は行書体で「公安警察」とでかでかと書かれたマグカップでもいいと思う。
日記でも何度か話題にあげていると思うけど、僕は赤井の髭が大好きだ。ご覧の通り普段はしっかり処理してつるつるのあいつですが、僕が明日は触りたいとねだると「ふふ、いいよ。君ならいくらでも触ってくれ。」なんて笑いながら剃らずにいてくれるんだ。優しいよな〜!髭が生えた時の赤井ってもう、いつにも増して色気がすごくて。それでいて普段よりもラフな感じがして…ひとことで言うなら僕だけしか見れない休日の赤井秀一、という感じかな。ふふふ、今回もひとりじめしちゃいました。おいっ赤井、思いだすだけでにやけちゃうんですけどどうすればいいですか?
自分で好きなだけ触れるのも嬉しいし、赤井が肌をくっつけてじょりじょりと擦り付けてくるのも好きだなあ。ものすごくくすぐったいんですけどね!それも嬉しくて、何気ないじゃれあいが幸せだなあと心底思うよ。たっぷり楽しませてもらったお礼に丁寧に剃ってあげたので赤井もご満悦のようです。「大人しくしてるよ、きれいに剃ってくれ。」と身を委ねてくれるのがかわいくてかわいくて…!よし決めた、また近いうちにおねだりしよう。
昨晩の夜、幸せが押し寄せてきて僕もとうとうここまでかと本気で思った。オフに赤井とたっぷり触れあいながら愛しあうことができて、他にも楽しいことをたくさんできて嬉しかったし、浮かれた気持ちのまま1月11日は1が並んでいるから秀一の日ですね〜!と本人に伝えたところ。「秀一の日は結婚200日記念日でもある」なんて笑われ……僕としたことがあと10日もせずに訪れる恋人1300日記念日に気を取られていてね、赤井に先を越されたというわけです!嬉しいけどくやしい。ここだけの話なんだけど僕、かなり負けず嫌いなんだよ。夫婦になっても変わらずね。
次の記念日は負けないぞ!と意気込みつつ。それだけじゃないんです。日付が変わってすぐに赤井が書いてくれた日記を見つけて緩む頬を抑えられなかったし、嬉しさのあまりベッドから落ちました。いや、本当ですよ!普通に、普通に落ちた。僕を引きあげてくれようとする腕のあたたかさだとか、勢いのままに頬擦りした肌の感触。僕が上に乗ってもひとことだって重たいからどけ!なんて言葉は出てこなくて、両腕でぎゅっと抱きしめてキスしてくれる温もりが大好きなんだ。それから、僕と同じくらい幸せそうな顔で「あと4ヶ月で君と同棲を始めて4年になるんだなあと考えて、すごく嬉しくなった。」なんて呟くあいつの何もかもが愛おしくてたまらなかった。僕も同じ気持ちだよ、秀一さん。誰よりも愛してる。いつも、本当にありがとう。
🐥「僕が腕枕してあげる。」
普通の、何も特別なところはない言葉だとは思うんだが、なぜだろう?とてもときめいてしまって今こうして書いていても心臓が昂っている。この純真な心臓も優しく腕枕してくれ。
🐥「おじさん零くんは…こういう素朴なものも大好きなんですが、夜中のラーメン…!」
夜中に七草粥を作って食べていた時だな。前に「夜中に罪を犯そう」とふたりでカップラーメンを食べたんだが、あれを思い出して嬉しそうにしていたのがかわいかったんだ。またやろうな。そしておじさんを名乗る零くんが愛おしい。見た目は全くおじさんではないのに。
🐥「見てください赤井、ほら!いっぱい食べてますよっ。」
七草粥をいっぱい食べてますよアピール。見てる、いつでも君を見てるんだよ、俺は。こういうところも大好きだなあ。零くんにアピールされるのが好きなのかもしれん。
🐣「見てくださいあれ、世界でいちばんかわいいよって。世界でいちばんかわいいんだって!」
俺が零くんの日記にメッセージを書き添えていたのを見つけて、寝ぼけながらもベッドの中でにこにこしていて。シーツにくるんで閉じ込めてしまいたいくらいかわいかった。そう、君は世界でいちばんかわいい。何度でも言いたいんだ、ほんとうのことを。