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14 :me|rl|in(F/G/O)
2023/09/30(土) 06:06

確保

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13 :me|rl|in(F/G/O)
2023/09/06(水) 21:19

 久遠の刻を共に。 


今宵の空は星が煌めいていてとても綺麗だった。…まぁ時刻は深夜というやつなんだが、先程森まで木の実を取りに行ってね。王様が何事かとこちらを見ていたので、ただの空腹だと伝えたら "聞いて損をした" と言われたよ。はは、手厳しいね。

さてさて、この場所も長い事綴っているけれど、日記タイトルに法則性があると気付いた子はいるだろうか。あいうえお順というものでやっているんだ。特に何か理由があっての事ではないけれど、こうすると考え至り易くてね。書いていて被らないし中々いい案だと思っているんだ。

余談はさて置き、王は今日も執務が多忙だったよ。私の相手をする暇すら無いといった具合で、少し妬けてしまった。ん?何にって執務にさ。ははは、人でさえないものにさえ妬くだなんて、随分と子供染みていると思うかい?私としては私以外のものに彼が取られてしまうのはどうにも腑に落ちなくてね。どれほど彼をこの腕に抱こうとも、身体を重ねようとも足りないものだから。
欲深い面倒な男だと自負はしているんだがそれでも好いていると言ってくれるギルガメッシュ王は懐が深いなぁ。それにつけ込んだのは他でもない私だけれどもね。

この腕から離れるその日が来ることが恐ろしくて目を逸らしてしまう私を、キミは哀れと言うだろうか。

明けていく空を見上げて想うのはキミのことばかりだ。涙が溢れてしまうぐらいには、 愛おしいんだ。


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12 :me|rl|in(F/G/O)
2021/06/03(木) 23:35

 帰途に想う。 


確保から一体どれだけ時間を置けば気が済むのだろうね、いやぁ中々に多忙な日々を送っていたものだからこちらに顔を出す暇も無かったなぁ。
凡そこの日記に目を通してくれていた子はこの場を去っているか、飽いてしまっているかだろう。すまない事をしたと思っているよ。

その後、王とはどうなっているか…前回もそんな問答を連ねていたけれどなんだかんだと続いているから安心してほしい。彼は目移りする事なく私だけを見てくれているからね。ありがたいことこの上ない話だ。私はそう良いものでもないというのに、彼の王は「貴様以外はいらぬわ、たわけ」と来たものだから全く本当に何年経とうと骨抜きにされてばかりだとも。

此処を構えた時には王の綴り場も共に作ったのだが、ウルクの仕事を一身に抱える彼からすれば日記などというものに時間は割いておれん、との事でね。少しばかり残念だが、いつか綴ってくれるその言葉を楽しみにしたいと思うよ。
むしろこの場へ綴ってくれても構わないぐらいなんだけれどね。

さて、報告はこんな所だろうか。これを目にして王は喜んでくれるのか、はたまた一蹴されるのか……私としては是非に部屋へ呼びつけてもらって"よくやった"と言われたいところさ。それぐらいの欲はあると彼に知っておいてもらいたい。…なんて、少しばかりの自我を置いて行くとするよ。



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11 :me|rl|in(F/G/O)
2021/03/29(月) 18:09

 花片散れば、 


舞い遊ぶようにこの掌に落ちて。
…いやあ、相もかわらず詩的な始まり方をしてしまったなあ。はは、なんとも浪漫、風情がある。そう思わないかい?

久しくこの場を空けてしまっていたね、申し訳ない。少しばかり予定が立て込んでいて顔を出すことが叶わずにいた。刻はつねに移ろいゆくものだから私が居ずともこの世界は流転するのだけれどね。なんと美しく儚い世界なのだろうか。興味深いよ。…ん?王とはどうなっているか、かい?もちろん上手くいっているとも!そう簡単にこの腕の中から解き放つつもりはないさ。あんなにも愛おしい存在は彼ぐらいのものだ。

今は執務の合間に仮眠をとっている姿を見つめていたところだが、なぜこうも彼は整った顔立ちをしているのだろう。見れば見るほど触れたい欲が止まらない。いっそ私の世界に、理想郷の中に閉じこめてしまいたいと願わずにはいられないね。
さて、目覚めるのをおとなしく待ってのちほどご褒美でももらおうかな。

▹▸ W117 彼の王へ これはこれは…王自らとは、はは驚いたよ。不思議と懐かしいような気持ちになるのはなぜだろうね?さて、改めてこちらの棚へ並べさせてもらったこと、このような文を残してくれた事に感謝を。【此処に足を運んだ際に先ず手に取ったものが君の本】とはなんとも畏れ多いね。しかし続く言葉も含めて幸甚の至りだよ。
かくいう私もそちらの書ができてすぐに目を通させてもらっていたのだけれどね。日々癒しをいただいているとも。今後紡がれる物語も楽しみに待っているよ。


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10 :T|r|e|y(t/w/s/t)
2021/02/25(木) 10:53

 鬼の霍乱。 


病なんて表現をするのも悩ましいが、最近の俺はすっかり参っている気がする。
あいつを見てからと言うもの、頭から本気で離れなくて、今この瞬間さえ授業を受け、寮生の世話をし乍もお前の事を思い浮かべている。

恋の病。そんなもの俺以外の誰かに話そうものならあっさり笑って何を馬鹿なことをと一蹴されるに違いない。然し、縁は異なもので、俺はお前に出逢ってしまった。あの夜を忘れられないんだ。
…ジャミル、お前はいつも俺の言葉を軽やかに躱してすり抜けていく。が、俺だって男だ。何時迄も其れを赦してやる程、優しくはない。
頭の上に腕を置き逃れられぬ様その細い腕を掴んで壁へと縫い付けた。戸惑う視線が射抜くのを真っ直ぐ見下ろして告げた一言。

「何時になったら、お前は俺を見てくれるんだ?」

言葉に乗せて一つ。頬が驚愕で紅く染まって一つ。逃れない様子を見て俺が逃げ道を完全に塞いで一つ……。嗚呼、その心さえも、落書きで塗り替えられたらどんなに──幸せなんだろうな…?
でも、その顔は、満更でもない、って顔だろう?なあ、ジャミル。

▹▸ W126 の後輩へデュース、本棚へ追加してくれてありがとな。今回の投稿で俺が誰に惚れてるかは伝わったと思うが、はは、俺としても気恥ずかしいからお互い様だ。然しお前の日記は見ていて何だかほっこりするな。更新、楽しみに待たせてもらう。これからもよろしくな?


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